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卒乳後のバストアップに効果的な方法とは?しぼんだ胸は元に戻るのか?バストアップのプロが解説

卒乳後のバストアップに効果的な方法とは?しぼんだ胸は元に戻るのか?バストアップのプロが解説

出産を経験した女性が抱える悩みのひとつに、授乳期を経て「バストの形や大きさが以前とは変わってしまった」ということが挙げられます。特に、卒乳後に胸がしぼんでしまったと感じている方は多いのではないでしょうか。

授乳による乳腺の変化やホルモンバランスの乱れ・皮膚の伸びなど、さまざまな要因が重なり胸のボリュームダウンが引き起こされます。しかし、正しいケアと生活習慣を取り入れることで、バストのハリや美しさを取り戻すことは可能です。

この記事では、卒乳後の胸がしぼむ原因やバストアップに効果的な方法・バストケアのコツなどについて、プロの視点から詳しく解説していきます。卒乳後のバストにお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

卒乳後に胸がしぼむ原因とは?

卒乳後に胸がしぼむ原因とは?

妊娠から授乳期間にかけてはバストが大きくなったのに、卒乳後は「胸がしぼんだ」「胸が小さくなった」と感じる女性は少なくありません。なぜ、このような変化が生じるのでしょうか。

ここでは、卒乳後に胸がしぼんでしまうおもな原因について詳しく解説します。

乳腺組織の機能低下

妊娠から授乳期にかけて、赤ちゃんに母乳を与えるために乳腺組織が発達します。この変化によって胸にハリとボリュームが生まれますが、卒乳後は母乳の必要がなくなるため乳腺の活動が低下し、元の状態に戻ります。

その結果、胸のボリュームが減少してしぼんだように感じるのです。

女性ホルモンのバランスの乱れ

妊娠中や授乳期には、エストロゲンやプロゲステロンといった女性ホルモンの分泌量が急激に増加します。このホルモンの働きで乳腺が発達し、胸はふっくらとした状態を保ちます。

しかし、卒乳後はホルモンバランスが急激に変化して分泌量が減少するため、胸のハリが失われやすくなります。さらに、育児中は赤ちゃんの夜泣きや授乳による睡眠不足が続き、自律神経が乱れることも少なくありません。

その影響で女性ホルモンのバランスが崩れ、胸のボリュームや肌のハリを保ちにくくなることがあります。そのため、胸の形が崩れたり、小さくなったように見えたりするのです。

胸の皮膚が伸びてしまったため

妊娠中から授乳期にかけて胸が大きく膨らむと、その変化に対応するため皮膚が大きく引き伸ばされます。特に、授乳期は短期間でバストサイズが頻繁に変わることが多く、皮膚や胸を支えるクーパー靭帯(乳房を内部から支える靭帯)に大きな負担がかかります。

そして、卒乳後に胸が元のサイズに戻ると、伸びた皮膚がたるみとして残ることがあるのです。その結果、バスト全体がしぼんで見えたり、ハリを失ったように感じたりする場合があります。

さらに、加齢によって皮膚の弾力を保つのに重要なコラーゲンやエラスチンの生成量が減少すると、一度伸びた皮膚が若い頃のように元に戻りにくくなります。これも卒乳後のバストの変化をより顕著に感じる原因です。

授乳中の姿勢の影響

授乳時は、赤ちゃんに合わせて前かがみの姿勢を取ることが多くなりますが、この姿勢を長時間続けると肩や背中の筋肉が凝り固まり、胸を支える筋力が弱まります。また、猫背や肩が内側に入った姿勢が習慣化すると、胸が下がりやすくなり、形崩れの原因となります。

姿勢が悪いことで血流も悪化し、胸に必要な栄養や酸素が届きにくくなるため、ボリュームダウンやハリの低下につながってしまうのです。

合わないブラジャーの着用

卒乳後、胸のサイズや形が変化しても、授乳前に使用していたブラジャーをそのまま使い続けている方もいるではないでしょうか。しかし、サイズが合わないブラジャーでは胸を正しい位置で支えることができず、胸が下垂したり、形が崩れたりする原因になります。

また、授乳用ブラジャーを長期間使用している場合も注意が必要です。授乳用のブラは母乳を与えることを優先してデザインされているため、胸の形を美しく整える効果は期待できません。さらに、締め付けが強すぎるブラジャーやサポート力の弱いブラジャーは、胸周りの血流を妨げることがあり、胸のハリや弾力を失いやすくする原因となります。

卒乳後のバストアップに効果的な方法

卒乳後のバストアップに効果的な方法

ここでは、バストアップに効果的な方法を紹介していきます。バストケアは日々の積み重ねが大切です。正しいケアを取り入れて、美しいバストを取り戻しましょう。

栄養バランスのとれた食事をする

バストアップには、栄養バランスの取れた食事を摂ることも重要なポイントです。必要な栄養が不足すると、ハリやボリュームのあるバストを維持することが難しくなります。

「バストアップに効果的」といわれている特定の食品だけを食べるのではなく、さまざまな栄養素をバランスよく摂取することが大切です。以下の栄養素は、バストアップをサポートしてくれる成分として知られています。日頃から意識して摂取するようにしましょう。

タンパク質

タンパク質は、大胸筋(バストを支える筋肉)の材料になるだけではなく、女性ホルモンのバランスを整える働きをもつ栄養素です。バストの土台を強化するために、積極的に摂取しましょう。

タンパク質を多く含む食材には、以下のようなものがあります。

  • 肉類
  • 魚類
  • 大豆・大豆製品(豆腐・納豆・豆乳)
  • 牛乳・乳製品

食事から十分なタンパク質を摂るのが難しい場合は、プロテインを活用するのも方法のひとつです。

イソフラボン

イソフラボンは、大豆や大豆製品に含まれる成分で女性ホルモン「エストロゲン」と似た働きをするとされています。バストアップを目指す人には、欠かすことのできない代表的な栄養素です。

イソフラボンを含む食品は、以下のとおりです。

  • 豆腐
  • 納豆
  • 豆乳
  • きな粉

ビタミンC

ビタミンCは、バストを支える「クーパー靭帯」の強化に役立ちます。クーパー靭帯を構成するコラーゲンの生成を促進するため、バストの形を保つサポートをしてくれます。

ビタミンCを多く含む食品には以下のようなものが挙げられます。

  • パプリカ
  • ブロッコリー
  • 柑橘類(みかん・グレープフルーツ)
  • キウイ
  • イチゴ

ビタミンE

ビタミンEには血行促進作用があり、バストへの栄養や酸素を届きやすくする働きが期待できます。また、女性ホルモンのバランスを整える働きもあるとされており、バストケアにも効果的です。

ビタミンEを含む食品は、以下のとおりです。

  • アボカド
  • ナッツ類(アーモンド・くるみ)
  • かぼちゃ
  • モロヘイヤ

ボロン(ホウ素)

ボロンはエストロゲンの分泌を活発にするとされているミネラルの一種で、バストアップに効果が期待できる成分のひとつです。キャベツやリンゴ・ブドウなどに含まれているため、これらを積極的に食事に取り入れてみましょう。

筋トレでバスト周辺の筋肉を鍛える

筋トレでバスト周辺の筋肉を鍛える

バストの約90%は脂肪でできていますが、その土台となる大胸筋を鍛えることで、胸全体の形や位置を整えることができます。ここからは、バストアップにおすすめのエクササイズを紹介していきます。

壁押しエクササイズ

初心者でも簡単に取り組めるエクササイズです。壁を利用して胸周りの筋肉を効果的に刺激できます。

  1. 壁の前に立ち、肩幅に手を広げて壁に押し当てる
  2. 壁を押し返すように力を入れ、胸周りの筋肉を意識する

10~15回を1セットとして、2~3セットおこないましょう。

プッシュアップ(腕立て伏せ)

器具を使わず、胸を集中的に鍛えられるエクササイズです。バストのボリューム感を保つ効果が期待できます。

  1. 手を肩幅より広めに開き、床につける
  2. つま先立ちになり、頭からかかとまで一直線をキープする
  3. ゆっくりと肘を曲げ、体を限界まで下ろしたら元の姿勢に戻る

10回を1セットとして、3セットを目標にしましょう。体力的に難しい方は、ヒザをついた状態でもおこなっても効果があります。

ダンベルフライ

軽めのダンベルを使い、胸を開閉する動きをおこなうエクササイズです。バストラインを引き締める効果が期待できます。

  1. 仰向けになり、ヒザを立てる
  2. 両手にダンベルを持ち、真上に持ち上げる
  3. ゆっくりと両腕を左右に広げ、限界まで開いたら元の位置に戻す

10回を1セットとして、3セットを目安におこないましょう。

バストマッサージを習慣にする

バストマッサージには、血流やリンパの流れを促進し、胸に必要な栄養が行き渡りやすくする効果が期待できます。バストアップを目指すのであれば、入浴後の血行が良くなったタイミングでおこなうのがおすすめです。

  1. 左手の親指を右側のバストの谷間に置き、残りの指をバストの下に添える
  2. 指を使って円を描くように、バスト全体をやさしくマッサージする
  3. 右手を使って、左側のバストも同様にマッサージする

手のひらでバストを包み込み、力を入れすぎないよう注意してマッサージしましょう。マッサージオイルやクリームを使用すると、滑りが良くなり肌の摩擦を防げます。

バストマッサージのやり方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
>>育乳マッサージはどれくらい効果がある?プロ直伝の正しいセルフケアもご紹介
>>バストアップのプロ直伝!正しいバストアップマッサージの方法を解説

サイズの合ったブラジャーを着用する

卒乳後は胸のサイズや形状が変化するため、自分のバストに合ったブラジャーを選ぶことがとても重要です。適切なブラジャーを着用することで、バストを正しい位置に保って形崩れを防ぐだけでなく、バストをより美しくボリュームのある印象に見せることができます。

卒乳後のブラジャーを選ぶ際は、以下のポイントに注意しましょう。

必ずフィッティングする

卒乳後は妊娠前のブラジャーと同じサイズを選んでしまいがちですが、実際のバストサイズは変わっていることがほとんどです。

必ず現在のサイズを測定し、自分にぴったり合うブラジャーを選びましょう。下着専門店でプロのフィッティングを受けるのもおすすめです。

サポート力のあるデザインを選ぶ

卒乳後のバストは柔らかくなり、ハリを失いやすい状態です。そのため、カップ全体で胸をしっかり支えるタイプや、サイドから胸を寄せてくれる設計のブラジャーが適しています。

ワイヤー入りや補正機能付きのブラジャーも、形を整える助けになります。

定期的に新調する

ブラジャーは、使い続けるうちに生地が伸びたり、サポート力が低下したりします。特に使用頻度の高いものは、少なくとも1年に1回を目安に新調することを心がけましょう。

プロが教える卒乳後のバストケアのコツ

プロが教える卒乳後のバストケアのコツ

卒乳後にしぼんだ胸をケアするためには、適切なバストケアと正しい生活習慣を継続することが大切です。

ここでは、バストアップのプロが推奨する具体的なケア方法を紹介していきます。毎日の習慣に取り入れて、理想のバストを目指しましょう。

バストクリームを使用する

バストケアをする際には、バスト専用のクリームを使用することをおすすめします。バストクリームには保湿効果だけではなく、バストアップを目的とした成分が配合されているものも多いため、卒乳後のしぼんだ胸のケアに最適です。

効果を高めるポイントは、入浴後の体が温まったタイミングで塗布することです。このとき、バストマッサージを併用すると血流やリンパの流れが促進され、さらに高い効果が期待できます。

毎日のケアに取り入れることで、バストのハリや弾力を取り戻しましょう。バストクリームについては、以下の記事でも詳しく説明しています。
>>バストアップクリームって効果ある?なし?わかりやすく解説

育乳ブラ・ナイトブラを着用する

日中は育乳ブラ、夜はナイトブラを着用することで、バストの形を整えながら下垂を防ぐことができます。卒乳後は胸の脂肪が柔らかくなって流れやすくなっているため、正しい位置に脂肪を固定するためのブラジャー選びが必要です。

  • 育乳ブラ
    サポート力が高く、胸をしっかり寄せて上向きに保つ設計のものを選びましょう。デザインだけでなく、フィット感や機能性を重視してください。
  • ナイトブラ
    寝ている間にバストが脇や背中に流れるのを防ぐ役割があります。締め付けが強すぎず、快適に眠れるタイプを選ぶのがポイントです。

どちらも自分に合ったサイズを選び、定期的にフィッティングをおこないましょう。

女性ホルモンの分泌を促す生活を意識する

女性ホルモンの分泌を促すことは、バストのハリや弾力を保つための重要なポイントです。卒乳後のバストアップを目指している方は、以下のポイントを意識しましょう。

  • 良質な睡眠をとる
    ホルモンバランスを整えるには、質の良い睡眠をとることが大切です。就寝前にはスマホやPCの使用を控え、リラックスできる環境を整えましょう。
  • ストレスを溜めない
    ストレスはホルモンバランスを乱し、バストケアにも悪影響を及ぼします。趣味を楽しむ時間や深呼吸など、リフレッシュできる方法を日常に取り入れてください。
  • 栄養バランスのとれた食事をとる
    栄養不足はホルモンバランスを乱す原因となります。紹介したバストアップに良い栄養素をしっかり摂り、バストアップをサポートしましょう。
  • 適度な運動をする
    ヨガやストレッチなどの軽い運動は血行を促進し、女性ホルモンの分泌にも良い影響を与えます。無理のない範囲で毎日の習慣に取り入れましょう。

しぼんだ胸は元に戻るのか?

しぼんだ胸は元に戻るのか?

卒乳後に胸がしぼんでしまうと「もう元に戻らないのでは?」と不安になる方も多いでしょう。ここからは、卒乳後にしぼんだ胸は元に戻るのか、詳しく解説していきます。

セルフケアでも改善は可能

しぼんだ胸を完全に元の状態に戻すことは簡単ではありません。ただし、ここまで紹介してきたバストアップ方法やバストケアを継続することで改善が見込めます。

大切なのは、バストアップにいい習慣をコツコツと続けることです。諦めずに地道にケアを続けていくことで、やがて良い結果へとつながっていくでしょう。

しかし、なかには「セルフでのケアは続かない」「確実にバストアップしたい」と思う方もいるかもしれません。そのような方は、バストアップの専門家に相談するのもひとつの方法です。

豊胸術なら確実にバストアップできる

確実なバストアップを目指すのであれば、豊胸術も選択肢のひとつです。ここでは、おもな豊胸術の種類と、その特徴について説明していきます。

豊胸術 特徴
シリコンバッグ挿入 シリコンバッグをバストに挿入する施術
持続性が高く、理想のサイズや形にできることがメリット
ヒアルロン酸注入 注射により手軽にバストのボリュームをアップできる方法
施術時間が短いことが魅力
脂肪注入 自身の脂肪をバストに注入して自然なふくらみを与える方法
部分痩せとバストアップが同時にできることがメリット

バストアップサロンでのケアも効果的

「バストアップはしたいけれど、豊胸術には不安がある」「自然な方法で改善したい」という方には、バストアップサロンでのケアがおすすめです。

バストアップ専門サロンRococoでは、プロの技術による施術で、しぼんだ胸の改善をサポートしています。Rococoではオールハンドのマッサージで流れた脂肪をバストに戻し、最新美容機器を用いた独自マッサージでハリ感のあるバストを目指します。

ていねいなカウンセリングでバストのお悩みに合った施術をご提案しますので、ぜひお気軽にご相談ください。初めての方には、初回限定の特別価格もご用意しています。

まとめ

卒乳後のバストアップに効果的な方法を紹介

今回の記事では、卒乳後のバストアップに効果的な方法を紹介してきました。しぼんでしまった胸も、セルフケアを続けることで妊娠前のバストに近づけることができます。卒乳後のバストに合わせたブラジャーの着用や、食事をはじめとした生活習慣の見直しもバストアップの助けとなるでしょう。

また、育児で忙しいなか、セルフケアをするのは難しいという方にはバストアップサロンでの施術もおすすめです。ぜひ、本記事で紹介した内容を参考に、自分に合った方法でバストアップを目指してください。