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バストが小さいことでお悩みの20代の方は、「胸が小さいのは遺伝」と諦めてしまうケースが少なくありません。ですが実際には、遺伝で胸の大きさが決まるのは3割程度といわれています。つまり残りの7割は、これからの生活習慣の改善などの外的要因によって20代でもバストアップが叶う可能性が十分あるということです。
そこでこの記事では、20代でもバストアップが叶う効果的なバストケアについてくわしく紹介します。ぜひ憧れの豊かで美しいバストを手に入れましょう。
20代でもバストアップできる?
20代でもバストアップすることは可能です。20代は気持ちも体も大人の女性として整う段階にあり、同時に最も美しく輝く時期ですが、バストについて深刻に悩んでいる人も少なくありません。
20代ではバストが小さいことで悩む方が最も多いですが、理由によっては20代でもバストアップは十分可能です。まずバストアップの仕組みを確認してみましょう。
バストアップの仕組みとは?
バストアップで重要なのは、乳頭から放射状に並んでいる「乳腺」を発達させることです。
乳腺は母乳を作る役割を持った大切な組織で、その周りは脂肪によって守られています。
バストは9割が脂肪、残りの1割が乳腺組織で構成されているため、乳腺を発達させれば自然に周りの脂肪の量が増えて、20代でもバストアップが可能なのです。
では、20代で乳腺を発達させ、バストアップを叶えるにはどうすれば良いのでしょうか。
乳腺を発達させるには?
乳腺を発達させてバストアップを叶えるには、女性ホルモンの分泌を促すことが大切です。女性ホルモンの「エストロゲン」には丸みを帯びた女性らしい体を作る働きがあり、エストロゲンが多く分泌されれば乳腺を発達させることが期待できます。
乳腺は本来母乳を作るためのものですが、妊娠しなくても女性ホルモンによって乳腺が発達する仕組みに変わりありません。20代でも女性ホルモンによる乳腺の発達でバストアップは可能です。
20代はバストアップする絶好のチャンス!
20代はバストアップする絶好のチャンスです。一般的にはバストアップするのは成人くらいまで、といわれていますが、実は20代の方の中にはバストアップできる環境が整っておらず、成長できていないケースもあるようなのです。
他にも、20代がバストアップする絶好のチャンスである理由はいくつかあります。ここでは、その理由を確認していきましょう。
理由その① 生活習慣などを改善しやすい
一つ目の理由は、20代は生活習慣などを改善しやすく、バストアップを叶える環境を整えやすいためです。
10代の頃に無理なダイエットや、部活動での激しいトレーニングを重ねた結果、女性ホルモンのバランスが狂ってしまったり、女性ホルモンが十分に分泌することを阻害されてしまったりするケースが少なくありません。
20代は自分で生活習慣を改善できるため、バストアップする絶好のチャンスといえます。
理由その② ホルモンが安定している
二つ目の理由は、20代はバストアップに必要な女性ホルモンの分泌が安定していることです。
女性ホルモンは、月経が始まると盛んに分泌されるようになり、それに伴って16〜18歳頃にバストの成長もピークを迎えるとされています。
しかし女性ホルモンは20代で最も多く分泌されるため、20代はバストアップするのに絶好のチャンスなのです。
理由その③ 大人のバストは20代に完成するといわれている
三つ目の理由は、最終的に大人のバストは20代後半に完成するといわれているためです。
基本的に20代をピークに女性ホルモンは少しずつ減少してしまうので、バストアップを叶えるために何もアプローチしなければ、20代の後半頃にはバストの成長は止まり、大人のバストが完成してしまいます。逆に、積極的にアプローチすれば20代はバストアップする絶好のチャンスといえます。
効果的なバストアップの方法はこの6つ!
20代でバストアップを叶えるためには「乳腺の発達」が大切であることが分かりました。では、乳腺を発達させてバストアップするにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは、20代で効果的にバストアップを叶えるための方法を6つ紹介します。全て実践するのが望ましいのはたしかですが無理は禁物です。できることから無理のない範囲で徐々に実践していきましょう。大切なのは、どの方法も継続して行うことです。
1.食事でバストアップを目指す!
食事は20代でバストアップを叶えるために大切なものです。体は自分が食べた物で作られるからです。しかし「バストアップに良い食材」だけ摂っても十分な効果は得られません。
栄養は、他の栄養と合わせることによって吸収されやすくなったり、働きを高めたりしているからです。20代でバストアップを目指すなら、一日三食、バランスの良い食事を心がけましょう。
その中でも積極的に摂っていきたいバストアップに良いとされる食材は以下になります。
バストアップに効果的な食材その① ボロン(別称:ホウ素)
「ボロン(別称:ホウ素)」は、女性ホルモンのエストロゲンの分泌を促す働きがあるといわれています。
ボロンはキャベツやりんご、梨やブドウなどの野菜や果物、ピーナッツやアーモンドといったナッツ類に多く含まれています。
ボロンは熱に弱いため、生の状態で摂るようにしましょう。20代女性の摂取の目安は一日3グラムで、りんごなら約1個、キャベツなら100g(葉2枚分)です。
バストアップに効果的な食材その② 大豆イソフラボン
「大豆イソフラボン」は女性ホルモンと似た働きをするため、植物性エストロゲンとも呼ばれている栄養素です。豆腐や豆乳などの大豆加工食品に多く含まれます。
20代女性の一日の摂取量は、40〜50mgを目安にすると良いでしょう。100gあたりに含まれる大豆イソフラボンの量は、豆腐で約20mg、豆乳で約25mgです。
バストアップ食材その③ たんぱく質
バストを支える働きを持つクーパー靭帯の主成分のコラーゲンや、バストにハリや弾力を与える繊維成分のエラスチンは「たんぱく質」でできています。
たんぱく質には、肉や魚、卵などから摂れる動物性のものと、大豆加工食品から摂れる植物性のものがありますが、どちらのたんぱく質も20代でバストアップを叶えるために必要な栄養素ですからバランス良く摂るようにしましょう。
20代女性の一日の摂取量は50gが目安で、納豆で10パック、絹ごし豆腐では3.4丁にあたりますが、難しい場合には、プロテインを利用するという方法もおすすめです。
プロテインについてはこちらの記事で詳しく解説しています。併せてお読みください。
参照:「プロテインはバストアップに効果があるの?【2022年最新情報】」
バストアップ食材その④ ビタミンE
「ビタミンE」には、女性ホルモンをバストに届けるサポートをする働きがあります。
ビタミンEは、カボチャやアボカド、モロヘイヤなどの色の濃い野菜類や、アーモンド、クルミといったナッツ類に多く含まれます。
20代女性の一日の摂取量の上限は650mgで、通常の食生活で過剰摂取になる心配はありませんが、サプリなどを常用している場合は含有量のチェックが必要です。
バストアップ食材その⑤ ビタミンC
バストを支えるクーパー靭帯と呼ばれる組織はコラーゲンの束で構成されており、このコラーゲンの生成のサポートと強化する役割を持つのが「ビタミンC」です。
ビタミンCはイチゴやレモン、オレンジなどの果物、ブロッコリーやパプリカなどの野菜に多く含まれており、20代女性では1日に100mgを目安に摂取することをおすすめします。
ビタミンCは、キウイ1個で70〜140mg、パプリカ1個に約260mg含まれています。
2.質の良い睡眠
20代でバストアップに必要な女性ホルモンは、夜10時〜午前2時の間、ノンレム睡眠と呼ばれる「脳が眠っている状態」の時に活発に分泌されます。
入眠の際はリラックスした状態が望ましく、寝る間際にスマホを操作しているとノンレム睡眠に入りにくくなるため、注意が必要です。
また睡眠時はクーパー靭帯を傷めることがあるため、ナイトブラを着用してバストの型崩れを防ぐことも大切です。
3.エクササイズ
20代でバストアップを叶えるためには、エクササイズも効果的です。
バストの9割は脂肪でできていますが、その奥には「大胸筋」や「小胸筋」といった筋肉があり、エクササイズで鍛えることでバストの土台が育ちますし、バスト周辺の血行が良くなり、摂取した栄養がバストに届きやすくなるのです。
ここでは20代でバストアップを叶える効果的なエクササイズをいくつかご紹介します。
合掌のポーズ
- 背筋を伸ばした状態で、胸の前で両手を合わせます。
- 両手を合わせたまま、肘を肩の高さまで上げます。
- 息を吐きながら、20秒間手のひらを強く押し合います。この時、胸の筋肉を使うことを意識しましょう。これを5回、1日に3セット行います。
ショルダープレス
- 椅子に座り、足を大きく開きます。この時、膝の下に踵がくるようにし、膝とつま先は同じ方向に向けましょう。
- 骨盤を立て、胸を少し開いた状態にします。
- タオルの両端を持ち、腕を高く上げます。この時、肩に力を入れないようにしましょう。
- 肩甲骨を寄せるイメージで肘をゆっくり曲げます。肘は肩よりも後ろにくるよう意識してください。
- ゆっくりと両手を伸ばし、③の状態に戻します。これを15回、1日に3セット行います。
4.セルフマッサージ
20代は女性ホルモンの分泌が安定していますが、セルフマッサージでリンパの流れが良くなると、代謝が上がり女性ホルモンの分泌が促されます。バストアップに効果的な食生活やエクササイズと併せてセルフマッサージをすると、20代でのバストアップにより期待できます。
セルフマッサージをするにはお風呂上りが最も効果的で、必ずクリームやオイルなどを使って滑りを良くしてから始めましょう。
リンパマッサージのやり方
- 親指以外の4本の指を鎖骨の内側(鎖骨の上部)に置きます。
- 指を立てて、鎖骨に指を引っかけるようにします。
- 息をゆっくりと吐きながら4本の指を押し込むようにし、息を吐き切ったらゆっくりと息を吸いながら力を緩めましょう。これを5回繰り返します。
5.正しいサイズの下着を着ける
バストに合った正しいサイズの下着を着けることは、20代でバストアップを叶えるためにとても大切です。バストサイズに合わない下着を着けているとバストアップを妨げたり、バストの形が悪くなる原因になってしまいます。
とくに20代に入ってもずっと同じサイズの下着を着けているという方は、一度専門店でフィッティングして、正しいサイズの下着を身に着けるようにしましょう。
6.プロの手を借りる
20代でバストアップを叶えるために、プロの手を借りる方法もあります。
食生活の改善やセルフマッサージ、エクササイズはバストアップに期待が持てるものの、効果が現れるまで時間がかかり、継続しなければならないため、途中で諦めてしまう人も少なくありません。
20代でどうしてもバストアップしたい、1日でも早く大きなバストになりたい場合には、プロの手を借りるのが近道だといえます。
美容整形
20代で確実にバストアップを目指すなら美容整形をするのもひとつの方法です。
ただ、豊胸手術で体にメスを入れることに抵抗があるという人も多いですし、ダウンタイム(通常の生活に戻れるまでの期間)や副作用などが心配だという意見も多く耳にします。
美容整形で20代のバストアップを叶える方法はいくつかあり、どれもメリットとデメリットがあります。美容整形でバストアップする場合のメリット、デメリットを紹介します。
【美容整形のメリット・デメリット】
脂肪注入 | ヒアルロン酸注入 | シリコンバッグ | |
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施術内容 | 自分の脂肪をバストに注入する | ヒアルロン酸を注入する | 脇の下などを切ってシリコン製のバッグを注入する |
メリット |
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大きなサイズアップが可能 |
デメリット |
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事故などで破裂する可能性がある |
バストアップサロン
20代で確実にバストアップを目指す場合、バストアップサロンでプロの手を借りるという方法もあります。
20代のバストの悩みもバストの仕組みを知り尽くすサロンのスタッフに相談することで解決法を見つけられることが少なくありません。
実際にバストサロンでプロによる施術を受けた人は、一度の施術で効果を実感するケースも多いです。
まずは無料体験ができるサロンを利用してみるのもおすすめです。
バストアップサロンのメリット・デメリット
バストアップサロンで20代のバストアップを目指すメリットは、一度の施術で効果が実感できることです。プロの施術では、セルフマッサージで届きにくい部分もしっかりケアができます。実際に経験した人の口コミによると、バストの肌ツヤが良くなり、代謝がアップしたという意見も多いです。
デメリットは、何度かサロンに通う必要があるため費用がかかること、来店の手間がかかることが挙げられますが、実際にバストアップを実感すると、うれしさの方が何倍も大きいそうです。
まとめ
今回は、20代でバストアップを叶える効果的な方法を紹介しました。ご紹介した内容を継続してバストケアを実践すれば、バストアップが期待できます。
ご自身によるバストケアが正しくできるか不安だったり、早くバストアップをしたいと考えてたりしたら、プロの手を借りてバストアップを実感されてもいいかもしれません。