column
コラム

光豊胸とは?デメリットや効果などわかりやすく解説

光豊胸とは?デメリットや効果などわかりやすく解説

さまざまな方法のある豊胸術のなかで、「メスを入れることなく自然なボリュームアップができる」と注目されているのが光豊胸です。光豊胸は痛みやダウンタイムが少ないといわれているため、挑戦しやすい豊胸だと感じる方も多い一方で、効果や持続性・リスクが気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本記事では、光豊胸に期待できる効果やメリット・デメリット、さらに施術が向いている人などについて詳しく解説していきます。痛みの少ない豊胸をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

光豊胸とは?仕組みと基本情報を解説

光豊胸とは?仕組みと基本情報を解説

「光豊胸とは何?どのような施術?」と疑問をおもちの方のために、まずは光豊胸によるバストアップの仕組みや基本情報について解説していきます。

光豊胸とは

光豊胸とは、バストに光エネルギーを照射することで、ハリやボリュームの向上を目指す施術です。美容や医療分野で用いられている光にはさまざまな種類があります。光豊胸で使用されているのはIBE(Intense Bio-Energy)で、バストの細胞を活性化させる効果があるとされています。IBEをバストに当てることで、内部の血流やリンパの流れが改善されて脂肪細胞が膨らみやすくなり、結果的にバストのボリュームアップにつながるといわれています。

一般的な豊胸方法との違い

一般的な豊胸方法として、「シリコンバッグ豊胸」「ヒアルロン酸豊胸」「脂肪注入豊胸」が挙げられます。しかし、いずれも麻酔や注射・メスを使用するため、施術は医療機関でしか受けることができません。これらの方法には即効性や持続性がありますが、術後の痛みや腫れ、リスクをともなうことが多く、慎重に検討することが必要です。

一方、光豊胸は麻酔も必要なく、注射・メスを一切使わないためエステサロンでも施術を受けることができます。痛みもほとんどなくダウンタイムも短いため、仕事や日常生活に支障をきたすことなくバストケアをおこなえることが魅力です。一般的な豊胸術の特徴について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

>>ヒアルロン酸の豊胸術とは?リスクや注意点など徹底解説

>>豊胸で脂肪注入するリスクとは?効果やデメリットを解説

>>シリコンバッグによる豊胸手術のデメリットとは

光豊胸で期待できる効果

光豊胸で期待できる効果

光豊胸には、具体的にどのような効果を期待できるのでしょうか。ここでは、光豊胸で得られるとされる効果について解説していきます。

※光豊胸は医療行為ではないため、いずれも医学的に効果が証明されているものではない点にご注意ください。

脂肪細胞の促進

光豊胸は、光の波長や強さをコントロールすることで、狙った脂肪細胞に効果的にアプローチできます。バストの約90%は脂肪で構成されているため、光の刺激で脂肪細胞が活性化することによりバストのボリュームアップが期待できるという仕組みです。

また、定期的な施術で血液やリンパの流れを促進すると、バストに必要な栄養が行き届きやすくなるともいわれています。その結果、バストの脂肪細胞が大きくなり、ボリュームアップ効果が見込めると考えられています。

クーパー靭帯の強化

光豊胸には、クーパー靭帯を強化する効果も期待されています。クーパー靭帯はコラーゲン繊維で構成された組織で、バスト全体を支えて形の良いバストをキープする役割を果たしています。よくあるバストの悩みにはバストの下垂や形の崩れがありますが、これはクーパー靭帯が損傷を受けていることがおもな原因です。

光豊胸の施術は、線維芽細胞を活性化させてコラーゲンの生成を促すと考えられています。バストに当てる光(IBE)の働きによりクーパー靭帯が強化され、バストの形状維持をサポートする効果が期待できます。

女性ホルモンの分泌を促進

光豊胸には、乳腺を刺激して女性ホルモンの分泌を促す効果があるといわれています。女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つがあり、エストロゲンには乳腺の増加を、プロゲステロンには乳腺を発達させる役割があります。これらのホルモンの分泌が活性化されることで、バストのハリやボリュームアップが期待でき、魅力的なバストを維持するサポートが可能になるといわれています。

光豊胸のメリット

光豊胸のメリット

豊胸にはさまざまな施術方法がありますが、そのなかから光豊胸を選ぶメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。おもなポイントをみていきましょう。

メスを使わない

光豊胸の最大のメリットは、メスを使わずにバストアップが期待できることです。メスを使用する豊胸術は、傷跡が残ることや術後の痛みなどへの不安から抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。光豊胸ではメスを使わずにすむので、手術にともなうさまざまなリスクを避けることができます。

痛みが少ない

光豊胸の施術では痛みを感じることがほとんどなく、感じるとしてもごくわずかです。メスを使うシリコンバッグ豊胸では麻酔を使用しますが、術後にしばらく痛みが続くことがあります。また、メスを使用しないヒアルロン酸豊胸でも、注射針を挿入する際に痛みを感じることがあり、術後は筋肉痛のような痛みが数日から一週間程度続くことがあります。

その点、光豊胸は麻酔も必要なく、施術中・施術後ともに痛みが少ないため鎮痛剤も必要ありません。ただし、痛みの感じ方には個人差があり、光エネルギーを照射するときにゴムで弾かれたような軽い痛みを感じる人もいるようです。

ダウンタイムがほとんどない

メスや注射器を使わない光豊胸にはダウンタイムがほとんどなく、施術後も普段どおりの生活を続けることができます。ほかの豊胸術の場合、いちばん体への負担が軽いヒアルロン酸豊胸でも数日程度、人によっては2週間程度ダウンタイムが続きます。

脂肪注入豊胸であれば1週間~1か月程度、シリコンバッグ豊胸では強い痛みや内出血が1~2週間程度、術式によっては2か月程度続くこともあります。光豊胸は痛みやダウンタイムが少ないため、体への負担が非常に軽いこともメリットのひとつです。

自然な仕上がりを目指せる

光豊胸の施術のみでは大幅なサイズアップは叶いませんが、自然なボリュームアップが期待できます。「豊胸はしたいけれど、バレるのは避けたい」という方にとって、ナチュラルな仕上がりが得られる光豊胸は、理想的な施術法のひとつだといえるでしょう。

肌質改善効果が期待できる

光豊胸はバストのサイズアップだけではなく、肌質の改善にも期待ができます。光エネルギーの作用で血流やリンパの流れが良くなることで、栄養や酸素がバストに届きやすくなり美肌につながるとされています。

光豊胸のデメリット

光豊胸のデメリット

光豊胸には数多くのメリットがありますが、同様にデメリットもあります。施術を受けるかどうか決める前に、デメリットについても理解しておきましょう。

1回の施術では効果が実感しにくい

光豊胸は、効果を実感できるようになるまでに複数回施術を受ける必要があります。1回の施術で「少しバストに張りが出てきたかな」という程度に効果を感じられることはありますが、即効性はほとんどありません。即効性を期待して施術を受けると、がっかりしてしまう可能性が高いので注意しましょう。

大幅なバストアップは難しい

光豊胸のデメリットとして、大幅なバストアップが難しいことも挙げられます。光豊胸は光エネルギーを照射してバストを育てていくケア方法であるため、変化は徐々にあらわれてきます。また、元々のバストの状態に大きく依存するため、劇的なサイズアップは難しいとされています。

バストがどんどん成長して2カップ、3カップと大きくなっていく様子をイメージしていると、なかなか効果が出ていないように感じるかもしれません。大幅なバストアップを期待している方は、ほかの豊胸方法のほうが適しているでしょう。

定期的に施術を受ける必要がある

光豊胸のバストアップ効果を維持するためには、定期的に施術を受ける必要があります。一般的には、効果を実感するまでに10~20回程度の施術が必要で、約2週間に1回の頻度で通うのが目安とされています。そのため、多忙な生活を送っている方や、通いやすい場所に光豊胸を受けるサロンがない方には、ハードルが高い施術方法だといえるでしょう。

また、効果が得られたからといって施術をやめてしまうと、バストが元に戻ることもあるため継続して通うことが推奨されています。施術を始める際は、長期間通い続けることを考慮しておきましょう。

人によっては効果が実感しにくい

人によっては効果が実感しにくい点も光豊胸のデメリットです。光豊胸はバストの脂肪細胞にアプローチする施術なので、バストに脂肪が多い人には効果が出やすい傾向があります。一方、バストにあまり脂肪がない人は、複数回の施術を受けても効果を実感しにくい場合があります。

長い目で見るとコストパフォーマンスが悪い

「施術料金が安いから」という理由で選ばれることも多い光豊胸ですが、長い目で見るとコストパフォーマンスが良いとはいえません。光豊胸の施術料金はエステサロンによって異なりますが、1回の施術を数千円程度から受けられるサロンもあり、手軽に挑戦できるイメージがある方も少なくないでしょう。

しかし、1回の施術で効果を得るのは難しく、10~20回以上の施術が必要となるため費用がかさむケースが多いのが実情です。なかには1回の施術料金が数万円かかるサロンもあり、最終的には美容クリニックで豊胸術を受けるのと同様か、それ以上のコストがかかるケースもあります。効果が得られても定期的に通う必要があるため、それなりの費用負担がかかる点には注意しましょう。

光豊胸に向いている人、向いていない人

光豊胸に向いている人、向いていない人

光豊胸にはメリットとデメリットがあり、適している人と適していない人がいます。では、どのような人が光豊胸に向いているのでしょうか。ここでは、光豊胸が向いている人と向いていない人の特徴を解説していきます。ご自身がどちらに当てはまるか確認してみてください。

光豊胸に向いている人

光豊胸が向いているのは、以下のような人です。

  • 痛みに弱い
  • 自然なバストアップを目指している
  • 定期的にサロンに通うことができる
  • リスクの低いバストケア方法を希望している
  • 元々バストにある程度の脂肪がある

メスや注射などを使用しない光豊胸は、痛みに弱い人や豊胸手術によるリスクを避けたい人に適した施術だといえます。また、劇的なバストアップは難しいものの、自然な仕上がりが期待できるので、不自然な見た目を避けたい方にもおすすめです。

さらに、光豊胸はバスト内の脂肪細胞に働きかける施術であることから、元々バストにある程度の脂肪がある人に向いています。また、定期的に施術を受けることが求められるため、定期的に通える人に適しているといえるでしょう。

光豊胸に向いていない人

以下の項目に当てはまる人は、光豊胸には向いていないでしょう。

  • 短期間で効果を出したい
  • 大幅なバストアップを希望している
  • バストに脂肪が少ない
  • シリコンバッグ豊胸を受けている

効果が実感できるまでに複数回の施術を受ける必要がある光豊胸は、短期間での効果を求める人には適していません。また、バストの脂肪細胞一つひとつを大きくすることでバストアップを目指す施術であるため、バストに脂肪が少ない人には不向きな施術でもあります。

さらに、大幅なバストのサイズアップが難しいので、バストに分かりやすい変化を求める人には適していません。加えて、シリコンバッグ豊胸を受けている方は、一般的に光豊胸を受けることができないため注意が必要です。

光豊胸Q&A

光豊胸Q&A

最後に、光豊胸に関してよくある質問にお答えしていきます。

光豊胸の料金相場は?

1回の施術料金が数千円程度のところもありますが、1回あたり1万~3万円が相場とされています。10回受けると合計10万~30万円、20回受けると20万~60万円くらいかかるのが一般的です。

バストが元に戻ることはある?

光豊胸で効果が得られても、施術をやめるとバストが元の状態に戻る可能性があります。そのため、バストの状態を維持したい場合は定期的に施術を受けることが推奨されています。

妊娠中は受けられる?

妊娠中の方は、基本的に光豊胸を受けることはできません。

光豊胸を受けると乳がんリスクが高まる?

光豊胸を受けたことによって乳がんのリスクが高まることはありません。ほかの豊胸術についても同様です。

痛くない豊胸ならバストアップサロンがおすすめ

痛くない豊胸ならバストアップサロンがおすすめ

「痛くない」「メスを使わないためリスクが少ない」という理由で人気の光豊胸ですが、痛みのない豊胸をお望みであればバストアップサロンの利用もおすすめです。バストアップサロンでは、プロによるハンドマッサージや専用のマシンにより、バストのボリュームアップや形を整える施術が受けられます。

バストアップ専門サロン「Rococo」では、バストの左右差や下垂・サイズなどにお悩みの方に、さまざまなコースをご用意しています。1回の施術でバストアップが実感できる豊胸メソッドを、ぜひ体験してみてください。初めての方は初回限定の特別価格でお試しいただけますので、どうぞお気軽にご相談ください。

まとめ

光豊胸の仕組みやメリット・デメリットを理解して自分に合った方法かどうかを検討しましょう

光豊胸とは、メスを使わずに特殊な光を照射してバストの脂肪細胞を刺激し、自然なボリュームアップを目指す施術です。痛みが少なく、ダウンタイムもほとんどないため手軽に受けられるのが魅力ですが、効果を実感するには定期的な施術が欠かせません。

また、バストに脂肪が少ない場合は効果が得られにくいことがあるため、大幅なバストアップを希望する方には不向きです。今回の記事を参考に、光豊胸の仕組みやメリット・デメリットを理解して自分に合った方法かどうかを検討しましょう。