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おっぱいの神様コラム

豊胸手術のモニター募集って大丈夫?その仕組みを徹底解説

目次

豊胸手術を行うクリニックのホームページで、「豊胸手術のモニター募集」をよく見かけます。

そのクリニックの豊胸手術の体験モニターになれば、豊胸手術を割引価格で受けられるというのですが、「価格が安くなる分、どんなリスクがあるの?」と不安な方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、豊胸手術のモニターの仕組みについて徹底解説します。最後までお読みいただくと、豊胸手術のモニターのメリット・デメリットが分かります。

豊胸手術のモニターの仕組みについて徹底解説

豊胸手術のモニターとは

豊胸手術を受けるには高額な費用がかかるため、条件を満たせば通常価格よりも割安で手術が受けられるモニター制度を利用する人も少なくありません。

豊胸手術のモニター制度には「完全モニター」と「部分モニター」の2種類があり、顔出しをすることで手術が無料になることもあります。

「部分モニター」は顔出しはなく、バストのビフォー&アフターの写真を提供したり、体験談を書くことで通常価格より割安(30〜40%引き)で手術を受けられるものです。

なお、モニターには審査があり、条件が合えばモニター制度を利用できます。この条件はクリニックにより異なり、条件の詳細については公開されていません。

豊胸手術のモニターの流れ

豊胸手術のモニターになるには、まずクリニックに「モニター応募」をします。その際「モニター応募条件」についてしっかり目を通し、納得した上で応募することが大切です。

その後クリニックに来院し、審査を受けてモニターとして採用されれば、カウンセリングによって施術内容や施術日を決定し、後日施術を受けることになります。

モニターの内容により異なりますが、施術の前後に写真撮影やアンケート、インタビューなどに協力する必要がある以外は通常の患者さんと同じ流れです。

豊胸手術のモニターのメリット

豊胸手術のモニター制度を利用するメリットは、やはり「割安な料金でバストのサイズアップができること」でしょう。

割引率はクリニックにより異なりますが、平均して30〜40%ほど料金が抑えられます。クリニックが特に宣伝したい施術や、初めて豊胸手術をする医師が担当するケースについては、割引率が大きくなったり、無料になったりする場合もあります。

ただしこれはクリニック側のニーズが高い内容となっており、安全性を考えるとおすすめできません。

豊胸手術のモニターのデメリット

一方、豊胸手術のモニターになるデメリットは、次のとおりです。

豊胸手術のモニターのデメリット

  1. 何度も写真撮影のために来院する必要がある(施術前、施術後)
  2. 豊胸手術を受けたことを周囲に知られてしまう可能性がある
  3. 症例写真がいつまで使用されるか分からない
  4. 途中でモニター契約を解約すると違約金が発生することがある

豊胸手術のモニターのデメリット1.何度も写真撮影のために来院する必要がある(施術前、施術後)

豊胸手術のモニターになると症例写真を撮影する必要があるため、施術前と施術後に何度もクリニックに足を運ばなければいけません。

クリニックによって頻度は異なりますが、施術後1か月、3か月、6か月、1年の写真撮影が求められるケースが多いようです。

近場のクリニックであればそこまで負担ではないかもしれませんが、遠くのクリニックで施術を受けた場合はその度に交通費や時間がかかるため、モニター制度を利用する際はクリニック側に確認しておきましょう。

豊胸手術のモニターのデメリット2.豊胸手術を受けたことを周囲に知られてしまう可能性がある

豊胸手術のモニターとして症例写真を提供する必要があるため、そこから周囲に知られてしまう可能性もあります。

豊胸手術の症例写真にはバスト部分しか写りませんから、身元が特定される可能性は低いです。

ただ親しい友人やパートナーが症例写真を見た場合、体つきやほくろなどの特徴から気づかれてしまうケースもありますから注意しましょう。

クリニックによっては、ホームページ以外にYouTubeやその他のSNSで症例写真を紹介しているところもあります。

人目に触れることが増えれば、周囲に知られる可能性も高まりますので、モニター制度を利用する際にはクリニック側に確認しておくことをおすすめします。

豊胸手術のモニターのデメリット3.症例写真がいつまで使用されるか分からない

豊胸手術のモニター制度を利用する場合には、契約書を取り交わしますが、症例写真の使用期間について取り決めることはあまりありません。

そのため、何年も症例写真が使われることもあり得ますし、その場合、周囲に知られる可能性も高くなります。

自分の予想に反して、長期間にわたって広範囲に写真が使われることになるかも知れませんから、契約する前に確認が必要です。

豊胸手術のモニターのデメリット4.途中でモニター契約を解約すると違約金が発生することがある

途中でモニター契約を解約した場合、違約金を支払わなければならないこともあります。モニター制度を利用して豊胸手術を受けたものの、何度も写真撮影のために来院することを負担に感じるケースは少なくありません。

また症例写真を撮られることが、嫌になってしまう可能性もあります。でもモニター制度は「契約」ですから、途中で嫌になったからといって簡単に辞められるものではありません。

通常価格との差額を支払えば解決する場合もありますが、違約金が発生することもありますので、モニター契約をする際には、その点も確認しておきましょう。

豊胸手術のモニターの種類

モニター制度のある豊胸手術の種類は次のとおりです。ひとつずつくわしく解説します。

豊胸手術のモニターの種類

脂肪注入

脂肪注入による豊胸は、自分自身の脂肪を採取し、豊胸に適した状態に加工して注入することでバストサイズを大きくすると同時に部分痩せも可能な手術です。

自分自身の脂肪を注入するため、見た目やさわり心地も自然なバストが実現します。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入による豊胸は、バストアップ専用のヒアルロン酸を胸に注入してボリュームアップを図る施術です。

施術時間は1時間前後と短く、注射だけでメスを使わないため、ダウンタイムも少ないことから最も手軽な豊胸手術とされています。

シリコンバッグ

シリコンバッグ豊胸は、乳腺などの下に希望に合わせた最適なシリコン製バッグを挿入し、バストを大きくする治療です。

注入の豊胸よりも、より大幅にバストをボリュームアップしたい方に適しており、2カップ以上のサイズアップも可能です。

主な豊胸手術の特徴とその比較

主な豊胸手術の特徴について、比較しやすいように表にまとめました。

脂肪注入 ヒアルロン酸注入 シリコンバッグ
おすすめな人
  • 自然な豊胸を希望する人
  • 初めて豊胸する人
  • メスを入れることに抵抗がある人
  • 2カップ以上サイズアップしたい人
サイズアップ期待値 1.5~2カップ 約1カップ 2カップ以上も可能
持続期間
(目安)
数年~半永久的 数か月~3年ほど 10年を過ぎると破損しやすくなる
触り心地 自然な柔らかさ ヒアルロン酸の種類にもよるが、シリコンバッグ並みに硬い バッグの種類により異なるものの、硬く感じがち
メリット
  • 自身の脂肪を使用するため、アレルギーなどの拒否反応が起こりにくい
  • 自然な豊胸が可能
  • すぐにバストアップできる
  • 大幅にバストのサイズアップが可能
  • バッグの種類によって理想の形になれる
デメリット
  • 脂肪の採取、注入と2つの工程になるため、費用が高額になる
  • 注入した脂肪が全て定着するとは限らない
  • 一度に大きくサイズアップできない
  • 場合によってはサイズダウンすることもある
  • ヒアルロン酸のサイズが小さければ吸収されてしまい、大きければしこりになる可能性が高い
  • うつぶせ寝で痛みを感じることがある
  • 劣化したシリコンバッグを体内に入れておくと、感染症の恐れがある
  • 加齢とともに年齢に合わせたメンテナンスが必要
  • 挿入後にずれる可能性もある

豊胸手術のモニターへ応募をお考えの方は、豊胸手術のメリット、デメリットをご理解の上、申込されることをおすすめします。

豊胸手術のモニター募集で注意したいポイント

豊胸手術のモニター募集で、注意したいポイントをまとめました。モニター応募をお考えの方はぜひ参考になさってください。

豊胸手術のモニター募集で注意したいポイント

豊胸手術のモニター募集の注意ポイント①「ヒアルロン酸豊胸が人気なのは日本だけ」

豊胸手術の中でも、最も手軽にバストアップが叶うとされている「ヒアルロン酸注入豊胸」は、日本以外の国ではほぼ施術が行われていません。日本形成外科学会では、ヒアルロン酸などのジェル型の豊胸施術を行わないように勧告しています。

ヒアルロン酸注入は、「注射による施術なので手軽で、ダウンタイムも少なく、拒否反応の起こりにくいメリットの多い豊胸手術」といわれています。

しかし実際にこの施術を受けた方の意見では、バストが硬くなった、しこりができた、バストが小さくなったという意見もあり、中には「デメリットしかない豊胸術」という医師の意見もあります。

バストが硬くなった場合には、しこりを除去する手術を受けないと、バストが変形してしまう可能性があるため注意が必要です。

豊胸手術のモニター募集の注意ポイント②「モニター制度を悪用するクリニックに注意」

モニター制度という言葉を悪用して、モニター商法を行う悪質なクリニックもあります。

モニター商法の内容としては、豊胸手術の施術内容を決める段階になってオプションをつけさせられるなど、高額な料金を支払うことになるケースや、通常料金をお得なモニター料金として提示しているケースがあります。

このようなモニター商法を行うクリニックもありますから、モニター制度を利用する際は注意が必要です。

豊胸手術のモニターについてよくある質問

豊胸手術のモニターについて、よくある質問をまとめました。

豊胸手術のモニターについてよくある質問

通常の手術との違い

通常の豊胸手術との違いは、手術費用が割安になる代わりに、施術前、施術後に写真撮影やインタビュー、アンケートなどに協力する必要があります。施術の流れや内容は、通常の手術と変わりません。

豊胸手術のモニター料金に含まれるもの

豊胸手術のモニター料金に術前検査費用や麻酔の費用が含まれるかどうかはクリニックにより異なりますので、豊胸手術のモニター応募をお考えの方は、クリニックに確認されることをおすすめします。

医療ローンが使えるのか

医療ローンを使えるクリニックであれば、豊胸手術のモニター制度を利用する場合でも医療ローンを使ってのお支払いは基本的に可能です。クリニックによっては条件が異なる場合もあるため、事前に確認してみましょう。

豊胸手術のモニターの審査基準とは

豊胸手術のモニターの審査基準は、基本的に「施術前、施術後の写真撮影やインタビュー、アンケートへの協力ができること」ですが、細かな条件はクリニックにより異なります。

豊胸手術は将来、授乳に影響しない?

どの豊胸手術を受けた場合でも、妊娠や授乳には影響しないとされています。

豊胸手術は一度受ければ一生持続する?

豊胸手術を受けて、バストのサイズアップが叶っても、一生持続するとは限りません。豊胸手術の持続期間は、施術の種類により異なり、また個人差もあります。

たとえばシリコンバッグ豊胸は半永久的に持続すると紹介しているクリニックがありますが、寿命とされる10年を過ぎると破損しやすくなります。

また年齢を重ねても豊胸手術をしたバストだけは見た目が変わらず、違和感が生じるため、年齢に合わせたメンテナンスが必要になるといわれています。

自然なバストアップを目指すならバストアップサロンがおすすめ

豊胸手術のモニター制度は、通常の手術と比べて割安な料金で豊胸の施術が受けられますが、リスクやデメリットが多いことが分かります。

自分の脂肪や、体内に元からあるヒアルロン酸を注入した場合でも、体の中でしこりになったり、吸収されて元のバストより小さくなってしまうケースも少なくありません。

手軽にバストアップできるという理由で豊胸手術を考える方も多いですが、自然に、また安全にバストアップを目指すならバストアップサロンの施術がおすすめです。

まとめ

今回は豊胸手術のモニター募集についてお伝えしました。

豊胸手術のモニター制度は、高額な豊胸手術をお手頃な価格で受けられる便利な制度ですが、手術なだけに体にメスが入ったり、傷跡が残ったりすることを考えればいざ申し込むとなると悩んでしまうのも無理はありません。

まずは体にメスを入れずにバストアップが望める「バストアップ施術」を試してみてはいかがでしょうか。傷跡や副作用の心配がないバストアップ施術で、安全にバストアップを目指しましょう。