太っているのに胸が小さくて悩んでいる人は意外と多いんです。ご相談の中には「脂肪を増やせば胸が大きくなる」と聞いて太ったものの、「太っても胸が大きくならない」と嘆く人も。
たしかに、太ってバストアップしたというケースもありますが、太っても胸が大きくならない原因は何なのでしょうか。
バストアップする方法はあるのでしょうか。この記事では、太っても胸が大きくならない悩みの原因と改善方法を詳しく紹介します。
太っても胸が大きくならない原因とは
太っても胸が大きくならない原因はいくつかあります。太っているのに胸が小さい人は、痩せていて胸が無い人より目立たないものの、本人は体型にかなりコンプレックスを抱えるケースが多いようです。
ただ、太っても胸が大きくならない原因が分かれば、対策が立てられますから、胸が大きくならない悩みを改善する方法が見つかるかも知れません。ここでは太っても胸が大きくならない原因をくわしく紹介します。
その① 女性ホルモンがバストに届いていない
太っても胸が大きくならない原因の一つに「女性ホルモンが胸に届いていない」可能性が考えられます。
胸を大きくするのは女性ホルモンの働きによるものですが、女性ホルモンはほかにも役割があるため、胸以外のところに使われているのかも知れませんし、女性ホルモンの分泌が十分でない可能性もあります。
女性ホルモンが胸にしっかり届かないと太っても胸は大きくならないのです。
その② 乳腺が発達していない
太っているのに胸が大きくならない人は、乳腺が発達していない可能性があります。
胸は9割の脂肪と、1割の乳腺で形作られており、乳腺を守るために、乳腺の周りに脂肪が付くのです。そのため、乳腺が発達すると、その乳腺を守れるだけの脂肪が付くことになり、結果として胸が大きくなります。
太っても胸が大きくならないという人は、乳腺が発達していないため脂肪が付かないという原因が考えられます。
その③ ワイヤレスブラを使っている
太っても胸が大きくならないのは、ワイヤレスブラが原因かもしれません。
快適さで人気のワイヤレスブラですが、その反面、胸を支えるワイヤーが無いために、胸の形を支えるクーパー靭帯に負担がかかることになります。
クーパー靭帯は負荷がかかると伸びやすく、損傷しても再生しません。ワイヤレスブラを使ってクーパー靭帯が損傷すると、太っても胸が大きくならない可能性があります。
その④ 姿勢が悪い
太っても胸が大きくならない人の中には、姿勢が悪いことが原因であることがあります。
姿勢が悪いと、バストアップに必要な栄養が届かず、太っても胸が大きくならないことも少なくありません。
また、姿勢が悪くなると胸の脂肪を支える大胸筋も衰えてしまうために、胸が大きくならない場合もあります。
姿勢が悪いと、内臓に負担がかかり冷え性になりがちで、血行やリンパの流れが悪くなり、胸に栄養が届かず、胸が小さく貧乳になります。
バストアップが目指せる対策とは
太っても胸が大きくならない原因が分かったところで、バストアップが目指せる対策を紹介します。
いくつかの対策がありますが、全てを実践するのは難しいかも知れませんが、できることから始めるようにしましょう。
ただ、紹介する対策は即効性のあるものではありません。そのため、継続して実践する必要があります。
胸が育つ食生活
太っても胸が大きくならない場合、胸が育つ食生活を心がけましょう。
体は食べたものから作られるものです。「自分がどうなりたいか」によって、食生活を変えるのはとても効果的な対策です。
大豆イソフラボンのような、女性ホルモンに似た働きを持つ栄養をしっかり摂って、胸が育つよう内側からサポートしてあげましょう。
胸が育つ食生活を続けると、バストアップ効果が期待できます。
※バストアップに良い食事については、こちらのページで詳しく解説しています。併せてお読みください。
おっぱいの神様ブログ:「バストに良い食事とは」
バストアップサプリの効果
太っても胸が大きくならない人は、胸に必要な栄養をバストアップサプリで摂るのも効果的です。
バストアップサプリには美容成分がたっぷりと配合されていて、女性ホルモンと似た働きにより乳腺に働きかけるため、バストアップに期待できるとされています。
バストアップ以外にも胸にハリやツヤを与えたり、肌がキレイになったりと効果も期待できます。太っても胸が大きくならない悩みがある人には、バストアップサプリもおすすめです。
※バストアップサプリについては、こちらのページで詳しく解説しています。併せてお読みください。
おっぱいの神様ブログ:「バストアップに効果があるサプリメントとは【徹底解説】」
バストアッププロテインの効果
太っても胸が大きくならない人は、バストアッププロテインもおすすめの対策のひとつです。
バストアッププロテインは、主に大豆を原料としたソイプロテインで、女性ホルモンに似た働きがあるため、乳腺の発達を促し、バストアップに導くことが期待できます。
また、バストアッププロテインは、コラーゲンやプラセンタなどの美容成分も配合されていますから、バストアップ以外に、肌の調子が良くなるなどの美容効果も見込めます。
太っても胸が大きくならない人は、バストアッププロテインを試してみるのもおすすめです。
※バストアッププロテインについては、こちらのページで詳しく解説しています。併せてお読みください。
おっぱいの神様ブログ:「バストアップ用のプロテインの特徴とは?バストケアのプロが分かりやすく解説」
バストが育つ睡眠
太っても胸が大きくならない人は、胸が育つ睡眠がとれていないのかも知れません。
胸が育つためには成長ホルモンが多く分泌される必要がありますが、眠りが浅いと成長ホルモンの分泌が悪くなります。胸を育てるには、脳が休んでいる状態の深い眠り(ノンレム睡眠)を目指しましょう。
寝る一時間前には入浴を済ませ、温かい飲み物を飲むなどしてリラックスし、できれば22時〜2時の間はノンレム睡眠がとれるように調整します。
眠る前にスマホを見ると、光の刺激で脳が覚醒してしまい、深い眠りの妨げになるので注意しましょう。
太っても胸が大きくならない人は、睡眠を見直してみるのもおすすめです。
バストが育つマッサージ
太っても胸が大きくならない人がバストを育てるためには、マッサージも効果的です。
マッサージで胸やデコルテの血行を促進してあげると、血液やリンパの流れが良くなり、乳腺の発達に期待が持てます。
バスト周りの血行が悪いと、栄養がバストに届かず、バストアップは見込めません。
リンパの流れを良くしてあげると、老廃物もスムーズに排出されるようになり、バストに必要な栄養がしっかり胸に届くようになります
太っても胸が大きくならない人は、バストが育つマッサージを試してみてはどうでしょうか。
鎖骨のマッサージ
鎖骨はリンパの最終出口といわれる部分です。そのため、鎖骨下のリンパが詰まっていると老廃物が排出されにくくなってしまいます。
お風呂上がりの血行が良い状態の時に鎖骨をマッサージしてあげましょう。
マッサージをする時は、肌を傷めないように、必ずオイルやクリームを使って滑りを良くして行うのがポイントです。
親指以外の4本の指で鎖骨の上下を挟むように滑らせながらマッサージしましょう。
乳腺と女性ホルモンのツボ押し
- 乳首のラインの延長線のわきの下あたりにあるツボ(少し凹んでいる部分)を押します。この時は右側のツボは右手の親指、左側のツボは左手の親指を使います。
このツボは「乳腺が発達しやすくなるツボ」で押すと痛みを感じますが「ゆっくり5秒ほど押して離す」を3回ほどくり返しましょう。 - 左右のバストトップを結んだ肋骨の真ん中にある「壇中」と呼ばれるツボを押します。こちらは女性ホルモンを活性化させるといわれるツボです。「5秒押して離す」を3回くり返しましょう。
胸が育つ筋トレ
太っても胸が大きくならない人のために、胸が育つ筋トレの中でも、大胸筋を鍛える筋トレを紹介します。
大胸筋はバストの土台となる筋肉で、大胸筋の上部は胸を持ち上げる働き、大胸筋の内側は胸を寄せる働きがあります。また胸の形を決めるクーパー靭帯を支える働きもあります。
大胸筋を鍛える筋トレも継続して行うとバストアップに期待が持てますよ。
ひざつきプッシュアップ
- 肩の下に手首がくるようにして、両手を床に置きます。足はひざだけ床につきます。
手の幅は肩幅より広めにしましょう。この時、床面からの角度は60度位で頭からひざまで一直線になるように保ちます。 - 息をゆっくり吸いながら腕を曲げていきます。この時も姿勢は真っすぐに保ちましょう。
- 息を吐きながら元の体勢に戻します。15回を1セットにして、3回行いましょう。
合掌のポーズ
- 両手を胸の前で合わせる。この時、ひじから手首までは床と平行に保ちます。
- そのまま両手を押し合い、20秒間キープしましょう。これを3回くり返します。
胸が育つ下着
太っても胸が大きくならない人におすすめの、胸が育つ下着は「育乳ブラ」といい、わきや背中に流れた脂肪を胸に集めて固定することで、バストアップを促すアイテムです。
ランジェリーショップで試着させてもらうと、自分の胸がすごく大きくなったと錯覚してしまうほどです。
育乳ブラは、正しく使えば太っても胸が大きくならない人にとってバストアップ効果が見込める対策のひとつといえます。
ナイトブラの効果とは
ナイトブラも、太っても胸が大きくならない人のバストアップ対策には欠かせません。眠っている間は、寝返りを打ったり横向きになったりすることで、胸がいろいろな方向に動いてしまいます。
時に無理な方向に動きすぎることで、胸を支えるクーパー靭帯が損傷しやすい時間ともいえるのです。
睡眠中の胸を守るには、ナイトブラの着用をおすすめします。ナイトブラは無意識のうちに流れてしまう胸をしっかりホールドし、クーパー靭帯の損傷を防いでくれます。
対策の効果はいつ頃出る?
例えば食生活を変えた場合、効果が現れるのは早くて一か月後です。
肌のターンオーバーは約28日かかりますが、全ての細胞が生まれ変わるにはだいたい三か月はかかります。
バストが育つ食生活も、効果が現れるまでに少なくとも3か月は継続が必要です。
そのほかのプロテインやバストアップサプリについても飲み続けなければ効果は期待できません。
バストアップした後も、対策を継続しないとバストは小さくなってしまうことは覚えておきましょう。
美容整形のメリット・デメリット
太っても胸が大きくならない人がバストアップを確実に叶えるためには、美容整形という方法もあります。脂肪注入を例にして美容整形のメリットとデメリットを紹介します。
メリットは、自分の脂肪を注入するため、拒絶反応が起こりにくく、脂肪を入れるので、定着すればバストのやわらかさ、温かさが自然であることが挙げられます。
デメリットは、脂肪を注入できるスペースが無い人は、大幅にバストアップをするのが難しいこと、何度も施術が必要で、注入した量の半分ほどの脂肪しか定着しないことです。
メリットが魅力的な反面、残念ながら費用がかかる割に大きな効果は望めないことが分かります。
バストアップサロンをおすすめする理由
すぐにバストアップ効果を実感したいけれど、美容整形ではリスクが心配という方にはバストアップサロンをおすすめします。
バストアップサロンの施術なら、バストアップのために体にメスを入れることなく効果を実感いただけます。
また、一度の施術でバストアップを実感できる点は、日頃のバストアップケアに時間を割けないお忙しい方におすすめです。
バストアップサロンならプロフェッショナルの視点からアドバイスをもらうことも可能なので、おひとりで悩まずにバストアップサロンに足を運んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
太っても胸が大きくならない原因と、その改善方法を紹介しました。
今回紹介したマッサージやストレッチなどのセルフケアをぜひ実践してみてください。
すぐに効果が出るものではありませんが、継続すればバストアップに期待できます。
セルフケアを続けられる自信がない方、短期間で効果が出したい方、一度プロからバストアップについてアドバイスが欲しい方は、バストアップサロンに相談してみましょう。