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近年は、自宅にいるときには完全にノーブラ・外出時にはブラトップを着用というように、ブラジャーを着けない選択をする方が増えています。
その一方で、できればブラジャーをしないで過ごしたいけれど、バストへの将来的な影響が気になっている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ノーブラのメリット・デメリットをはじめとして、ブラジャーの役割やシーン別の使い分け方法などについて詳しく解説していきます。ノーブラ派の方はもちろん、ブラジャーから解放されたいけれどしないとどうなるか心配という方も、ぜひ最後までお読みください。
ブラジャーをしない人はどれくらいいる?

近年では在宅ワークの人が増加していることもあり、「家ではブラジャーをしない」という人が約40%、「ノーブラで外出したことがある」という人も約35%にのぼるといわれています。
自宅で過ごす時間は、「締めつけから解放されたい」「リラックスしたい」といった理由からブラジャーを外す人が多く、日常的にノーブラで過ごしているケースも少なくありません。また、外出時はブラジャーを着用するけれど、帰宅後はすぐに外すという人も多くみられます。
特に、冬場は厚手のニットやコートなどを着用することでバストラインが目立ちにくくなるため、ブラジャーをしない人が増える傾向があります。このように、季節・服装・ライフスタイルによって、ブラジャーの着用状況も変化しているといえるでしょう。
ブラジャーをしないとどうなる?

ブラジャーをしない状態を続けていると、バストにネガティブな変化があらわれる可能性があります。なかでもノーブラで影響を受けやすいのが、「クーパー靭帯」と呼ばれるバストを支える大切な組織です。
クーパー靭帯は、バストの重力や動いたときの揺れなどが原因となり、伸びたり傷ついたりする恐れがあります。しかし、一度損傷すると元の状態に戻すのは難しく、結果的にバストの下垂や形崩れにつながってしまうのです。ただし、短時間のノーブラや適切なバストケアをおこなっている場合は、必ずしも影響があらわれるとは限りません。
ブラジャーをしないメリット

一般的に「ノーブラはバストに良くない」と考えられがちですが、意外にもさまざまなメリットがあります。
ここでは、ブラジャーをしないメリットについてみていきましょう。
締めつけがなくリラックスできる
ブラジャーをしないことの最大のメリットは、体への締めつけ感から解放されることです。
ワイヤー入りやフィット感の強いブラジャーを長時間着用していると、圧迫感やストレスを感じやすくなります。しかし、ノーブラで過ごせば、このような身体的・心理的な負担も軽くなりリラックスすることができます。 また、帰宅後すぐにブラジャーを外したときに感じる「解放感」からもわかるように、無意識のうちに体に負担がかかっている可能性もあります。自宅で過ごすときや就寝前などは、ブラジャーをしないことで心身ともにリフレッシュしやすくなるでしょう。
血液やリンパの流れが改善する
ノーブラで過ごすと、締めつけが軽減されることにより血液やリンパの流れがスムーズになるといわれています。なぜなら、ブラジャーのアンダーバスト部分や肩紐の圧迫がなくなり、巡りが妨げられにくくなるからです。巡りが改善されることで、むくみや冷えの解消にも期待できるため、体のコンディションを整えやすくなるかもしれません。
ただし、血液やリンパの流れの滞りは、必ずしもブラジャーの締めつけが原因であるとは限らないことを理解しておきましょう。
肌トラブルの予防につながる
ブラジャーは常に肌に触れているため、使用されている素材や皮膚への摩擦、汗による蒸れなどにより、かゆみやかぶれといった肌トラブルが起こることがあります。ブラジャーをしないで過ごせば、このような刺激が軽減されて肌への負担を抑えることができます。
特に、敏感肌の方や汗をかきやすい環境下では、ブラジャーによる圧迫や蒸れがトラブルの引き金となることがあるため注意が必要です。
ブラジャーをしないデメリット

ノーブラにはメリットもありますが、注意すべきデメリットもあります。将来のバストを守るためにも、どのようなリスクがあるのか理解しておきましょう。
ここでは、ブラジャーをしないデメリットについてみていきます。
バストが下垂しやすくなる
ブラジャーをしない状態を続けると、バストを支える外的サポートがなくなり、重力の影響をじかに受けやすくなります。その結果、バストの位置が徐々に下がってしまう可能性があります。
また、バストを支えているクーパー靭帯は、一度損傷すると元の状態に戻すのが難しいとされています。そのため、ノーブラで日常的な揺れや重力による負荷が蓄積されると、クーパー靭帯が伸びたり切れたりしてバストの下垂につながることが考えられます。
バストの形崩れの原因になる
バストの90%は脂肪で構成されていますが、ブラジャーをしないでいると、その脂肪が脇や背中などに移動しやすくなってしまいます。これにより、バストの丸みやハリが失われて形が崩れてしまうことがあります。 また、本来バストにあるべき脂肪が脇や背中に付くことで、ボディラインにも影響が及ぶかもしれません。
揺れで痛みや不快感が生じることがある
歩行や階段の昇り降りなどの日常動作でも、バストは想像以上に揺れています。
ブラジャーをしない状態では、この揺れがバストにダイレクトに伝わってしまい、痛みや不快感が生じることがあります。 特に、サイズが大きい人ほど揺れの影響を受けやすく、バストへの負担を感じやすい傾向があります。
服を着たときのシルエットに影響する
ブラジャーにはバストラインを美しく整える役割があるため、ノーブラの場合、服を着たときのシルエットに影響してしまうことがあります。なかでも、フィット感のあるトップスや薄手の素材は、バストの形があらわになりやすい傾向があります。 場合によっては、全体のバランスが崩れて見えたり、だらしない印象を与えたりしてしまうので注意が必要です。
ブラジャーの役割とは?

ブラジャーは単なるインナーではなく、バストを守って美しい形を維持するための重要なアイテムです。ここからは、ブラジャーが担っている役割について解説していきます。
バストを支える
ブラジャーの大切な役割のひとつが、バストを適切な位置で支えることです。
バストは90%が脂肪でできています。しかし、脂肪はとても柔らかい組織で形を維持する力が弱いため、正しい位置にキープするには外側からのサポートが必要です。 そのため、ブラジャーを着用してバストを支えることは、下垂や形崩れの予防や美しいバストラインの維持につながるとされているのです。
バストの形を整える
ブラジャーには、バストを理想的な形へと整える役割があります。
自分に合ったデザインのものを選べば、左右のバランスを整えたり、丸みのあるシルエットを作ったりして美しいラインを実現させることができます。 また、ブラジャーは服をきれいに着こなすためにも欠かせない存在であり、全身のスタイルアップにも期待できます。
バストの揺れによるダメージを軽減する
日常生活で発生するバストの揺れは、クーパー靭帯にダメージを与える原因のひとつです。ブラジャーを着用することで揺れを抑え、バストへの負担を軽減することができます。 特に、運動時や長時間の歩行、掃除など、体の動きが多いシーンではバストをしっかり固定することが重要です。適切なブラジャーの着用は、将来的なバストの下垂・形崩れの予防にもつながるでしょう。
ブラジャーの「する・しない」をシーンで切り替え

ブラジャーは、必ずしも常に着用しなければならないわけではありません。
シーンに応じて「する・しない」をうまく使い分けることで、無理なく快適に過ごしながら、バストへの負担も軽減することができます。ここからは、ブラジャーの「する・しない」をどのように切り替えればよいのか、具体的にみていきましょう。
ブラジャーをするべきシーン
通勤・通学時や外出時など、体を動かす機会が多いシーンではブラジャーの着用をおすすめします。バストをしっかり支えることで、揺れによる不快感やダメージを軽減し、安心して過ごすことができるでしょう。 特に、人と接する場面では服のシルエットを整える意味でもブラジャーの役割は重要です。TPOを踏まえた適切な着用を心がけてください。
また、運動時には必ずブラジャーを着用し、胸を揺れから守りましょう。スポーツブラは、運動によるさまざまな揺れを前提に設計されているので、より高い着用効果に期待ができます。
ブラジャーをしない選択もあるシーン
自宅でのリラックスタイムや就寝時などは、無理にブラジャーを着ける必要はありません。体を締めつけないことでリラックスしやすくなり、心身の休息にもつながります。長時間同じ姿勢で過ごす場合や、肌を休ませたいときには、ノーブラで過ごす時間を設けるのもひとつの方法でしょう。
ただしサイズが大きい人は、就寝時にバストが大きく動いたり、潰れたりすることがあるため、ナイトブラを着用したほうがよいでしょう。
ブラジャーをしない人が注意すべきポイント

ノーブラは必ずしもNGではないということを説明しましたが、ブラジャーをしないという選択をした場合、いくつか注意すべきことがあります。
ここでは、ブラジャーをしない人に注意してほしいポイントについて解説していきます。
「透け」対策をする
ノーブラで過ごす場合、服の素材や色によっては透けてしまう可能性があります。
薄手のトップスや淡いカラーの服を着る際には、インナーを工夫するなど、服に響かないように対策をしましょう。「透け」に対する配慮は周囲へのマナーとしても大切なポイントです。
正しい姿勢を維持する
猫背や巻き肩などの姿勢を続けていると、胸周りの筋肉が弱くなり、バストの下垂の原因となります。ブラジャーをしない場合は、筋肉でバストを支えることが必要となるため、日頃から正しい姿勢を維持することが重要です。 背筋を伸ばし、胸を開く姿勢を意識することが、美しいバストラインの維持へとつながります。
バストケアを習慣にする
ブラジャーをしない人は、日常的にバストケアを取り入れるようにしましょう。マッサージや保湿ケアをおこなうことで、血行を促進し、ハリや柔らかさを保ちやすくなります。 また、定期的にバストの状態をチェックすることによって、バストのちょっとした変化にも気づきやすくなり、早めにケアを開始することができます。
ブラジャーを使い分けて快適に過ごそう

ブラジャーをしない人の意見としてもっとも多く聞かれるのが、「ブラジャーの締めつけ感が苦手」というものです。しかし、近年ではさまざまなタイプのブラジャーが販売されており、快適に着用できるものも増えてきています。
最後に、ノーブラ派にもおすすめのブラジャーを紹介します。
ノンワイヤーブラ
ノンワイヤーブラは、締めつけ感の少ない快適な着け心地が特徴です。
ワイヤーの圧迫感やアンダーバストに当たる感覚が苦手な人、ある程度のサポート力を求めている人に適しています。 最近では、ワイヤー入りに近いサポート力のあるノンワイヤーブラもあるため、学校・職場での着用にも十分対応ができます。
ブラトップ
ブラトップは、インナーとブラジャーが一体化した便利なアイテムです。
着脱が簡単でコーディネートもすっきりするため、日常使いに適しています。 ブラジャーよりもサポート力が弱いといわれてきましたが、年々進化を続けており、以前よりホールド力の高い製品も販売されています。自宅で過ごす日やリラックスタイム、近場への外出時に活躍してくれるでしょう。
ナイトブラ
ナイトブラは、就寝時のバストを守ることを目的としたブラジャーです。寝ているあいだにバストが脇や背中側に移動するのを防ぎ、形崩れの予防をサポートします。 なかでも、バストサイズが大きい人には、バストケアのひとつとして取り入れてほしいアイテムです。
まとめ

ブラジャーをしないという選択には、リラックスできる、血液・リンパの流れが改善するなどのメリットがある一方で、バストの下垂や形崩れにつながる恐れがあるといったデメリットも存在します。しかし、バストを守るために大切なのは、ブラジャーの「する・しない」の選択ではなく、シーンに応じて適切な対応をするということです。
リラックスを求めるときはノーブラで過ごし、学校や職場、人と接する場面ではブラジャーを着用するなど、状況に応じて判断するとよいでしょう。その際、ブラジャー自体が苦手という方は、ノンワイヤーブラやホールド力の高いブラトップを活用するのもひとつの方法です。
残念ながら、ノーブラを続けていると下垂や形崩れのリスクが高くなる傾向があります。そのため、日頃から正しい姿勢を心がけ、日常的にバストケアをおこなうことが重要です。自分でバストをチェックすることにより、ハリやボリュームなどの変化にも気づきやすくなり、いち早くケアを開始することができるでしょう。
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