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「胸だけを大きくしたいけれど、体型は崩したくない」と悩んでいる方は少なくありません。しかし、スリムな体型をキープしながらバストアップを目指すことは、果たして可能なのでしょうか。
年齢や体質などの条件によっては、胸だけを大きくするのは難しい場合もありますが、正しいポイントを押さえることで理想の胸と体形に近づくことができます。
この記事では、胸のサイズを決める要素や、大人になってからでも可能なバストアップの方法などについて詳しく解説していきます。
「貧乳」「小胸」といったお悩みを解消したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
胸だけ大きくするには?サイズを決める要素とは
バストのサイズには、さまざまな要因が関係しています。胸を大きくするためには、バストの構造を理解したうえで必要に応じたアプローチをすることが重要です。ここでは、バストサイズを決める3つの主要な要素「脂肪の量」「乳腺の発達」「大胸筋の発達」について詳しく解説していきます。
脂肪の量
バストの大部分を占めるのが「脂肪」です。体脂肪は、見た目や健康の面でマイナスに捉えられることが多いですが、胸を大きくするうえで重要な役割を果たしています。脂肪が多いほど、胸もふっくらとした印象になりやすいからです。
極端なダイエットなどにより体脂肪を急激に減らしてしまうと、胸の脂肪も失われてサイズダウンにつながることがあるため注意しましょう。胸を大きくしたい場合は、無理なダイエットを避け、適切な栄養を摂ることが大切です。
乳腺の発達
乳腺は、バストの形やボリュームに大きく関わる組織です。乳腺の周りは脂肪で保護されているため、乳腺が発達するほど脂肪の量も多くなります。そのため、乳腺をしっかり発達させることがバストアップへの鍵となります。
乳腺の発達には、女性ホルモンの分泌が大きな影響を与えます。女性ホルモンの分泌を促進するには、ストレスを軽減し、栄養バランスの取れた食事や規則正しい生活を心がけることが大切です。
大胸筋の発達
バストの土台となる「大胸筋」の発達も、胸の形やボリュームを整えるうえで重要です。大胸筋自体がバストそのものを大きくするわけではありませんが、大胸筋がバストをしっかり支えることで美しい形をキープしやすくなります。また、大胸筋が発達することでバストの土台にもボリュームが生まれ、胸を大きく見せる効果が期待できます。
大人になってから胸だけ大きくするのは可能?
胸のサイズが大きくなるのは、女性ホルモンの分泌が急増する思春期であることが一般的です。そのため、「大人になってから胸だけを大きくするのは難しいのでは?」と考ええいる方も多いかもしれません。確かに、思春期のような急激なバストアップは難しいことも事実ですが、大人になってからでも胸を大きくすることは可能です。
たとえば、体重が増えて体脂肪が増加すると、バストもそれにともないボリュームが増えることがあります。体重が増加したことで、着けていたブラジャーがきつくなったという経験がある方もいるのではないでしょうか。
さらに、バストは女性ホルモンの影響を強く受けます。ストレスや睡眠不足、偏った食事などによってホルモンバランスが乱れると、胸のハリがなくなったり、サイズダウンしてしまったりすることもあるでしょう。一方で、ホルモンバランスを整えるような生活を心がければ、胸の形やボリュームを維持し、美しく見せることができます。
胸だけを大きくする方法
バストの大部分は脂肪で構成されているため、太ることで胸が大きくなる可能性はあります。しかし、体型をキープしながら胸だけ大きくすることができれば、より理想的だと思う方も多いのではないでしょうか。ここでは、「胸だけを大きくしたい」という方に向けて、バストアップのための具体的な方法を紹介していきます。
エクササイズで胸を大きくする
エクササイズによってバストを支える大胸筋を鍛えると、バスト全体の形を整い、ボリュームアップにもつながります。大胸筋は胸を持ち上げる土台であるため、ハリのあるバストを目指すうえでも重要なポイントです。
大胸筋を鍛えるのにおすすめのエクササイズには、以下のようなものがあります。自宅で簡単にできますので、隙間時間などを利用して取り組んでみましょう。
プッシュアップ(腕立て伏せ)
大胸筋を鍛えるエクササイズの代表格がプッシュアップです。負荷を調整しながら自分のペースで無理なくおこなえるので、ぜひ毎日の習慣にしてみましょう。
- 四つん這いの姿勢から、肩幅よりも少し広めに手をつく
- つま先立になり、頭から足首まで一直線を保つ
- ワキを締めながら両ヒジを曲げ、胸が床に着くギリギリのところまで体を下ろす
- 床を押して両ヒジを伸ばし、元の姿勢に戻す
※難しいと感じる場合は、床にヒザをつけた状態でおこなってもOK
10回を1セットとして、3セットを目安におこないましょう。体を一直線に保ちながらおこなうのがポイントです。
ダンベルフライ
ダンベルフライは、大胸筋の内側や外側をバランスよく鍛えられるエクササイズです。軽めのダンベルやペットボトルを活用することで、自宅でも手軽に実践できます。
- フラットベンチ(またはマットレスの上など)に仰向けになる
- 両手にダンベルを持ち、天井に向けて両手をまっすぐ伸ばす
- ヒジを軽く曲げながら両手をゆっくりと横に広げ、肩の高さまでダンベルを下げる
- 両手をゆっくりと元の位置に戻す
10回を1セットとして、2~3セットを目安におこないましょう。
エアーペックフライ
器具を使わず、椅子に座ったままおこなえる大胸筋のエクササイズです。簡単な動作なので、デスクワークの合間やテレビを見ながらでも気軽に取り組めます。
- 背筋を伸ばして椅子に座る
- 後頭部に両手を置き、左右にヒジを広げる
- 息を吐きながら、ヒジをゆっくりと閉じる
- ヒジをくっつけた状態で2~3秒キープする
- 息を吸いながら、ヒジを元の位置に戻す
10回を1セットとして、2~3セットを目標におこないましょう。
バストマッサージで胸を大きくする
バストマッサージは血行を改善し、バストに必要な栄養や酸素を届けるために効果的な方法です。また、脂肪を胸に集めるサポートにもなり、ハリのある美しいバストを目指すことができます。
胸を大きくしたい方は、毎日のケアとしてバストマッサージを取り入れてみましょう。ここでは、簡単にできる2つのマッサージ方法を紹介します。
ワキ下のリンパマッサージ
ワキ下には多くのリンパ節が集まっているため、マッサージすることでリンパの流れが改善され、老廃物の排出を促進できます。リンパがスムーズに流れると、バストへの栄養や酸素も届きやすくなりバストアップ効果が期待できます。
- 親指以外の4本の指を右ワキの下に差し込むように当てる
- 親指は鎖骨下にある小胸筋に当て、ワキ下に差し込んだ指で肋骨方向に軽く押しながら、ワキの下をギュッとつかむ
- そのままの状態で右腕をリラックスさせ、前後にぶらぶらと動かす(20回を目安)
- 反対側も同様におこなう
腕を前後に動かす際は、腕の力を抜いて自然に振るのことがポイントです。深呼吸をしながらおこないましょう。
基本のバストアップマッサージ
このマッサージは、胸周りの脂肪をバストに集め、中央に寄せることでバストアップ効果を高めます。二の腕や背中の余分な脂肪を胸に集めるため、スリムな体型をキープしながらバストにボリュームを持たせたい方におすすめです。
- 両手の4本の指を使い、アンダーバストのラインを内側から外側に向けてなぞりながら親指の腹でワキの下をやさしくプッシュする
- 右腕を上げ、左手を使って右ヒジからワキに向かってさすりながら二の腕の脂肪を胸へと流す(10回)
- 右ヒジを曲げ、右手を胸の内側に添えた状態で左手を使い、右の背中側から脂肪を胸に集める(10回)
- 左側も同じ要領でおこなう
- 胸に集めた脂肪をバストの中央に寄せるように、両手のひらで円を描くように右胸をマッサージする(10回)
- 左胸も同様におこなう
肌に摩擦を与えないように、クリームやオイルを使ってマッサージするのがおすすめです。ゆっくりとした動きで、力を入れすぎないように注意しましょう。
食生活に気を付けてバストアップをサポート
バストを構成する脂肪や乳腺の発達には、必要な栄養素を摂取することが重要です。ただし、胸を大きくしようとこれらの栄養素を摂りすぎると、全身に脂肪がついて体型が崩れてしまう恐れがあります。
体型をキープしながらバストアップを目指すには、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。胸を大きくするのにおすすめの栄養素は、以下のとおりです。
タンパク質
タンパク質は、胸を支える大胸筋を作るために欠かせない栄養素です。また、体全体の筋肉量を維持し、基礎代謝を高める効果もあります。
タンパク質を多く含む食品は以下のとおりです。
- 鶏むね肉(脂肪分が少なくヘルシー)
- 卵
- 大豆製品
- 魚類
日常の食事にこれらの食品を取り入れ、バストの土台となる筋肉をしっかりと育てましょう。
イソフラボン
イソフラボンは大豆製品に含まれる成分で、女性ホルモン(エストロゲン)に似た働きをすることで知られています。エストロゲンは乳腺の発達をサポートするため、胸を大きくする効果に期待ができる栄養素です。
イソフラボンを多く含む食品には、以下のようなものがあります。
- 大豆
- 大豆製品(豆腐・納豆・豆乳など)
特に、豆乳は手軽に摂取できるので、毎日の食事や間食に取り入れやすいでしょう。
ビタミンE
ビタミンEは、血行を促進してホルモンバランスを整える効果が期待できる栄養素です。血行が良くなると、バストに必要な栄養や酸素が届きやすくなり、乳腺の発達につながります。ビタミンEは抗酸化作用もあるため、美容にも良いとされています。
ビタミンEが含まれている食品は、以下のとおりです。
- アボカド
- ナッツ類
- カボチャ
- サーモン
日々の食事で摂取するのが難しい場合は、サプリなどを活用してもよいでしょう。
胸を大きくするには睡眠も大事
胸の成長や維持には「睡眠」を欠かすことができません。成長ホルモンや女性ホルモンは眠っている間に多く分泌されるからです。
特に、夜10時から深夜2時の「ゴールデンタイム」は、ホルモン分泌が最も活発になる時間帯だといわれています。この時間に深い眠り(ノンレム睡眠)をとることで、バストアップ効果が期待できます。
一方で、睡眠不足が続くとホルモンバランスが乱れ、胸のハリが失われたり、バストアップの効果が出にくくなったりする恐れがあります。胸を大きくしたい方は、規則正しい睡眠を心がけてください。
胸だけを大きくするために意識したいこと
胸だけを大きくしたい場合、日々の生活習慣を見直すことも大切です。ここでは、体型を美しくキープしながら胸を大きくするためのポイントを紹介していきます。
ストレスを溜めない
ストレスは女性ホルモンの分泌を減少させる原因となります。日々の生活でストレスを感じるのは普通のことですが、胸を大きくしたいのであれば、余分なストレスを溜めないよう意識しましょう。疲れたら休息をとる、趣味やスポーツを楽しむ、お風呂にゆっくり浸かるなど、自分なりのストレス解消法を探すのがおすすめです。
サイズの合ったブラジャーを着用する
サイズの合っていないブラジャーを着けていると、バストが正しい位置で支えられず、形が崩れたりサイズダウンしたりする原因になります。特に、締め付けが強いものや緩すぎるものは避けましょう。定期的にサイズを測り直し、自分にぴったり合ったブラジャーを選ぶことで、バストを正しい位置にキープしてきれいな形を保つことができます。
用途に合わせたブラジャーを着用する
ブラジャーには、日常使いに適したものから運動時に使うスポーツブラ、寝ている間にバストの形を整えるナイトブラなど、さまざまな種類があります。それぞれの用途に応じてブラジャーを使い分けることで、胸のボリュームや形状を保つことができます。
たとえば、運動時に通常のブラジャーを着けていると、胸が揺れて下垂の原因になることがあります。動いたときの揺れを最小限に抑えるために、スポーツブラを着用しましょう。このように適切なブラジャーを選ぶことで、胸のコンディションを維持しながらバストアップを目指せます。
定期的に運動して血行を促進する
バストに栄養を運ぶ血流を良くすることも大切です。特に、適度な運動は全身の血行を促進し、バストに必要な酸素や栄養素を届ける助けとなります。
ウォーキングやヨガなど、軽めの運動を習慣化するのがおすすめです。また、運動によって胸を支える大胸筋を鍛えることも、胸を大きく美しく見せるためには効果的です。
胸だけを大きくしたいならバストアップサロンもおすすめ!
「頑張ってケアを続けているけれど、思うように結果が出ない……」そのような方におすすめなのが、バストアップサロンです。専門的な知識をもつプロの施術を受けることにより、効率的に理想のバストに近づくことができます。
Rococo(ロココ)は、「バストで悩んでいる多くの女性を幸せにしたい」という想いから誕生したバストアップ専門サロンです。Rococoでは、さまざまな胸のお悩みに対応したメニューを提供しています。
1回の施術でも効果を実感できることから、リピーターのお客様が多いことも特徴のひとつです。初回限定の特別価格もご用意しておりますので、スタイルを維持しながら胸を大きくしたい方は、お気軽にご相談ください。
まとめ
今回の記事では、体型をキープしながら貧乳・小胸を解消する方法について解説してきました。胸だけを大きくするのは簡単ではありませんが、適切な方法を取り入れることで実現できる可能性はあります。
エクササイズやバストマッサージ、栄養バランスの整った食生活、そして十分な睡眠を意識することで、バストアップをサポートしましょう。また、ストレスの軽減や自分に合ったブラジャーの着用も胸の美しさを保つ重要なポイントです。
セルフケアだけでは思うような結果が出ないという場合には、プロの力を借りるのもひとつの方法です。バストアップ専門サロンRococoでは、独自のメソッドで効率的に理想のバストを目指すことができますので、この機会にぜひ一度お試しください。適切なケアや生活習慣の見直しをおこなって、理想のバストを手に入れましょう。