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クーパー靭帯とは?切れても再生できるのか

クーパー靭帯とは?切れても再生できるのか

「最近バストが垂れてきたのは、クーパー靭帯が切れているからかもしれない」と気になっている方もいるでしょう。クーパー靭帯は、傷ついたとしても痛みを感じません。そのため、知らないうちにクーパー靭帯が切れてしまっているという可能性があります。

クーパー靭帯はバストを美しい形に保つ役割をもっており、切れてしまうとバストの下垂を招いてしまいます。自分のバストの下垂の原因は、クーパー靭帯の伸びや切れによるものなのか心配ですよね。

また、クーパー靭帯は切れると再生できないといわれていますが、本当に元に戻らないのでしょうか。この記事では、クーパー靭帯の特徴や切れる原因、さらにクーパー靭帯が切れるのを防ぐ方法などについて詳しく解説しています。クーパー靭帯の損傷を防いで、ぜひ美しいバストラインをキープしてください。

クーパー靭帯とは?

クーパー靭帯とは?

バストをきれいな形に保っているのがクーパー靭帯です。クーパー靭帯はコラーゲン繊維の束でできていますが、1本1本が独立しているわけではありません。網状になっていてバストの隙間を埋めるように存在し、乳房と大胸筋、脂肪、皮膚など、バスト全体の組織を支えているのです。

靭帯は筋肉と違って伸び縮みしません。運動時の激しい動きや日常生活の動きにより、伸びるだけでなく切れてしまう恐れがあります。

クーパー靭帯はバストアップに重要

クーパー靭帯はバストアップに重要

クーパー靭帯はバストアップに必要不可欠な存在です。クーパー靭帯に損傷がない場合、大胸筋と乳房をピンと張った状態でつないでいるため、ハリのある美しいバストをキープすることができます。しかし、クーパー靭帯が傷つくとバストをしっかり支えられなくなります。

その結果、乳房が下垂してバストが垂れてしまうのです。バストアップするには、クーパー靭帯を傷つけないようにする必要があります。

クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因

クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因

ここからは、クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因で代表的なものを4つ紹介します。

加齢

クーパー靭帯は加齢によりダメージを受けやすくなります。なぜなら、クーパー靭帯の主成分であるコラーゲンは、皮膚の真皮層にある線維芽細胞で生成されるからです。

線維芽細胞は女性ホルモンのエストロゲンによって活性化する働きがあります。加齢により女性ホルモンが減少すると、コラーゲンの生産量も減り、クーパー靭帯が弱体化しやすくなってしまいます。

大胸筋の衰え

大胸筋は、頬骨と上腕骨をつないでいる筋肉で、バストの表層部に広がってついています。バストの土台となり、バスト全体を支えている組織です。

クーパー靭帯は大胸筋と他の組織をつないでいる構造になっており、大胸筋の衰えと比例してクーパー靭帯も弱まり、乳房や皮膚を支えられなくなります。クーパー靭帯は伸縮機能がないため、負担がかかることで伸びやすくなり、切れてしまう原因となります。

バストの揺れ

バストが揺れるとクーパー靭帯の伸びや切れにつながります。クーパー靭帯は非常に繊細な組織です。スポーツやウォーキングだけでなく、歩いたり座ったりといった日常の動きでもクーパー靭帯の損傷を招く可能性があります。

またバストの重さはAカップでも140g、Cカップになると500gほどあるといわれています。Aカップの小さめのバストであっても揺れは生じ、クーパー靭帯はダメージを受けます。

特に上下運動で強い刺激が加わるとクーパー靭帯が切れてしまいます。家の中だからと、ノーブラで過ごしている方は注意が必要です。

妊娠・産後の授乳

妊娠や産後の授乳も、クーパー靭帯が傷ついてしまう原因のひとつです。妊娠すると女性ホルモンの働きが活発になるため、バストが一時的に大きくなりクーパー靭帯も伸びます。

一般的に妊娠2カ月目に入ると乳腺が発達し、臨月にはバストサイズが2〜3カップほど大きくなるようです。出産後にバストサイズは元に戻りますが、伸びてしまったクーパー靭帯が縮むことはありません。

また、産後の授乳もクーパー靭帯が伸びる要因です。授乳時の刺激や、授乳の際の姿勢の悪さもクーパー靭帯にダメージを与えてしまいます。

クーパー靭帯が伸びたり切れたりする生活習慣

クーパー靭帯が伸びたり切れたりする生活習慣

普段からおこなっている生活習慣によっては、クーパー靭帯が伸びやすくなったり、切れやすくなったりします。なぜクーパー靭帯が傷つきやすくなるのか、その原因について詳しく見ていきましょう。

ノーブラで長時間過ごしている

ノーブラで長時間過ごしている方は、クーパー靭帯に損傷を与えやすくしているといっても過言ではありません。歩く、座る、横になるといった日常生活の動きによって揺れは必ず生じます。楽だからとノーブラで行動していると、気づかないうちにクーパー靭帯を傷つけてしまっている可能性があります。

サイズの合っていないブラジャーを付けている

ブラジャーを付けているからといって安心はできません。自分のバストに合っていないブラジャーは、クーパー靭帯に悪影響を及ぼします。大き過ぎるブラジャーの着用は、バストの揺れや脇や背中に脂肪が流れる原因になります。反対に小さすぎるブラジャーを付けていると、バストを圧迫してクーパー靭帯を痛めてしまいます。

カップ付きインナーで運動する

カップ付きインナーを付けているという方も多いでしょう。しかし、カップ付きインナーにはバストを固定する機能が備わっていません。

そのため、カップ付きインナーを着用して運動すると、バストが上下左右に揺れてクーパー靭帯が切れてしまいます。また日常生活においても、クーパー靭帯を守るという点でカップ付きインナーはおすすめできません。

猫背姿勢になっている

猫背姿勢は、大胸筋の筋力低下を引き起こし、クーパー靭帯に負担がかかる要因となります。猫背は前かがみで背中が前に引っ張られて丸くなるため、大胸筋が縮んで硬くなってしまうのです。筋肉が硬くなると、動きが鈍くなり筋力が衰えます。猫背姿勢が原因でクーパー靭帯が弱くなっているケースも多いようです。

猫背になる原因には、デスクワークやスマートフォンを使用するときの姿勢、前かがみになる癖、運動不足などが挙げられます。猫背姿勢は癖になると治りにくいため、注意が必要です。

バランスの悪い食生活をしている

バランスの悪い食生活もクーパー靭帯に悪影響を及ぼします。必要な栄養素をバランスよく摂らなければ、クーパー靭帯やクーパー靭帯を支えている組織を弱体化させてしまう可能性があるからです。特に無理なダイエットをしている場合は、「バストの栄養不足」を引き起こす可能性があります。

過度なバストマッサージ

バストマッサージはバストアップ効果が期待できるセルフケアですが、過度なマッサージは逆効果です。クーパー靭帯はコラーゲン繊維が束になった繊細な組織のため、強い力が加わると伸びてしまうことがあります。バストマッサージはやさしい力加減で行わなければなりません。また、1日に何回もマッサージするのはクーパー靭帯にダメージを与えるためNGです。

クーパー靭帯が切れるとどうなる?

クーパー靭帯が切れるとどうなる?

クーパー靭帯が切れるとバストが垂れてしまいます。クーパー靭帯は切れても痛みがないため、自分ではクーパー靭帯が切れたかどうか判断がつかないでしょう。以下はクーパー靭帯が切れたときに生じる状態です。自分のバストが当てはまっているかチェックしてみましょう。

  • バスト上部にボリュームがなくなった
  • バストに丸みがなくなっている
  • バストトップの位置が下がってきた
  • バストが離れてきた
  • バストの脂肪が脇や背中に流れている
  • ブラジャーのカップと丸みが合わなくなった

これらの状態になっているからといって、必ずしもクーパー靭帯が切れているわけではありません。しかし「以前と比べてバストの形が変わってきた」「バストの上部がそげてボリュームがなくなってきた」という場合は、クーパー靭帯が切れている、もしくは伸びている可能性が高いです。日頃からバストの変化をチェックするように心掛けてください。

クーパー靭帯は切れても再生できる?

クーパー靭帯は切れても再生できる?

残念ながら、クーパー靭帯は切れてしまうと再生できないといわれています。自然治癒はもちろんのこと、現在の美容外科の技術をもってしても修復することはできません。できるだけクーパー靭帯に負担をかけないようにしましょう。

クーパー靭帯が切れるのを防ぐ方法

クーパー靭帯が切れるのを防ぐ方法

ここでは、クーパー靭帯が切れるのを防ぐ方法について紹介します。普段の生活に取り入れてみてください。

コラーゲンの合成を促す栄養素を摂る

クーパー靭帯が切れるのを防ぐには、コラーゲンが多く含まれる食べ物だけでなく、コラーゲンの合成を促す栄養素「ビタミンC」と「鉄分」も一緒に摂ることが大切です。ビタミンCと鉄分が多く含まれる食材を紹介します。意識して毎日の食事に取り入れましょう。

【ビタミンCが多く含まれる食材】

  • レモン
  • アセロラ
  • パプリカ
  • 赤ピーマン
  • 黄ピーマン
  • キウイ

【鉄分が多く含まれる食材】

  • あさり
  • 豚レバー
  • さんま
  • シジミ
  • 豆乳
  • 小松菜

効率良くコラーゲンや鉄分を摂取するには、サプリメントを併用するのがおすすめです。サプリメントには、粉末タイプ、錠剤、カプセルなどがあります。

粉末タイプはヨーグルトや紅茶、食事などに入れて摂取することができます。ただし、粉末タイプはコラーゲン特有のにおいがあるものも多く、苦手な方は錠剤やカプセルを選ぶと良いでしょう。

また、体内に吸収されたコラーゲンは約24時間でなくなるといわれています。そのため、毎日摂取することが必要です。

タンパク質を摂取する

タンパク質を摂取することは、クーパー靭帯の強化につながります。なぜなら、クーパー靭帯の主成分であるコラーゲンはタンパク質の一種だからです。また、大胸筋はタンパク質からできています。

タンパク質はアミノ酸に分解されてから吸収され、その後でコラーゲンや筋肉などのタンパク質に再合成されます。運動後に合成が活発になるため、適度な運動を行い、その後でタンパク質を摂取すると良いでしょう。

大胸筋を鍛える

クーパー靭帯へ負担がかからないようにするには、大胸筋を鍛えることが大切です。誰でも簡単にできる代表的なエクササイズを3つ紹介します。ぜひ試してみてください。

合掌のポーズ

合掌のポーズは立ったままでも座った状態でもできるため、自宅はもちろん仕事の合間にも取り入れることが可能です。以下の手順に沿って行いましょう。

  1. 背筋を伸ばし両手を胸の前で合わす
  2. 前腕を水平に保ち、手の平を20秒間押し合う
  3. 5秒休む
  4. 2と3を3セット繰り返す
    ※1日に1回行う
    ※前腕が水平になっていることを意識しておこなうことがポイント

さらに頭の上で合掌すると、猫背姿勢の改善効果が期待できます。合掌のポーズと同じように胸の前で手を合わせたら、そのまま手を上に持ち上げます。頭の上まで手を移動させ、何秒かキープしましょう。

プッシュアップ

プッシュアップは大胸筋を鍛えられる基本的なエクササイズです。以下はプッシュアップの正しいやり方です。

  1. 四つん這いの状態になる
  2. 肩幅よりも少し外側に手をつく
  3. 足を真っすぐに伸ばしてつま先を立てる
    ※頭から足首まで真っすぐになるように意識する
  4. 真っすぐの姿勢をキープしたまま、脇を締めて肘を曲げる
  5. 体を床につく手前までゆっくりと下ろす
  6. 床を押して体を持ち上げる
    ※10回を1セットとして3セット行う

膝つきプッシュアップ

プッシュアップが難しい方は、膝つきプッシュアップで大胸筋を鍛えましょう。以下の手順に沿って行ってください。

  1. 四つん這いの状態になる
  2. 肩幅よりも少し外側に手をつく
  3. 膝を床につけたまま足を上げる
  4. 肘を曲げ床に胸がつく手前まで体をゆっくり下ろす
    ※背中を丸めないように意識する
  5. 床を押して体を持ち上げる
    ※10回を1セットとして3セット行う

姿勢を良くする

姿勢を良くすることで、クーパー靭帯への負担を軽減することができます。デスクワークで1日中パソコンを見ていると、ついつい前かがみの姿勢になりがちです。座っているときに良い姿勢を維持するには、以下のポイントを意識してください。

  • 背もたれで背中を支え、腰を椅子の奥につける
  • 足を床につけ、膝を直角に保つ
  • パソコンの画面を目線の高さに合わせる
  • キーボードとマウスは手の届く位置に置く

一定の時間が経ったら、ストレッチをしたり、立って体を動かしたりすることも必要です。また立っているときや歩いているときは、背筋を伸ばして腹筋に力を入れるようにしましょう。

サイズの合ったブラジャーを着用する

クーパー靭帯の伸びや切れを防ぐには、自分のサイズの合ったブラジャーを着用することが重要です。ブラジャーのワイヤーが食い込んでいる、カップが浮いているといった場合、ブラジャーが合っていない可能性があります。

また、バストサイズは生理周期や年齢によっても変動します。定期的に採寸をおこない、バストの状態に合ったブラジャーを使い分けることも必要です。ブラジャーが自分のサイズに合っているのかわからないという方は、店頭で採寸してもらうと良いでしょう。

運動するときはスポーツブラを着用する

運動するときは、バストの揺れを抑えることができるスポーツブラを着用するのがおすすめです。スポーツブラは普通のブラジャーと比べてホールド力が高く、激しい動きでもバストをしっかり固定できるように設計されています。

またスポーツブラは、ストレッチ性や吸汗、速乾性に優れた素材が使われていることも特徴です。汗をかいても蒸れることなく快適に過ごせるでしょう。

就寝時はナイトブラを着用する

就寝時にナイトブラを着用することで、クーパー靭帯にかかる負担を減らすことができます。仰向け寝や横向き寝などの就寝中の体勢は、クーパー靭帯に負担がかかります。

特に寝返りなどの動きは、クーパー靭帯の伸びや切れが起こる原因です。ナイトブラの着用はクーパー靭帯を守り、きれいなバストラインを維持することにつながります。寝るときにブラジャーを付けると締め付けられて苦しそうと思う方は、ノンワイヤータイプのアイテムを選ぶと良いでしょう。

クーパー靭帯に負担をかけない搾乳機を使用する

授乳の際に搾乳を行わなければならないことがあります。搾乳時は、強い圧力が加わることでクーパー靭帯に負担がかかってしまうことがあります。

そのような場合は、吸引圧の調整ができる搾乳機を試してみるのも良いでしょう。授乳後にバストが垂れてしまわないように、クーパー靭帯への負担を減らすようにしましょう。

垂れたバストを解消するならバストアップ専門サロンRococo(ロココ)

垂れたバストを解消するならバストアップ専門サロンRococo(ロココ)

画像引用:Rococo(ロココ)公式HP

Rococo(ロココ)は「バストで悩んでいる女性を幸せにしたい」という想いで誕生したバストアップ専門サロンです。Rococo式豊胸メソッドで、1度でバストアップが実感できる施術を目指しています。

Rococoの特徴は、姿勢改善とコラーゲン増加にアプローチした施術です。姿勢改善では骨格のゆがみを整えてバストの形の崩れや下垂を防ぎ、さらにハンドマッサージで背中や脇に流れた脂肪を元のバストに戻します。

最新美容機器を用いて細胞を活性化させる独自のマッサージも、Rococoの魅力のひとつです。コラーゲン率を高めることでクーパー靭帯を補強し、ハリのあるバストに仕上げます。下垂したバストを再びバストアップさせたい、授乳後に失われたバストのハリを取り戻したい、という方には「下垂バスト解消コース」がおすすめです。

まとめ

クーパー靭帯は、バストを丸みのある美しい形に維持する重要な役割をもっています。1度切れてしまうと修復できないため、傷つけないようにすることが大切です。

また、クーパー靭帯が切れる原因には生活習慣が大きく関わっています。「バランスの良い食事をする」「良い姿勢を保つ」「ナイトブラを着用する」など、生活習慣を見直すことでクーパー靭帯が切れるのを防ぐことができます。

今回紹介したセルフケアもぜひ試してみてください。ただし、下垂バストを早く解消したい、セルフケアでは効果を得られないという方は、バストアップサロンでの施術がおすすめです。自分に合った方法でハリのある理想のバストを手に入れましょう。