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30代は結婚や出産などで環境や体の変化が起こりやすくなる時期です。
バストに関するお悩みが現れるのも、この頃から急に増え始めるといわれています。
30代でバストの下垂に悩む人の多くは、バストアップを諦めてしまっているそうです。
しかし実際には、30代でバストアップは可能で、それどころか30代、40代はバストアップするのに良いタイミングだという意見もあります。
この記事では、30代でバストアップは可能なのか、またその方法について徹底解説します。
30代でもバストアップは可能？
結論からいえば、30代でもバストアップは可能です。
一般的にバストの成長は25歳頃に停止することが多いのですが、実際には、何らかの理由で成長が妨げられていることが原因で、本来成長すべきバストが十分に発達していない場合があります。
バストが成長を妨げられている場合、成長を促してあげれば30代でのバストアップは十分可能です。
30代でバストのお悩みが増える理由とは？
30代は一般的にみてバストに関するお悩みが増える時期とされていますが、これにはいくつかの理由があります。ひとつずつ確認してみましょう。
妊娠・出産後の変化
30代で、妊娠や出産によりバストの変化を経験する人は少なくありません。
妊娠や出産は人生における喜びのライフイベントですが、一方でバストのお悩みの原因にもなります。
妊娠期から授乳期においては、女性ホルモンの分泌が活発になるため、バストサイズが急激に大きくなる人も多くいらっしゃいます。
妊娠に伴って、元のバストサイズに関係なく、平均的に2カップ程度バストアップするといわれています。
しかし喜びもつかの間、卒乳の頃からバストはサイズダウンし、元の大きさに戻ってしまいます。
一度2カップバストアップしているだけに、バストがより小さくしぼんだように感じられたり、ハリがなくなったと感じることがあります。
またバストが大きくなった時期に、サイズの合わない下着を着け続けてしまうことで、バストの形が崩れることも少なくありません。
このように、30代では妊娠や出産後のバストの変化により、お悩みを抱える方も多いです。
筋肉量の減少
バストは筋肉で支えられているため、筋肉量の減少はバストの変化の理由のひとつです。
20歳を過ぎたあたりから、加齢のため筋肉量が減少していきますが、30代の女性の中でも普段から運動する習慣のない人は、より筋肉量が減少しやすくなります。
30代ではバストを支える大胸筋なども減少してしまうため、美しい位置を保つことができなくなり、バストの形が崩れたり、下垂して見えたりしてしまいます。
女性ホルモンの減少
30代のバストアップに関するお悩みは、女性ホルモンの減少と密接に関係します。
バストは主にほ脂肪で構成されており、その脂肪はバスト内部の乳腺という組織を保護する役割を果たしています。
この乳腺組織は女性ホルモンの働きにより発達しますが、30代に入る頃から女性ホルモンの分泌が減少し始めるため、30代でバストがしぼんでしまうことがあります。
保水力の低下
バストの保水力が低下するとハリが失われ、バストのボリュームダウンにつながります。
30代になると、お肌の弾力や保水力を維持するコラーゲンやエラスチンが減少するため、バストのハリが失われやすくなります。
バストのハリがなくなると見た目もボリュームダウンしてしまい、バストに関するお悩みの原因となります。
今すぐ始められる！自分のバストを好きになる方法
30代でバストアップを叶えるためには、生活習慣の見直しがカギになります。
これは、そもそもバストのお悩みの原因が生活習慣と密接にかかわっているためです。
ここではバストのお悩みを解決しバストアップを叶えるために、今すぐ始められるバストアップの方法を紹介します。
これからご紹介する方法を実践すれば、ご自分のバストが今よりもっと好きになれるはずです。
ぜひ、できることから始めてみましょう。
①質の良い睡眠をとるようにする
30代でバストアップを叶えるには、女性ホルモンの分泌を促進させることが不可欠です。そのカギを握っているのが質の良い睡眠です。
睡眠には脳が覚醒しているレム睡眠（浅い眠り）と、脳もしっかり休んだ状態のノンレム睡眠（深い眠り）の2種類があり、ホルモンの分泌はノンレム睡眠時に活性化します。
女性ホルモンの分泌が活性化するのは午後10時〜午前2時といわれているため、その時間にノンレム睡眠に入れるよう、生活のリズムを整えましょう。
ハーブティーなどで体を温め、リラックスした状態でベッドに入るのがおすすめです。あわせて、マッサージやストレッチをするのも良いでしょう。
ブルーライトはノンレム睡眠への入眠を妨げるので、スマホやパソコンを眠る前に使用するのは避けましょう。
②バストに良い食材を摂る
バストに良い食材は次のとおりです。ただバストアップのためにと、そればかりを食べても効果は上がりません。
30代でバストアップを叶えるためには、バランスの良い食事を心がけながらも、バストに良い食材を積極的に摂るようにしましょう。
たんぱく質は、動物性のものと植物性のものをバランス良く摂るのがおすすめです。
またボロンは熱に弱いため、生食で摂取するようにしましょう。
| 栄養素 | 働き | 含まれる食材 |
|---|---|---|
| 大豆イソフラボン | 女性ホルモンと同じ働きをするため、乳腺組織の発達が見込める | 大豆製品（豆腐や納豆など） |
| たんぱく質 | 女性ホルモンのバランスを整える | 肉、魚、卵（動物性） 大豆（植物性） |
| アミノ酸 | たんぱく質を効率良く体に取り込むサポートをする | 肉、魚、卵、大豆など |
| ボロン | エストロゲン（女性ホルモンの一種）を増やしたり、血液中のエストロゲンの濃度を高める | キャベツ、りんご、梨、ぶどうなど |
バストアップに効果がある食べ物については、別コラムでさらにくわしく紹介していますので、ぜひそちらもお読みください。
あわせて読みたい！おっぱいの神様コラム
「バストバストアップに効果がある食べ物とは？【2023年最新】バストアップのプロが徹底解説」
③姿勢でバストも変化する？
姿勢が悪いと、バストの成長が妨げられるため、30代でバストアップを目指す場合には常に正しい姿勢を維持するように心がけましょう。
パソコンやスマホを長時間使用している人は前傾姿勢になりやすく、ボディラインが崩れる原因となります。
さらに、血行が悪くなるため、バストに栄養が行き届かずバストアップしにくくなってしまうので注意しましょう。
④筋トレ、エクササイズで美曲線のバストを目指す
筋トレやエクササイズを行うと、バストの土台である大胸筋が鍛えられ、バストアップに期待できます。
バストの筋トレとして最も代表的な「合掌のポーズ」は、いつでもどこでも実践できるだけでなく、バスト周りの血行を促進し、食事で摂取した栄養がバストに届きやすくなります。
食生活の見直しとあわせて筋トレを行うと、30代において効果的なバストアップが期待できます。
合掌のポーズのやり方は次のとおりです。
- 胸の前で両手のひらを合わせて、合掌します
- 肘を手の高さまで上げる（水平になるように）
- 両手を押し合います。胸の上部に力が入るのを感じればOK
- そのまま30～60秒キープしましょう
- 力を抜いてリラックスします
これを1日5回〜10回、くり返しましょう。
⑤授乳はバストに負担をかけない方法で行う
授乳はバストに負担をかけない方法で行いましょう。
バスト全体の形を美しく保つのが「クーパー靭帯」の役割ですが、クーパー靭帯はダメージを受けやすく、一度切れたり伸びたりしてしまうと元に戻ることはありません。
バストが長時間引っ張られると、クーパー靭帯は傷ついてしまいまうので、授乳によってクーパー靭帯がダメージを受けることは十分考えられます。
授乳でバストの形を崩さないためには、赤ちゃんをできるだけ自分の体に近づけて抱き、バストに負担のかからない姿勢で授乳するようにしましょう。
クーパー靱帯については、別コラムでさらにくわしく紹介していますので、ぜひそちらもお読みください。
あわせて読みたい！おっぱいの神様コラム
「クーパー靭帯は再生可能？バストアップのプロが徹底解説」
バストマッサージでマシュマロバストを目指す
30代のバストアップに効果的なバストマッサージは、リンパの流れを改善し、マシュマロのようなふんわりとやわらかいバストを手に入れることができます。
バスト周辺にはリンパが集中しているため、マッサージにより血行が促進され、バストアップに必要な栄養が届きやすくなります。
ここでは、マシュマロバストを目指すためのマッサージ方法を紹介します。
バストマッサージ
マッサージを行う場合は、バストクリームなどを使ってお肌に負担をかけないようにしましょう。
- 右手の親指以外の4本の指をそろえた状態にします。左のバストの周囲を円を描くようにやさしくさするように1分間マッサージします。次に、左手で右側のバストを同じように1分間マッサージしましょう。
- 両手のひらをバストの上部と下部にあてます。上部にあてた手はバストの中央から脇に向かって、バストの下部にあてた手は脇から中央に向かって左右1分ずつさするようにマッサージしましょう。バストの丸みに沿ってやさしくさするようにマッサージするのがポイントです。
- 両手のひらを少しくぼませて、バストの下部を持ち上げるようなイメージで左右各1分ずつ軽くたたいていきましょう。
肩甲骨ストレッチ
実は美しいバストづくりには肩甲骨の状態が深く関わっており、肩甲骨が開いた状態では肩が丸くなり、バストが下垂しやすくなります。
また、バストサイズの左右差やバストが左右に離れてしまう原因となるため、肩甲骨のストレッチは大切です。
- 両肩にそれぞれ手を添えて、肩甲骨を意識しながら大きく回しましょう。
- 後ろ回しで10回転、前方回しで10回転ほど行います。
- 後ろ方向、前方向を1セットとして、合計3セットやりましょう。
お風呂上りにマッサージする
マッサージやストレッチは、血行が良くなるお風呂上りにするのが効果的です。
お風呂上がりの習慣に取り入れることで続けやすくなり、体が温まった状態で行うことでマッサージの効果が高まります。
お風呂上りはお肌も柔らかくなっているため、バストマッサージのベストタイミングといえるでしょう。
ツボ押しもバストアップには効果的
女性ホルモンの分泌を促すツボがあるため、マッサージと合わせてツボ押しを行うことで、30代のバストアップ効果が高まります。
三陰交（さんいんこう）というツボは、内側のくるぶしから指4本分上の場所にあります。
このツボは「婦人の三里」と呼ばれるほど、女性の体に欠かせないもので、女性ホルモンの分泌を促す効果があります。
また、三陰交は冷えやむくみ、更年期障害にも効果があるツボです。
ツボを押す際は、1回押すのに6秒かけます。息を吐きながら2秒押し、4秒かけて息を吸いながら力を抜いていきましょう。これを5〜10回行います。
30代、40代こそバストアップのチャンス！
30代や40代こそバストアップしやすいタイミングです。
多くの人が、30代や40代ではバストアップが難しいと思っていますが、実際には20代の乳腺が発達しているバストよりも、脂肪分の多い30代、40代のバストの方が柔軟で動かしやすいのでバストアップしやすいです。20代と比べて、30代40代は努力が報われやすい年代といえるでしょう。
バストケアサロンの施術を組み合わせればさらに効果アップ
30代のためのさまざまなバストアップ対策を紹介しましたが、それらに加えて、バストケアサロンの施術を組み合わせることでさらに効果が期待できます。
バストケアサロンの施術は、バストを知り尽くしたプロによって行われるため、1回の施術でバストの変化が感じられるという声が多く聞かれます。
また、セルフマッサージに自信がない方は、バストケアサロンでプロのアドバイスを受けることもできるので、これから本格的にバストアップを目指したいという方にもおすすめです。
ご自分のバストがプロの施術でどう変化するのか、試してみるのも良い選択かもしれません。
まとめ
この記事では、30代でバストにお悩みを抱える理由と、バストアップを叶えるさまざまな方法について紹介しました。
確かに、30代になるとホルモン分泌の減少などの体の変化から、20代の女性と比べてバストアップが難しくなるのは事実です。
しかし、一方で30代ではバストアップを実感しやすく、バストケアの効果が出やすいという意見もあります。今回紹介した対策は、習慣化すれば継続可能なものばかりです。できることから気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
さらに、セルフマッサージに自信がない方や、すぐにでもバストアップを実感したい方は、バストケアサロンでの施術を受けることもおすすめの方法です。