column
おっぱいの神様コラム

クーパー靭帯は再生可能?バストアップのプロが徹底解説

クーパー靭帯は再生可能?バストアップのプロが徹底解説

クーパー靭帯(クーパーじんたい)は、ハリのある美しいバストを保つ役割を持つために、バストの内部で網状に張り巡らされた結合組織のことです。デリケートな組織で、日頃の生活習慣や加齢により損傷しやすいことで知られています。

クーパー靭帯が損傷した場合、再生が難しいとされていますが本当でしょうか。

この記事では、クーパー靭帯が伸びきってしまった場合、再生できるのか、また再生できるとしたらどのような方法があるのかについて徹底解説します。

クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因とは

クーパー靭帯が損傷する原因はさまざまですが、実は「予防できること」が多いため、生活習慣を見直すことでクーパー靭帯の損傷を防ぎ、修復・再生を促すことができます。

ここではクーパー靭帯が損傷してしまういくつかの原因をひとつずつ詳しく紹介します。

原因が分かれば、クーパー靭帯を再生するための対策が可能です。

下着のサイズが合っていない

「下着のサイズが合ってない」場合、クーパー靭帯の損傷につながる恐れがあります。

バストサイズより大きな下着を着けている場合、下着の中でバストが揺れたり、ストラップが落ちたりしてバストに重力がかかり、クーパー靭帯の損傷につながるのです。

逆にバストサイズより小さい下着を着けた場合は、バストをしっかりホールドできず、クーパー靭帯に負担がかかることになります。クーパー靭帯は一度損傷すると再生が難しいため、バストサイズに合った下着を着けることが大切です。

ノーブラで過ごすことが多い

バストが常に重力の影響を受けるノーブラの状態は、クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因のひとつです。バストサイズが大きいほど影響が大きく、再生できないほどのダメージを受ける可能性もあります。

ブラの締め付け感が苦手で、自宅ではノーブラで過ごすという人も少なくありません。ですが、バストにとっては常に下方向に引っ張られる状態が続く「苦行」なんです。

自宅ではノーブラで過ごしているという人は、締め付け感のないブラを着けるようにして、バストにかかる負担を減らしてあげましょう。

激しい運動

クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因とは

激しい運動は、クーパー靭帯が再生できないほどのダメージを受ける可能性があります。

スポーツブラなどでしっかりバストをホールドしていないと、激しい運動でバストが揺れてクーパー靱帯の損傷につながります。

ひどく損傷したクーパー靭帯は再生ができませんから、激しい運動をする場合はバストをしっかりホールドしてくれるスポーツブラを着けることが大切です。

姿勢が悪い

クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因として、「姿勢の悪さ」も挙げられます。

姿勢が悪い人は常に前かがみの状態になるため、斜め下方向に引っ張られ続け、クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因につながります。

再生が難しいクーパー靭帯が伸びたり切れたりするのを防ぐためには、姿勢を良くして負担をかけないようにすることが大切です。

加齢

「加齢によるクーパー靭帯自体の衰え」は、クーパー靭帯が伸びたり切れたりする原因のひとつです。

年齢を重ねていくうちに、新陳代謝が徐々に低下し、それに伴ってクーパー靭帯の主成分であるコラーゲンを作る働きも低下します。

そのため、日常生活の中で損傷したクーパー靭帯を再生できず、クーパー靭帯自体が衰えてしまうのです。

衰えてしまったクーパー靭帯の回復(再生)には、新陳代謝を良くする必要があります。

クーパー靭帯の再生は可能?

クーパー靭帯が伸びたり切れたりした場合には、再生することはできませんが、再生を促し改善することは可能です。

具体的にはクーパー靭帯を構成するコラーゲンを増やしてあげることによって、再生または修復を目指します。

ダメージを受けたクーパー靭帯を修復、改善させる方法をくわしく紹介します。

伸びてしまったクーパー靭帯を戻すには

伸びてしまったクーパー靭帯を戻すには

ここからは、伸びてしまったクーパー靭帯の修復・再生を促し、元の状態に戻す効果が期待できる方法を解説します。ご紹介する全ての方法を実践していただくことが理想的ではありますが、まずはご自身が無理なく始められる方法から取り組んでみましょう。

クーパー靭帯の修復・再生を促すためには、たくさん取り組むより根気よく続けることが大切です。

食生活を見直す

ダメージを受けたクーパー靭帯の再生を促すためには、クーパー靭帯の主成分であるコラーゲンをたっぷり摂ることが効果的です。

ただしコラーゲンだけでなく、コラーゲンの生成をサポートする成分や、代謝を促進する食品を併せて摂取するのが大切なポイントになります。

クーパー靭帯の再生を促すために、コラーゲンを増やす食生活を心がけましょう。

ビタミンC

ビタミンCには、コラーゲンの生成を助けてクーパー靱帯の修復・再生に期待できる働きがあります。ですので、食事でコラーゲンを摂取しても、ビタミンCなしではその効果は低いというわけです。

ビタミンCは、レモンやキウイなどの果物、パセリやブロッコリーなどの野菜に多く含まれているため、これらを意識して摂れば、効果的なコラーゲンの生成に期待できます。

水分を摂る

クーパー靱帯の修復・再生のために食生活の見直す場合、栄養を摂るのと同じくらい大切なのが「水分」です。

食事で摂った栄養は血液によって運ばれますが、水分が不足した体は血行が悪くなるため、せっかく摂った栄養が必要な部位に届きません。全身に効率よく栄養を届けるためには、毎日十分な水分を摂取することが大切です。

一日に必要な水分量は体重1kgにつき約35mlとされていますから、体重50キロの場合は1.7リットル必要ということになります。

なお水分は一度に摂っても体に吸収されないため、少しずつこまめに摂ることをおすすめします。

酵素を摂る

ダメージを受けたクーパー靭帯の修復(再生)を促すには、酵素を摂ることが大切です。

酵素は、代謝を通して古い細胞を新しい細胞に変え、生まれ変わらせることができます。

酵素は生野菜や果物、発酵食品に多く含まれていますが、熱に弱いため、出来るだけ生の状態で摂ることが大切です。

適度な運動

伸びてしまったクーパー靭帯を戻すには

激しい運動はクーパー靭帯に負担をかけて逆に再生を妨げてしまいます。ですが、適度な運動をすることでバスト周りの筋肉が強化されるため、再生ができないクーパー靭帯を損傷から守ることができます。

例えば大胸筋を鍛えれば、クーパー靭帯にかかる負担を減らすことが可能です。

普段運動する習慣のない人は、ストレッチなどの軽い運動から始めると良いでしょう。

適度に運動するとバスト周りの筋肉が鍛えられ、ダメージを受けると再生できないクーパー靭帯の損傷を防ぐことができます。

バストの血行を良くする

バスト周りの血行が良くなると、クーパー靭帯の修復・再生に必要なコラーゲンなどの栄養分が届きやすくなります。

ここからは、バストの血行が良くなる「セルフマッサージ」と「ストレッチ」をご紹介します。今日からでも実践して、バスト周りの血行を良くして必要な栄養がしっかり届けられるようにしましょう。

セルフマッサージ

ここで紹介するマッサージは、お風呂上りなどの血行が良い状態で行うのが効果的です。マッサージをする際は、必ずクリームなどを使って滑りを良くして行いましょう。

①バストの周囲を、丸みに沿って、円を描くようにマッサージします。(左右1分ずつ)

左のバストをマッサージする場合、右手の親指を除く4本を使って行いましょう。

この時、強くやり過ぎるとかえってクーパー靭帯を傷めてしまいます。クーパー靭帯は再生できないため、ダメージを与えないよう、気持ち良い程度の強さで行うのが効果的です。

※硬いと感じる部分、コリがある部分は丁寧に時間をかけてマッサージしましょう。この時も力を入れすぎると逆効果になりますから注意が必要です。

②両手をバストの上下に置き、同時にバストの丸みに沿ってさすります。(左右1分ずつ)

左側のバストをマッサージする場合、右手をバストの上に、左手をバストの下にあてます。

上の手はバストの内側から外側に向かって、バストの下の手はバストの外側から内側に向かってさすります。

※この時、さする力が強すぎると逆効果です。気持ちの良い程度の強さで、バストの丸みに沿ってさするようにしましょう。

③くぼませた両手の平でバストの下側を叩く(タッピング)(左右1分ずつ)

指先を揃え、両手の平をくぼませてカップ状にし、バストの下側を持ち上げるように軽く叩きます。

この時、力を入れて叩いてしまうと、バストが大きく揺れてクーパー靭帯を逆に傷めかねません。軽く叩くような力加減で行いましょう。

ここまでマッサージすると、バスト周りがじんわりと温まっているはずです。血行が良くなるとデコルテ部分の美肌効果も期待できます。

ストレッチ

クーパー靭帯を再生するには、バスト周りの血行が良くなるストレッチも効果的です。

とくにバストの土台である大胸筋を鍛えると、バストを支える力がアップしてクーパー靭帯にかかる負担を軽減できます。

<大胸筋を鍛えるには>

  1. 手の平を胸の高さで合わせ、合掌のポーズをします。
  2. ひじを張り、両手の平を押し合いながら、内側に引き寄せるように10秒キープします。
  3. 手の平を合わせたままで力を緩めながら、右脇の前に手を移動し、内側に引き寄せるように10秒キープします。
  4. 同じように合わせた両手の平を左脇の前に移動し、内側に引き寄せるようにして10秒キープします。
  5. 最後に手を正面に戻して押し合い、20秒キープします。

これを3セット繰り返しましょう。

バストアップサプリを飲む

バストアップサプリを飲む

ダメージを受けたクーパー靭帯の修復・再生には、バストアップサプリもおすすめです。

バストアップサプリは、クーパー靭帯を構成するコラーゲンやエラスチンなどの美容成分がたっぷり配合されていますから、バストアップサプリを飲むと、クーパー靭帯の修復・再生に期待できます。

バストアップサプリには、美肌効果が見込めることもうれしいポイントです。

質の良い睡眠をとる

クーパー靭帯の修復・再生には、質の良い睡眠をとることが大切です。

質の良い睡眠とは、ゴールデンタイムと呼ばれる夜10時〜2時の間にホルモン分泌が活発になるノンレム睡眠(脳までしっかり休んでいる状態)に入眠できるようにすることです。

ノンレム睡眠状態に入るためには、就寝の1時間前には入浴を済ませ、リラックスした状態で入眠する必要があります。眠る前にスマホチェックをすると、脳が覚醒してしまいノンレム睡眠に入りにくくなるため、避けた方が良いでしょう。

バストアップサロンに相談する

いますぐダメージを受けたクーパー靭帯を修復・再生したいという人は、バストアップサロンでプロに相談することも解決法のひとつです。

もしも「バストが垂れたりくずれたりしている原因がクーパー靭帯のダメージかも」とお悩みでしたら、一度バストアップサロンの無料相談などを利用して、プロに相談してみることをおすすめします。

まとめ

伸びてしまったクーパー靭帯の再生はできませんが、しっかりケアすれば戻すことが可能です。今回紹介した方法を実践し、元気なクーパー靭帯と美しくハリのあるバストを取り戻してくださいね。

セルフケアに不安がある方、すぐにでも美しいバストを手に入れたい方は、一度バストアップサロンに相談されることをおすすめします。

バストの専門家に任せれば、より効率的に、より速く美しいバストを目指せますよ。