
ホルモンの影響とバストアップの関係について
女性らしいボディラインに憧れる人は多いと思います。様々なからだの部位の中でも、胸は女性らしさをアピールできるポイントです。
ボディラインにメリハリをつけ、女性らしい洋服を着こなすために、胸を大きくしたいと思う女性も多いのではないでしょうか。
また年を重ねるにつれ、胸のハリがなくなり、小さくなった胸にコンプレックスを感じている方もいらっしゃるかと思います。
なぜお胸が大きくなりにくくなるのか?
もともとの胸の大きさには個人差があります。
年齢を重ねると胸を大きくするのは難しいと考えている方や、年齢とともにお腹や下半身にはすぐ脂肪がつくのに、胸には脂肪が付きにくいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年齢を重ねると胸が大きくなりにくくなる要因は以下になります。
・女性ホルモンの減少
・姿勢の悪さ
・サイズの合っていない下着
・極端なダイエット
・乱れた食生活
・質の悪い睡眠
・血行不良
・ストレス
女性ホルモンとは?
女性ホルモンとは子宮内で生成されて分泌されるホルモンのことで、女性は生理周期に合わせて活性化します。
この女性ホルモンは、張りのある艶やかな髪や肌、丸みのある膨らんだバストやヒップなど「女性らしさ」を作り出すホルモンで、バストアップや肌質改善にはこの女性ホルモンの働きが重要です。
また、妊娠や成長期などによる体系の変化も女性ホルモンが関係していて、これらのメカニズムを解説していきます。
女性ホルモンには2種類あります
①エストロゲンの作用
生理の終わりかけから約7日間の卵胞期に多量に分泌されるため、卵胞ホルモンとも呼ばれています。
肌や髪に張り・ツヤを与える
エストロゲンはコラーゲンやヒアルロン酸などの肌や髪に必要な成分の合成をサポートする作用があります。そのため、エストロゲンは「美のホルモン」と称され、美容に大変関わりがあるものです。
肌や髪に張り・ツヤを与える
エストロゲンはコラーゲンやヒアルロン酸などの肌や髪に必要な成分の合成をサポートする作用があります。そのため、エストロゲンは「美のホルモン」と称され、美容に大変関わりがあるものです。
女性ホルモンの減少
お胸は女性ホルモンの分泌が活発になる思春期に大きくなる傾向にあります。女性ホルモンは、女性のからだのリズムや女性特有のボディラインに大きな影響を与えるホルモンです。女性ホルモンの分泌量は加齢とともに減少し、減少した女性ホルモンは増えることはありません。
そのため、女性ホルモンの分泌量が少ない年代の女性は、胸が大きくなりにくくなります。また、ホルモンバランスの乱れもバストアップに影響します。
生理不順の場合は、ホルモンバランスが乱れているため、バストアップのためにも生活習慣を見直しましょう。
極端なダイエット
過剰な食事制限によるダイエットは、必要な栄養素が不足してしまい、ホルモンバランスの乱れを引き起こす可能性が高くなります。
また胸に必要な栄養素が不足することで、胸の柔らかさが不足し、女性らしい丸みを帯びた膨らみが減少します。
健康面を考えダイエットが必要になった場合は、バランスの良い食事を心がけ、無理のない食事制限で健康的に痩せる方法を試してください。
運動を取り入れてダイエットをする際は、クーパー靭帯が切れてしまわないようにバストを保護する下着を着用しましょう。
乱れた食生活
食生活が乱れ偏食や少食になると、本来摂取すべき栄養素が摂取できず、女性ホルモンの減少や乱れへと結びつきます。
また、乳腺を発達させる効果があると言われる食材がありますが、そればかり摂取すると栄養バランスが崩れてしまいます。
乳腺の発達に効果的な栄養素を摂取しつつ、栄養バランスの取れた食事を心がけることが重要です。
日頃コーヒーやお茶を好んで飲まれる方も多いと思いますが、コーヒーやお茶に含まれるカフェインの過剰摂取もホルモンバランスの乱れを呼びます。胸の大きさが気になる方は、カフェインの摂り過ぎには注意が必要です。
質の悪い睡眠
胸の大きさには睡眠の質も大きく関係します。睡眠不足の蓄積は、心身を整える自律神経が乱れる要因です。自律神経が乱れると女性ホルモンのバランスも崩れてしまいます。
質の良い睡眠を得るためには、睡眠の質を下げる生活習慣を排除するよう心掛ける必要があります。
睡眠の質を下げる代表的なものは、寝る前のスマホ操作です。
できるだけ眠りにつく1時間前にはスマホやテレビの光を遮断し、リラックスして眠りに入れるよう心掛けましょう。
血行不良
血液には、ホルモンや栄養をからだの中で運搬する役目があり、血行が悪いとホルモンや栄養の運搬が滞るため、胸が大きくなりにくくなります。
血行不良になる原因はいくつか考えられますが、サイズの合っていない小さな下着や運動不足、からだの冷え、喫煙などが挙げられます。
当てはまる項目がある方は、下着の見直しや適度な運動、温活、禁煙など、できることから始めることが肝心です。
ストレス
ストレスを溜め込んでしまうと、女性ホルモンの減少や睡眠の質の低下など、胸が大きくなりにくくなると同時に、心やからだに悪い影響を及ぼします。
生活するうえでストレスはつきものですが、過度なストレスによって、心身共に不安定になり、自律神経が乱れ、全身に不調があらわれます。
心身共に健康で、しっかりと女性ホルモンが分泌されるような、ストレスの少ない生活を目指しましょう。
ホルモンバランスとバストアップについての理解を深めることは、女性らしいボディラインを維持するために非常に重要です。女性ホルモンの働きや日常生活における習慣が、バストのサイズや形状に大きく影響することを理解することで、適切なケアやライフスタイルの改善が可能になります。
胸の大きさや形状を気にする方は、まずはホルモンバランスを整えることが大切です。バランスの取れた食事、質の良い睡眠、適度な運動、ストレス管理など、生活習慣を見直すことから始めてみましょう。無理なダイエットや悪い姿勢、サイズの合わない下着は避け、心身の健康を最優先に考えることが、結果的に美しいバストを手に入れる鍵となります。
このコラムを参考に、ホルモンバランスを意識した健康的な生活を心がけ、女性らしい美しさを追求してみてください。最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆様の健康と美しさがますます輝きますように。