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コラム:Rococo 恵比寿店

反り腰について

反り腰について

みなさん、こんにちは!
Rococo恵比寿店の吉村です。

今回は女性がなりやすい、【反り腰】についてお話ししていきます!
実は反り腰になっていると、お身体の不調やスタイルが崩れるだけでなく、バストのお悩みもどんどん増えてしまうのです。
そのため、しっかりと原因と改善方法を知ってお痛みや悩みが大きくなる前に治していきましょう!

⭐️反り腰を引き起こす要因

まずなぜ反り腰になってしまうのでしょうか?
原因はそれぞれの生活習慣に隠されている事がほとんどです。
例えば毎日お仕事で何時間も同じ姿勢で作業をしている
多くの方々デスクワークのお仕事で経験されているシーンかもしれませんが、集中して作業をしていたり、前にあるパソコンや画面を見ていると、だんだんと顔が前に出てきて、首が頭の重さに耐えられずストレートネックになり、上半身も背中や肩が丸まり前傾姿勢になりますよね。しかし椅子に座っている下半身だけ取り残されることで骨盤が前傾し、腰が極端に反った状態になり、それが何時間も続くことで、身体が記憶してしまい、反り腰になってしまうのです。

また、そのような姿勢不良や運動不足などから筋肉のバランスの崩れにより反り腰も引き起こされてしまいます。
反り腰は、基本的には腰の反りを強くする筋肉が過剰に働くことで起こってしまいます。
しかし、反対にお腹の筋肉が弱くなってしまうことでも反り腰になってしまうこともあるのです。なぜなら、お腹の筋肉が弱くなってしまった結果、相対的に腰の反りが強くなってしまうからです。つまり、腰部と腹部の筋肉のバランスが相互に崩れることで反り腰になってしまいます。
また、変形性股関節症のように股関節が硬くなると、股関節前面の筋肉が硬くなりに骨盤が前に傾いて腰の反りが強くなることも原因として挙げられます。
反った状態のまま、腰回りや骨盤周りの筋肉が硬くなってしまうとより元の正しい骨の位置や姿勢に戻りづらくなり、反り腰が定着してしまうのです。
そして、肩が丸まり背中が曲がった姿勢も反り腰の原因となります。背中が丸まっていると前が見にくくなり、その代償として背中を反ることで前を見やすくしようとしてしまうからです。

女性は妊娠などの急な体重の増加によっても反り腰を引き起こします。お腹の重みを支えて前方に傾いた姿勢を正すために、腰を反らせた姿勢になり、結果的に反り腰になってしまいます。
また、ヒールの高い靴をよく履く方も要注意です!
ヒールが高い靴は、つま先や足の前方に体重がかかりやすくなります。つまり、身体が前方に傾いた姿勢を正すために反り腰になってしまいます。

⭐️反り腰改善ストレッチ

反り腰の改善に一番大切なのは、腰が反っていることを自覚して、動かし方を理解することです。
両手を体に沿わせ、仰向けで寝ます。このときのベッドと腰の隙間を確認してみてください。
その隙間に手を入れてみて、「手のひら一枚分の隙間があるかどうか」が反り腰の目安になります。
それ以上の隙間が大きい場合は、反り腰の可能性が高いです。
それに加えて、足を伸ばすと腰痛が増強し、膝を立てると腰痛が和らぐという症状の変化がある場合も反り腰である可能性が高いです。
また、立って確認する場合は、壁に頭、背中、お尻をつけて立ってみて、壁と腰の隙間に手を入れます。同じように隙間を確認してみてください。仰向けの姿勢と立った姿勢で、反り腰かどうか確認してみましょう。

反り腰は腰の反りが強い状態なので、腰を丸める運動を行うことで腰椎および周囲組織の柔軟性の確保が必要です。
四つ這いで背骨を丸めたり、反らしたりする運動を行ってみてください。

これを、寝る前に1分間するだけでも反り腰改善につながります!
是非トライして美しい姿勢を手に入れましょう!