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コラム

豊胸手術のメリット・デメリットをバストアップのプロが徹底解説

豊胸手術のメリット・デメリットをバストアップのプロが徹底解説

女性のバストに対するお悩みはつきません。

あるアンケートでバストの悩みについて質問したところ、全体の6割以上が「胸が小さいこと」という解答結果が出ています。その一方で、胸が小さいことをお悩みの方の中で「豊胸手術を受けたい」と考えていらっしゃる方は2割程度に留まっています(※)。

この結果から、多くの方が実際に豊胸手術に対して不安に感じていることが伺えます。

そこでこの記事では、豊胸手術のメリット・デメリットをご紹介して、バストアップの手段としての豊胸手術について徹底解説していきます。

※参考:ボイスノート「豊胸手術に関するアンケート」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000655.000044800.html

豊胸手術にはどんな種類があるの?

現在、豊胸手術の主流なのは「脂肪注入」「ヒアルロン酸注入」「シリコンバッグ」の3つです。ここでは、それぞれの豊胸手術の特徴や費用感を詳しく紹介していきます。

※掲載している費用は一般的な費用の目安です。実際の料金はクリニックにお問い合わせください。

脂肪注入【費用目安:約50万~120万円】

「脂肪注入」は、自身の脂肪を太ももなどから取り、バストに注入してバストアップを目指す豊胸手術のことです。

「見た目や触り心地が自然なバストになる」といわれており、質の良い脂肪を注入すれば高い定着率と半永久的な効果の持続が期待できます。

不要な部分の脂肪を取るため、ダイエット効果というメリットもあり、人気が高い施術です。

脂肪吸入で使うのはどの部分の脂肪?

脂肪吸入の豊胸手術では、顔や二の腕、太もも、お腹などから希望する部分の脂肪を吸入し、バストに注入するのに適した状態に加工した上で使われます。

自分が脂肪を取りたい部分から吸引できるのは大きなメリットです。

脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪の2種類がありますが、吸入できるのは皮下脂肪のみです。内臓脂肪は胃や腸を覆うように蓄積する脂肪で内臓にとても近い位置にあるため吸入は行いません。

ヒアルロン酸注入【費用目安:約20万~80万円】

「ヒアルロン酸注入」は、バストに豊胸手術専用のヒアルロン酸を注射して、バストアップや美しいラインを作るなど、思い描くバストを形作れる豊胸手術です。

メスを使わず注射だけの施術であるため、手術時間も30分から1時間程度で済み、ダウンタイムもほとんどありません。ほかの手術に比べて時間的な拘束時間が短い点がメリットとして人気がある手術です。

シリコンバッグ【費用目安:約30万~120万円】

シリコンバッグは豊胸手術の定番です。バストの乳腺の下あたりにシリコン製のバッグを挿入することで、2〜4カップほどバストのサイズアップできます。

前述の「脂肪注入」や「ヒアルロン酸注入」に比べて、より大きなサイズアップができるメリットがありますが、劇的な変化から周りに知られずにバストのサイズアップをするのは難しいでしょう。また施術者の技術力によっては、不自然な仕上がりになる場合があります。

豊胸手術のメリット・デメリット

豊胸手術のメリット・デメリット

ご紹介した3種類の豊胸手術には、さまざまなメリットが存在します。ここからは3つの豊胸手術のメリット・デメリットを比較していきます。

比較内容をご一読いただき、ご自身が受けるかを判断する参考にしていただけたら幸いです。

①脂肪注入のメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 自然にバストのサイズアップができる
  • 体の負担が少ない
  • 注入した脂肪が生着すれば、半永久的に持続
  • 部分痩せが可能
  • 脂肪吸引しなければならない
  • 脂肪が注入できる量が限られる
  • 注入した脂肪の生着率は30~40%
  • しこりができることがある

脂肪注入による豊胸手術は、見た目や触り心地が自然で、生着すれば、半永久的に効果が持続するメリットがあるため、人気の手術です。

ただ、脂肪を吸引した箇所はすき間ができるため一週間ほど圧迫固定の必要があること、石灰化の危険があるため一度に注入できる脂肪の量が限られることなどのデメリットがあります。(たくさん注入しなくても石灰化する可能性はあります)

 

リスク、副作用
  • 痛み → 1~3日程度がピークで、その後1週間程度で徐々に落ち着く
  • 内出血 → 1日~1週間がピークで、その後2週間程度で徐々に落ち着く
  • 腫れ・むくみ → 3日目~1週間がピークで、その後2週間程度で徐々に落ち着く

脂肪注入のダウンタイム中は、圧迫固定している間は水気が付着すると雑菌が繁殖する恐れがあるため、一週間程度入浴できません。激しい運動や飲酒も避けなければいけません。

また、術後は患部が炎症を起こしている状態なので、温めると悪化する可能性があります。

脂肪注入による豊胸手術が向いている人

脂肪注入による豊胸手術は、次のような人に向いています。

  • 自然な感触のバストを希望する人
  • 効果が長く続く施術を希望する人
  • サイズダウンしたい箇所がある人

②ヒアルロン酸注入のメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 施術時間、ダウンタイムが短い
  • 傷跡がほとんど残らない
  • 自然なバストのサイズアップが可能
  • 費用が安い
  • 持続期間が短い
  • 触り心地が硬い
  • しこりができる可能性がある
  • 感染症のリスクがある

ヒアルロン酸注入による豊胸は、メスを使わずバストのサイズアップができるメリットがあり「プチ豊胸」ともいわれています。

また、施術時間もダウンタイムも短く、他の豊胸手術に比べて費用も安い点もメリットといえます。

手軽にできるヒアルロン酸注入ですが、ヒアルロン酸は人体由来の成分で徐々に体内に吸収されます。そのため効果は1か月〜1年しか持続しません。

1回の費用が安い点はメリットですが、効果を維持するために定期的に注入が必要なので、継続的に費用がかかる点はデメリットといえます。

また術後のデメリットとして、触り心地が硬い、しこりができることがある、といったものがあります。

リスク、副作用
  • 痛み → 筋肉痛のような痛みがあるが、1週間程度で徐々に落ち着く
  • 腫れ、内出血 → 1週間〜1か月後に腫れが治まり、バストが完成
  • 傷跡 → 針穴は1週間、赤みは1〜2か月程度残ることがある

ヒアルロン酸は何度も注入すると、バスト内にしこりができる可能性が高まります。

バストにしこりができると、注射で溶かすなどの処置が必要になります。それでもしこりがなくならない時には、吸引や手術による除去が必要になることもあります。

ヒアルロン酸注入による豊胸手術が向いている人

ヒアルロン酸注入による豊胸手術は次のような人に向いています。

  • 費用はできるだけ抑えたい人
  • 安全性が高い豊胸手術を受けたい人
  • ダウンタイムが短い施術が良い人
  • 傷跡を残したくない人

③シリコンバッグのメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 大幅にバストのサイズアップが可能
  • 一度の手術で確実にサイズアップできる
  • バストサイズを維持できる
  • 理想のサイズのバストが叶う
  • シリコンバッグの寿命がある
  • 傷跡が残る(4cm程度)
  • 内部破損の可能性がある
  • 痛みが強い
  • 発がん性の疑われる製品もある
  • 不自然な仕上がりになる場合もある
  • アフターケアが面倒
  • マンモグラフィーができない

シリコンバッグを挿入する豊胸手術の場合、自分の理想の大きさにバストのサイズアップができるメリットがある一方で、バッグは10年前後で交換が必要なこと、破損や石灰化のリスクがあることなどがデメリットとして挙げられます。

「動いてもバストが揺れない」、「触り心地が硬い」など、バストの違和感やそれをきっかけに周囲に豊胸手術をしたこと知られることを避けて、挿入したバッグを除去する方も少なくありません。

リスク、副作用
  • 痛み → 3〜4日痛み止めが必要。その後1週間程度で徐々に落ち着く
  • 内出血 → 両腕に内出血が出ることが多く、その後2週間程度で徐々に落ち着く
  • 腫れ・むくみ → 1週間ほどバストが腫れ、その後2週間程度で徐々に落ち着く

シリコンバッグによる豊胸手術では、異物を体内に入れることになるため、術後のケアも必要です。

一週間後には抜糸を行いますが、それまでは湯船に浸かっての入浴はできません。

また挿入したシリコンバッグの質感を良くするため、三か月目頃までバストのマッサージをする必要があります。

シリコンバッグによる豊胸手術が向いている人

シリコンバッグによる豊胸手術は、次のような人に向いています。

  • バストアップを重視する人
  • 長期間バストアップを持続したい人

豊胸手術の実情を知ろう

バストのサイズアップのために豊胸手術を検討している人は、実際に手術を受ける前に実情を知っておくことが大切です。

ここでは、豊胸手術にまつわる質問をまとめてみました。

豊胸手術の実情を知ろう

Q.費用が一番安い豊胸手術は?
A.ヒアルロン酸注入による豊胸手術が、1回にかかる費用としては20万円からと最も安いです。1回の費用が安いのはメリットですが、維持するために継続的に費用がかかるのがデメリットです。

Q.一番痛くない豊胸手術は?
A.痛みには個人差があるので一概には言えません。この記事でご紹介した中では、ヒアルロン酸注入による豊胸手術が注射による施術のため、痛みが一番少ないでしょう。

Q.一番ダウンタイムが短い豊胸手術は?
A.ダウンタイムが最も短いのはヒアルロン酸による豊胸手術です。平均3日ほどです。

Q.一番わかりにくい豊胸手術は?
A.最もわかりにくい豊胸手術は、脂肪注入です。自分の脂肪を注入するため、手触りも柔らかく自然ですし、傷跡がわかりにくいがメリットです。

Q.一番安全な豊胸手術は?
A.安全な豊胸手術といえるのは「ヒアルロン酸注入」と「脂肪注入」です。ヒアルロン酸も脂肪も、人体にとって無害であるため、安心して受けられる施術といえます。

実際に豊胸手術を受けた人からみたメリット

実際に豊胸手術を受けた人は、「女性らしいスタイルになれた」「自分に自信が持てるようになった」「欲しい下着が買えるようになった」という点をメリットとして挙げています。

またバストラインを強調するような服が着られるようになり、オシャレが楽しめるようになった、というメリットを挙げる声も多いです。

このことからも、バストに悩みを抱える女性にとってバストアップが大きな意味を持つことが分かります。

実際に豊胸手術を受けた人からみたデメリット

実際に豊胸手術を受けた人がデメリットとして挙げているのが「痛み」についてです。

ほかにも「ダウンタイムが長い」「施術の費用が高い」「しこりができてしまった」などの声も聞かれました。

豊胸手術をためらう人の中で「痛み」に対する不安は大きく、手術を受けても「理想のバストになれなかった」という意見もありました。

事前のカウンセリングでメリット・デメリットをしっかり確認し、納得して手術を受けることが大切です。

バストアップケアサロンという選択肢

バストアップケアサロンという選択肢

実際に豊胸手術を受けるとなると、身体にメスを入れることや費用面が心配で二の足を踏んでいる方が少なくありません。

ここまで取り上げた、さまざまなメリット・デメリットを考えると、ためらうのも当然ですよね。

そんな場合には、バストアップサロンという選択肢もあります。バストアップサロンの施術は、身体にメスを入れることなく、費用面でも豊胸手術より低価格のケースが多いです。

また、個人差はありますが、施術初回でバストアップを実感される方も少なくありません。

豊胸手術にためらいを感じていらっしゃる方は、一度バストアップサロンの無料体験などを利用して、メスを入れないバストアップを実感してみるのもおすすめです。

まとめ

バストに悩みを持つ女性は多く、「何とか悩みを解決したい」「自分のバストを好きになりたい」という思いで豊胸手術を希望する女性は少なくありません。

しかし実際には、手術の痛みや失敗、ダウンタイムの長さ、メリットとデメリットの比較、費用などの理由で豊胸手術をためらい、一人で悩んでいる女性が大勢いるのです。

もしバストが小さくてお悩みでしたらお一人で抱え込まず、バストアップサロンにご相談してみてはいかがでしょうか。バストのサイズアップはもちろん、お肌もより美しくなった、という喜びの声も多く聞かれます。

バストの専門家にお任せして、美しくハリのあるバストを手に入れましょう。