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近年、健康志向の高まりとともに、体にやさしく、無理なくバストケアができる方法としてバストアップに効果的なお茶が注目を集めています。さまざまな種類のあるお茶のなかには、女性ホルモンにアプローチする成分を含んだお茶や、血行促進・代謝アップに役立つお茶など、バストアップをサポートしてくれるものがあることをご存知でしょうか。
この記事では、バストケアのプロの視点から、バストアップに効果が期待できるお茶の種類や正しい飲み方、お茶以外のおすすめドリンクまで詳しく紹介していきます。
「自然にバストアップしたい」「日々の生活に取り入れやすい方法を知りたい」という方は、ぜひ最後までチェックしてください。
バストアップにお茶がよいといわれる理由とは?
「お茶を飲むだけで本当にバストアップに効果があるの?」と疑問に思われるかもしれませんが、お茶に含まれる特定の成分が、バストアップをサポートする体の働きに関わっているといわれています。
ここでは、なぜお茶がバストケアによいとされているのか、その理由について詳しく解説していきます。
女性ホルモンのバランスを整える効果に期待できる
バストの成長には女性ホルモンが大きく関与しています。なかでも、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」には、バストアップに欠かせない乳腺を増大させる働きがあると考えられています。
バストアップにいいと言われるお茶の一部には、エストロゲンと似た働きをするものが含まれているため、バストアップを間接的にサポートすると考えられているのです。
血流を改善してバストに栄養を届けやすくする効果に期待できる
お茶に含まれるポリフェノールやミネラル類には、血行を促進する働きがあるされています。
血流がよくなるとバストに必要な栄養が行き届きやすくなるため、バストケアにも効果的だと考えられています。また、女性には冷え性が多い傾向がありますが、お茶を飲んで体を内側から温めることにより、バストにもよい影響が期待できます。
リラックス効果によるストレス軽減に期待できる
ストレスは、女性ホルモンのバランスを乱す要因のひとつです。カフェインを含まないハーブティーなどには、リラックス効果が期待できる成分が含まれており、心身の緊張をほぐすと考えられています。
お茶でリラックスすることができると、ストレスが軽減して結果的にバストアップをサポートすることにつながります。
バストアップに効果的なお茶の飲み方
どんなにバストアップによいとされるお茶でも、飲み方によっては期待できる効果を十分に引き出せない可能性があります。
ここでは、お茶の効果を最大限に引き出すための「飲むタイミング」や「1日の適切な摂取量」について説明していきます。
お茶を飲むタイミング
バストアップが期待できるお茶については、パッケージに注意事項がない限り、飲むタイミングに特に決まりはありません。
しかし、心身がリラックスした状態のときに飲むのが効果的とされているため、以下のようなタイミングで飲むのがおすすめです。
食後やおやつタイム
食後やおやつタイムなどのリラックスした雰囲気でお茶を楽しむと、バストへのよい影響が期待できます。これまで甘い物を飲むことを習慣にしていた方は、糖分の摂りすぎも防ぐことができて一石二鳥です。
お風呂上がり
お風呂のあとは体が温まり、リラックスした状態になっています。このタイミングでお茶を飲めば、発汗で失われた水分の補給にもなり、内側から体の巡りもサポートされます。
就寝前(ノンカフェインに限る)
夜はホルモンの分泌が活発になる時間帯です。リラックス効果のあるお茶を寝る前に取り入れることで、質の良い睡眠をサポートし、バストアップにつながる体内環境を整えることができます。
カフェイン入りのお茶は睡眠の質を下げる可能性があるため、就寝前は避けるようにしましょう。
適切な1日の摂取量
バストアップ効果を期待して、お茶を大量に飲むのはおすすめできません。無理なく続けることが大切です。
まずは1日1杯からスタート
はじめてお茶を飲む場合は、1日1杯程度からスタートしてください。その後、体調などをみながら量を調整していきましょう。
目安は1日2~3杯程度
飲むお茶の種類にもよりますが、飲みすぎると特定の成分が摂取過剰になり、かえって逆効果になりこともあります。1日2~3杯を目安に、数回に分けて飲むのがおすすめです。
ホットで飲むのがおすすめ
バストアップによいといわれているお茶は、ホットで飲むのが効果的とされています。冷たいお茶は体を冷やして血行を悪くするおそれがあるため、温かい状態で飲むよう心がけましょう。
バストアップに効果が期待できるお茶4選
ここでは、バストアップを目指す方におすすめのお茶を紹介していきます。いずれもノンカフェインまたは低カフェインで、女性ホルモンのバランスや体の巡りを整える成分を含むお茶ばかりです。
毎日の習慣として取り入れやすいものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
黒豆茶
黒豆茶は、焙煎した黒豆(黒大豆)を煮出して作るお茶です。香ばしくまろやかな風味が特徴で、食事やリラックスタイムにもよく合います。
黒豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンに似た働きをもつことで知られており、バストアップのサポート効果が期待できます。
また、黒豆に含まれるアントシアニンには抗酸化作用があり、肌やバストの老化を防ぐのにもよいとされています。ノンカフェインで飲みやすく、美味しく体を温めてくれるのもうれしいポイントです。
ルイボスティー
ルイボスティーは、南アフリカ原産のマメ科の植物「ルイボス」から作られるノンカフェインのお茶です。ビタミンやミネラル、ポリフェノールの一種であるフラボノイドが豊富に含まれており、アンチエイジングや血行促進の効果が期待できます。
これにより、バストに必要な栄養が届きやすくなり、バストアップをサポートしてくれます。
さらに、ホルモンバランスを整える働きもあるとされており、冷え性やストレスによる不調の改善にも役立つと言われています。クセが少なく、ほんのり甘みのある味わいで飲みやすいため、毎日の習慣として取り入れやすいのも魅力です。
フェンネルティー
フェンネルはセリ科の多年草ハーブで、古代から食用や薬用として親しまれてきました。甘くスパイシーな香りが特徴で、消化促進やリラックス効果があるとされています。
フェンネルティーがバストアップのサポートによいとされる理由のひとつが、「アネトール」という成分です。アネトールには、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンと似た働きをする植物性エストロゲンが含まれており、ホルモンバランスの乱れを整えるのに役立つとされています。
そのため、女性のバストケアはもちろん、更年期障害の緩和や月経前症候群(PMS)の対策としても注目されています。また、フェンネルには母乳の分泌を促す作用があるとされ、ヨーロッパでは「母親のためのハーブ」として古くから知られています。
マテ茶
「飲むサラダ」とも呼ばれるマテ茶は、南米で古くから飲まれてきた健康茶で、ビタミンやミネラルが非常に豊富に含まれています。特に、鉄分・カルシウム・ビタミンA・ビタミンB群などがバランスよく含まれており、栄養補給にも最適です。
これらの栄養素は、血行促進や代謝の活性化に関わっており、バストに必要な栄養がスムーズに届く体づくりをサポートします。そのため、バストアップにも効果があるといわれています。
さらに、マテ茶に含まれる亜鉛には、女性ホルモンのエストロゲンの分泌を助ける働きがあるとされており、バストのハリやボリュームアップにも期待できる点も注目されています。
ただし、マテ茶には少量ながらカフェインが含まれているため、夕方以降や就寝前の摂取は避けたほうがよいでしょう。日中のリフレッシュタイムなどに取り入れるのがおすすめです。
お茶以外も!バストアップにおすすめの飲み物
ここからは、お茶以外でバストアップによいとされている飲み物を紹介していきます。
「お茶だけでは飽きてしまう」「違う味も楽しみたい」という方は、ここで紹介する飲み物を日常に取り入れてみてはいかがでしょうか。
豆乳
バストアップによい飲み物として、まず思い浮かぶのが豆乳ではないでしょうか。
豆乳に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きがあることで知られており、ホルモンバランスを整えるサポート機能に期待できます。これが、バストアップに効果があるとされる理由のひとつです。
また、豆乳には良質な植物性タンパク質が豊富に含まれているため、バストの土台となる筋肉や組織の形成にも役立ちます。豆乳には次のような種類があります。
- 成分無調整豆乳(糖分などを加えておらず、大豆そのものの風味が強い豆乳)
- 調製豆乳(砂糖や塩などを加えて飲みやすさと栄養のバランスを両立した豆乳)
- 豆乳飲料(コーヒーやフルーツなどのフレーバーがあり、ジュース感覚で飲める)
バストアップ効果を狙うのであれば、「成分無調整豆乳」または「調製豆乳」を選ぶのが理想的です。おやつタイムや朝食に取り入れると、習慣化しやすくなります。
牛乳
牛乳も、バストアップをサポートする飲み物としておすすめです。牛乳には動物性タンパク質が豊富に含まれており、ホルモンの働きを活性化させることで、バストに必要な栄養をしっかり届ける土台づくりができます。
また、カルシウムをはじめ、ビタミンA・ビタミンB2・ミネラルなど、体の成長やホルモンバランスに関わる栄養素もバランス含まれており、健康と美容の両面に効果を発揮するといわれています。寝る前にホットミルクにして飲むと、リラックス効果も得ることができます。
ココア
ココアには、バストアップにうれしい成分が豊富に含まれています。特に注目したい3つの成分は以下のとおりです。
カカオポリフェノール
カカオポリフェノールには高い抗酸化作用があり、血行促進や代謝の向上に期待できます。これにより、バストに必要な栄養が届きやすい体内環境を整えることができます。
テオブロミン
ココアに含まれる代表的な成分のひとつがテオブロミンです。リラックス作用があるとされており、ストレスによるホルモンバランスの乱れを和らげる効果があるといわれています。
さらに、冷えを改善し血流を促すことで女性ホルモンの活性化を助け、バストアップによい影響を与えるとも考えられています。
リグニン
リグニンは、食物繊維の一種で腸内環境を整える作用があるとされています。腸が整うことで体内の巡りもよくなり、ホルモンのバランス維持にもつながります。
市販のココアは砂糖が含まれていることが多いため、純ココア(ピュアココア)を選び、甘味はハチミツなどで調整するのがおすすめです。
逆効果になることも?バストアップを目指す人が避けたいお茶・飲み物
バストアップをサポートしてくれるお茶や飲み物がある一方で、逆にバストアップを妨げる可能性のある飲み物も存在します。
ここでは、バストアップを目指す人が避けた方がよいお茶や飲み物を紹介していきます。知らずに摂りすぎてしまわないよう、以下のような飲み物には注意しましょう。
カフェインを含むお茶・飲み物
カフェインには覚醒作用や興奮作用があり、過剰に摂取すると不眠の原因になります。十分な睡眠が取れないと心身の回復が妨げられ、ホルモンバランスが乱れるおそれがあります。
ホルモンバランスの乱れは、バストアップにとって大きなマイナス要因となるため、カフェインを含む緑茶・ウーロン茶・紅茶・コーヒーなどは摂取量に気をつけましょう。
体を冷やすお茶・飲み物
冷たいお茶や飲み物は体を内側から冷やし、血行を悪化させる原因になります。血流が滞ると、バストに必要な栄養やホルモンが行き届きにくくなり、成長を妨げる原因になります。
特に、夏場の冷たい飲み物の飲みすぎには注意し、できるだけ常温や温かい飲み物を選ぶようおすすめします。
砂糖が多く含まれる飲み物
砂糖の過剰摂取は体を冷やし、血行不良を招く恐れがあります。また、糖の代謝にはビタミンB群やミネラルが多く使われるため、これらが不足するとバストアップに必要な栄養が行き渡らなくなる可能性もあります。
ジュースや加糖された清涼飲料・甘いカフェドリンクなどは、できるだけ控えるのが理想です。
アルコール
少量のアルコールであれば、血行促進やリラックス効果が期待できる場合もあります。しかし、過度の飲酒は男性ホルモンの分泌を促すとされており、バストアップにとっては逆効果になる恐れがあります。
バストアップを目指すのであれば、アルコールの摂取時は適量を守るようにしましょう。
お茶だけではNG!バストアップ効果を高める生活習慣とは?
お茶はバストアップをサポートするひとつの手段ですが、それだけで効果を実感するのは難しいかもしれません。
ここからは、より高い効果を得るための生活習慣について説明していきます。
バストアップマッサージ
リンパや血液の流れを促進することで、バストに栄養が届きやすくなります。入浴後など、体が温まったタイミングでおこなうのがおすすめです。
>>バストアップのプロ直伝!正しいバストアップマッサージの方法を解説
>>育乳マッサージはどれくらい効果がある?プロ直伝の正しいセルフケアもご紹介
筋トレ
バストを支える大胸筋を鍛えることで、バスト全体が引き締まり、見た目にもハリのある印象になります。腕立て伏せやダンベル運動などの簡単なトレーニングを習慣にしてみましょう。
>>バストアップに筋トレは逆効果?真相を徹底解説
>>女性必見!胸を大きくする筋トレ10 選!【自重・ダンベル・ジムのマシン】
姿勢の改善
猫背や巻き肩は、バストの位置を下げてしまう原因になります。正しい姿勢を意識するだけで血流もスムーズになり、バストラインが整いやすくなります。
質の良い睡眠
ホルモンの分泌は睡眠中に活発になります。ホルモンバランスを整えるためにも、深くしっかり眠ることが大切です。
まとめ
今回の記事では、バストアップに効果があるとされているお茶や飲み物について紹介していきました。
黒豆茶やルイボスティー、豆乳など、女性ホルモンや血行に良い飲み物を上手に取り入れることで、自然なバストアップをサポートすることができます。ただし、カフェインや砂糖の多い飲み物、体を冷やす飲み物は逆効果になることがあるため注意が必要です。
さらに、バストアップ効果を高めたいのであれば、マッサージや筋トレ・姿勢改善・良質な睡眠といった日々の生活習慣も意識してみてください。
お茶や飲み物だけに頼るのではなく、総合的なケアを取り入れることで理想のバストに一歩近づけるでしょう。