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コラム

豊胸手術の相場とは?バストアップのプロが分かりやすく解説

豊胸手術の相場とは?バストアップのプロが分かりやすく解説

バストを大きくしたいと願う人にとって魅力的な豊胸手術ですが、気になるのは費用ではないでしょうか。受ける手術や選ぶクリニックなどによって費用が異なるとはいえ、ある程度の相場については知っておきたいものです。

そこで今回は、豊胸手術を検討している方のために豊胸手術の相場について解説していきます。また、豊胸手術の費用を確認する際にチェックしたいポイントやクリニックの選び方、手術以外のバストアップ方法についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

豊胸手術の相場は手術の種類によって異なる

豊胸手術の相場は手術の種類によって異なる

豊胸手術にはいろいろな種類があり、その種類によって相場も変わってきます。クリニックによっておこなっている豊胸手術は異なりますが、「シリコンバッグ挿入」「ヒアルロン酸注入」「脂肪注入」の3つが一般的です。

それぞれの豊胸手術の特徴は以下のとおりです。

シリコンバッグ挿入

バストにシリコンバッグを挿入することでサイズアップする豊胸手術です。ほかの施術と比較して、大幅なバストのボリュームアップができるほか、確実にバストアップできるのがシリコンバッグ挿入のメリットといえるでしょう。

シリコンバッグは、脇やバストの下部を切開して挿入するため、個人差はあるものの数週間~2か月程度のダウンタイムがあります。ヒアルロン酸注入と比べて効果は長期間持続しますが、挿入したバッグは経年劣化するため定期的なメンテナンスが必要です。一般的には10年を目安にバッグの入れ替えをおこなうことになります。

ヒアルロン酸注入

バストにヒアルロン酸を注入することでボリュームやハリを出したり、好みの形に整えたりする豊胸手術です。手術時間も短く、メスを使わないため比較的受けやすい豊胸手術だといえるでしょう。

ヒアルロン酸はもともと体内にも存在している成分なので、安全性が高い豊胸手術です。しかし、徐々に体内に吸収されていく性質があるため、手術後のバストの形状をキープできる期間には限りがあります。個人差はありますが、短い場合で数か月程度、長くても1~2年程度が目安です。

また、1回のヒアルロン酸注入によるバストアップは1カップ程度が目安で、シリコンバッグ挿入のように大幅なボリュームアップはできません。

脂肪注入

自身の太ももやお腹などから脂肪を採取し、それをバストに注入する豊胸手術です。気になる部分の脂肪を採取してバストに注入すれば、部分痩せと同時にバストアップを実現できることがメリットです。

また、自身の脂肪を使うことからアレルギーなどのリスクも少なく、ほかの豊胸手術と比べると触り心地も柔らかで、豊胸がバレにくい自然な仕上がりです。

注入した脂肪がすべてバストに定着するわけではないので大幅なサイズアップはできないものの、定着すれば効果が半永久的に持続することも魅力です。

【種類別】豊胸手術の相場

【種類別】豊胸手術の相場

豊胸手術の料金は、同じ手術でも注入するシリコンバッグ、ヒアルロン酸の種類や量、また手術を受けるクリニックによって異なります。

そのため、手術を受ける際は複数のクリニックに相談して費用を比較するとよいでしょう。

ここでは、豊胸手術の相場を種類別にご紹介します。

シリコンバッグ挿入による豊胸の相場

シリコンバッグ挿入による豊胸手術の相場は50万円~100万円です。

シリコンバッグのサイズの大きさによって料金が変動することはほぼなく、挿入するシリコンバッグの種類や形状、切開する位置などによって料金は変わります。

10年おきを目安にシリコンバッグを入れ替えることになるので、再手術の料金も考えて施術を決めることが大切です。

ヒアルロン酸注入による豊胸の相場

ヒアルロン酸注入による豊胸の料金は、注入するヒアルロン酸の種類、そして注入するヒアルロン酸の量によって異なります。バストサイズを1カップ大きくしたい場合、一般的には片胸につき50~100㏄注入するのが目安です。

ヒアルロン酸10㏄あたりの相場は2万円~8万円なので、片胸につき50㏄ずつヒアルロン酸を注入した場合の相場は20万円~80万円となります。もちろん、これは片胸50㏄ずつ(両胸で100㏄)注入した場合の相場なので、注入量が少ない場合は安くなります。

ヒアルロン酸注入による豊胸手術は、ほかの豊胸手術と比べて料金は安く設定されています。ただし、長くても1~2年で効果が失われるため、コストパフォーマンスがよい施術とはいえないでしょう。

脂肪注入による豊胸の相場

脂肪注入による豊胸手術の相場は、50万円~150万円です。

脂肪注入による豊胸では、注入する脂肪を吸引する部位や量、採取した脂肪の加工技術、バストに注入する脂肪の量によって料金が大きく異なります。

特に、採取した脂肪の加工方法は脂肪の定着率に影響するので、脂肪注入を検討している場合は脂肪の加工方法についてチェックしておくことが大切です。極端に手術料金が安い場合、定着率の高くない方法が採用されている可能性があります。

豊胸手術の費用を確認する際にチェックしたいポイント

豊胸手術の費用を確認する際にチェックしたいポイント

豊胸手術の料金を確認してクリニックを決めたものの、「表示されていた料金よりも大幅に高額になった」というケースは少なくありません。その理由は、表示されている料金には手術でかかる費用のすべてが含まれていないことがあるからです。

豊胸手術の費用を確認する際は、以下の点をチェックしておきましょう。

麻酔や検査費用は含まれているか

豊胸手術をする際には、血液などの検査費用、麻酔代などもかかります。クリニックのなかには、それらの手術に必要となる費用を手術料金に含めていないこともあるので注意が必要です。

当日になって「思っていた料金と違う」ということにならないよう、麻酔代や検査費用が含まれているか、あらかじめ確認しておきましょう。

術後の痛み止めや処方薬は含まれているか

クリニックでの豊胸手術の表示価格には、術後の痛み止めや処方薬が含まれているケースと含まれていないケースがあります。

そのため、A院のほうが安いと思って選んだのに、A院の表示額には痛み止めや処方薬などの費用が含まれておらず、実際にはB院のほうが安かったということがよくあります。

表示価格に術後の痛み止めや処方薬などの料金が含まれているかどうか、しっかりと確認しておきましょう。

後からほかの追加費用が発生しないか

クリニックによっては、豊胸手術そのものの料金以外にさまざまな費用が発生することがあります。手術を決める前に、ほかの追加費用が発生しないか、発生する費用にはどのようなものがあって金額はどれくらいなのか、必ず確認しておくようおすすめします。

術後の保証はついているか

豊胸手術を受けた後に、「仕上がりに納得できない」「やり直したい」ということがないとはいえません。また、一定期間は効果が見られたものの「すぐに元に戻ってしまった」ということも起こり得るでしょう。

そのようなときのために、術後の保証についても確認しておくことが大切です。保証内容や保証期間、保証費用について具体的に確認しておきましょう。

クリニックによっては、保証をつける場合は別途オプション契約となるところもありますので、よく検討してからクリニックを選ぶようおすすめします。

豊胸手術を安く受けられる方法

豊胸手術を安く受けられる方法

豊胸手術の費用相場を知って、「もう少し安い料金で受けられるといいのに…」と感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

施術料金を少しでも抑えたい方は、モニターになるということもひとつの選択肢です。クリニックのホームページを見ると、豊胸手術の通常価格のとなりに「モニター価格」を表示していることがあります。

モニターになると、施術を受けたクリニックに症例写真を提供することで割引料金が適用されます。豊胸手術の場合、施術部位であるバストの写真がクリニックのホームページやSNSなどに掲載されることになるため、抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、豊胸手術の症例写真に顔が写ることはほとんどなく、顔出しの写真を掲載しているクリニックでも顔出しNGを選ぶことは可能です。したがって、豊胸手術のモニターになっても知り合いにバレてしまう可能性は低いでしょう。

モニター価格は各クリニックによって異なるため、ホームページなどで確認しましょう。また、クリニックによってはモニターを募集していなかったり、募集人数に上限があり、希望する時期に手術を受けられなかったりするので注意が必要です。

豊胸手術を受けるクリニックを料金だけで選ぶのはNG

豊胸手術を受けるクリニックを料金だけで選ぶことのないようにしましょう。

クリニックによっては集客のために格安のメニューを用意しており、実際に行ってみると強引に高額な施術を勧められることがあります。そのため、相場よりも極端に施術料金が安いクリニックは避けたほうがよいでしょう。

また、相場よりも豊胸手術の料金が高いからといって、技術が優れているとは限りません。豊胸手術は健康保険適用外であるため、自由に施術料金を決められるからです。

豊胸手術の料金が「安いから」「高いから」というだけでクリニックを決めると、後悔につながることもあるので注意しましょう。

豊胸手術を受けるクリニックの選び方

豊胸手術を受けるクリニックの選び方

ここでは、豊胸手術を受けるクリニックの選び方について解説していきます。

豊胸手術の実績が豊富

クリニックのホームページなどをチェックして、豊胸手術の実績が豊富なクリニックを選びましょう。豊胸手術の症例数が多く、症例写真も数多く掲載されているクリニックだと安心してお任せできます。

すでに受けたい豊胸手術の種類が決まっているのであれば、その施術方法での症例数が多いか確認しておきましょう。

また、大規模なクリニックは必然的に症例数も多くなりますが、医師によっては豊胸手術の執刀数が少ないということも考えられます。医師それぞれの実績も確認し、経験が豊富な医師に手術を依頼しましょう。

口コミなどの評判が良い

クリニックを実際に利用した方の口コミなどを確認して、評判の良いクリニックを選びましょう。基本的にクリニックの公式ホームページに掲載されている口コミは良い意見ばかりなので、SNSやGoogleマップなどの口コミをチェックしてみるようおすすめします。

アフターケアが充実している

豊胸手術のあとは痛みが長く続いたり、仕上がりが満足できなかったりといったトラブルが起こることも考えられます。

万が一というときに備えて、アフターケアとしてどんな対応をしてもらえるのか確認しておきましょう。術後のトラブルに無料で対応してもらえるクリニックだと安心してお任せできます。

豊胸手術以外のバストアップ方法

豊胸手術以外のバストアップ方法

豊胸手術の相場を確認して「料金が高すぎて施術を受けるのは難しい」と感じている方も多いでしょう。また、そもそも豊胸手術を受けること自体に迷いがある方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方のために、ここからは豊胸手術以外でバストアップをする方法をご紹介します。

大胸筋を鍛えるエクササイズをする

バストの土台となる大胸筋を鍛えると、バストアップやバストの形をきれいに整えることにつながります。

大胸筋を鍛えるエクササイズは複数ありますが、なかでも代表的なものがプッシュアップ(腕立て伏せ)です。プッシュアップのやり方を簡単に説明します。

  1. ひじを伸ばした状態で床に両手をつき、足のつま先と手で体を支え、背筋を伸ばす。
  2. 両ひじをゆっくりと曲げていき、床に胸がつく少し手前の位置で静止する。(5秒間キープ)
  3. ひじをゆっくりと伸ばして、元の姿勢に戻す。

10回を1セットとして、3セットを目安におこなう。

足を伸ばしておこなうのが難しい場合は、ひざを床についておこなうと比較的楽にできます。

大胸筋を鍛えるエクササイズについては、以下の記事もぜひご覧ください。

>>バストアップに筋トレは逆効果?真相を徹底解説

バストマッサージを習慣にする

バストマッサージをおこなうと、大胸筋などのコリがほぐれてバスト周りの血行が良くなり、バストに必要な栄養や酸素がしっかりと行き渡るようになるというメリットがあります。また、乳腺を刺激することでバストアップが促されることも期待できます。

たとえば、入浴後にバストアップクリームなどを塗ってマッサージすることを習慣にしてみてはいかがでしょうか。毎日地道におこなうことでバストの形がきれいになり、ボリュームアップする可能性があります。

バストアップに良い食生活を送る

バストに必要な栄養をしっかりと摂ることもバストアップには欠かせません。タンパク質やビタミン、ミネラルなど、栄養バランスのとれた食事を3食きちんと摂りましょう。

特に、筋肉やコラーゲンをつくるためのタンパク質、女性ホルモンと似た働きをするといわれる大豆イソフラボンなどは意識して取り入れることをおすすめします。

ただし、どんなにバストアップに効果があるからといって、特定の食べ物を過剰に摂取することはやめましょう。特定の食材や栄養素が偏ることのないようにし、バラエティに富んだ食事を心がけてください。

バストアップに効果のある食べ物・飲み物については、以下の記事を参考にしてください。

>>【バストに効果のある食べ物】
>>バストアップに豆乳を飲むと効果がある?本当?解説します

バストアップサロンに通う

バストアップサロンに通う

出典画像:Rococo
より効率良くバストアップを目指すのであれば、バストアップサロンに通うのもおすすめです。バストアップサロンでは、バストアップのプロがハンドマッサージやマシンによる施術で豊かなバストを形成し、形もきれいに整えてくれます。

バストアップ専門サロン「Rococo」では、「バストが小さい」「バストが離れている」「バストが垂れ気味」などのお悩みに合わせたメニューを用意していますので、お気軽にご相談ください。

また、初めての方には特別価格で施術を提供しています。感動のバストアップを体験したい方は、ぜひお試しください。

まとめ

豊胸手術の種類と相場

今回の記事では、豊胸手術の種類と相場をご紹介しました。豊胸手術は、早く確実にバストアップができる方法です。しかし、確かな実績のあるクリニックを選ばないと期待した仕上がりにならない場合があります。相場よりも費用が安いからという理由で選んでしまうと、手術後の後悔につながりかねないので注意しましょう。

また、豊胸手術には手術の種類ごとにメリットとデメリットがあり、かかる費用も異なります。メリットとデメリットをしっかり理解してからどの豊胸手術を受けるのか決めましょう。その際には、この記事でご紹介した費用の相場を参考にしてください。

「もう少し費用を抑えたい」「手術で失敗するのが怖い」という方には、バストアップに効果的なエクササイズやセルフケアの方法やバストアップサロンについてもご紹介しました。自分だけでバストアップするのは大変…と感じている方は、サロンで体験メニューを受けてみるのもよいでしょう。