こんにちは!Rococo恵比寿店の吉村です。今回は、バストと肋骨の関係について解説します。
バストと姿勢
バストアップやバストケアにおいて、日常の「姿勢」は非常に重要な要素です。姿勢が悪いと、猫背や巻き肩になり、バストの位置が下がり、胸になるかもしれない脂肪も二の腕や背中へと流れてしまいます。
しかも、姿勢が悪いと肋骨と肋骨の間のスペースを狭め、硬くし、柔軟性を低下させ、横隔膜の機能低下につながります。この状態では呼吸が浅くなり、睡眠障害や自律神経の乱れにも影響を及ぼします。
自律神経が乱れると、体内の血流が悪化し、必要な栄養がバストに届きにくくなります。すると、細胞が老化し、バストケアに欠かせないコラーゲンの生成も減少します。そのため、バストアップやバストケアには、バストの施術やケアだけでなく、姿勢や骨格の根本的な矯正も必要です。
肋骨の開きの原因
バストのケアを頑張っていても、デコルテ下や胸下のあばら骨が気になることがあります。肋骨が出ている原因は次のとおりです。
- 姿勢が悪く猫背
- 足を組む癖がある
- 長時間同じ姿勢を保っている事が多い
- 運動不足
- ストレスを感じやすく、日々緊張している
- スマホを頻繁に使う
- 鼻ではなく口呼吸が多い
これらの習慣が肋骨を動かす筋肉を凝り固め、肺や横隔膜も十分に動かすことができず、呼吸が浅くなりがちになります。肋骨や横隔膜の動きが悪くなれば、肩や腕が動かしにくくなり、代謝低下を招きます。代謝が低下すると、バストケアだけでなく、ダイエットにも悪影響を及ぼします。
呼吸が浅くなると、息がしっかり吐き切れず、肋骨がしっかりと閉じにくくなります。肋骨が広がった状態が続くと、ウエストの幅も広がり、半身が寸胴に見えたり、太って見えたりします。
逆に、深く呼吸して息を吐き切ることができれば肋骨がしっかり閉じ、肋骨の幅が狭くなるので、ウエストがくびれて見え、ボディにメリハリが生まれます。また、肺に取り込む酸素の量が減れば、代謝が低下し、全身の血行が悪くなり、以下の症状を招く要因にもなります。
- 眠りが浅くなる
- 疲れが取れにくい
- 冷え・むくみ・肩こりといった不調
- 自律神経の乱れ
肋骨とバストの関係
そして、最も重要なのはバストへの影響です。胸は骨、筋肉、そして脂肪(お胸)の順に配置されています。1番下の層である骨に歪みが生じると。その上の層にも影響が出て来ます。
肋骨の開きは「離れ胸」の問題を引き起こすことがあります。離れた胸はブラを適切にフィットさせにくく、ワイヤーのない下着や水着を着用すると胸が小さく見えることがあります。以下のような悩みを感じたことのある方は、肋骨の開きが原因かもしれません。
- 「ブラをつける時お胸をカップに入れずらい」
- 「ブラをしていないと離れてしまう」
- 「ノンワイヤーの下着や水着だとお胸が小さく見える」
肋骨が開くことで、胸もどんどんと開き離れていってしまいます。胸のサイズアップや形を綺麗なお椀型にしていくためには、肋骨締める事は必要不可欠です。
肋骨を締めることで、離れた胸が改善され、トップの位置が上がり、皮膚と脂肪が外側に引っ張られるのを防ぎ、脂肪が二の腕や背中に流れるのを防ぎます。これにより、バストのサイズアップと理想的な体型が実現しやすくなります。
自宅で出来る肋骨締め
肋骨締めの手順は以下の通りです。
- タオルを細長く持ち、肋骨下部に巻きます。タオルを巻く位置は、みぞおちの高さが目安です。
- タオルを胸の前でクロスさせ、姿勢をよくし、胸の前でクロスしたタオルを両腕で引っ張って絞り、息をしっかり吐き出します。肋骨を閉じるのをタオルでサポートするつもりで行います。最後までしっかりと吐ききることが効果的です。
- 息を吸うときは胸に巻いたタオルをゆるめていき、肋骨でタオルを広げていくイメージで行います。
この呼吸を5回繰り返してみましょう!開いてしまった肋骨を締めて、お身体を整え、理想のお胸とお身体を手に入れましょう!
まとめ
姿勢はバストアップやケアに大きな影響を与えます。悪い姿勢はバストの下垂や余分な脂肪の移動を引き起こし、健康にも問題をもたらします。自宅でできる肋骨締めエクササイズで姿勢を改善し、バストの位置を上げ、理想的な体型に近づけましょう。