【離れ胸の原因】
「バストの形がきれいにならない」「谷間ができにくい」とお悩みの女性に多いのが、**“離れ胸”**の状態。
実はこの離れ胸、ただの体質ではなく、日々の習慣や姿勢・筋肉の衰えなどが大きく関係しているのをご存知ですか?
今回は、離れ胸になる原因と、今日からできるケア方法について詳しく解説します。
◆ 離れ胸とは?
「左右のバストが外側に流れていて、中央に寄っていない状態」のことを離れ胸と言います。
見た目としては谷間ができにくい、胸の輪郭がぼやける、ボリュームが少なく見えるなどの特徴があります。
◆ 離れ胸になる原因
- クーパー靭帯の伸びや断裂
バストを支えるクーパー靭帯が加齢や揺れによってダメージを受けると、バストは垂れやすくなり、横に流れやすくなります。 - 筋肉の衰え(大胸筋・小胸筋)
胸の土台となる筋肉が弱まると、バストが本来の位置にとどまれず、外側へと流れていきます。 - ノーブラ・サイズの合っていないブラの習慣
ナイトブラをつけない、またはサイズが合っていないブラを使っていると、バストが重力に逆らえず横へ流れていきます。 - 姿勢の悪さ・巻き肩
猫背や巻き肩の姿勢は、胸郭(きょうかく)を狭め、バストが中央に寄りにくくなる原因に。デスクワークの多い方は特に注意です。 - 加齢や産後のホルモンバランスの変化
年齢とともに脂肪のつき方やハリが変化し、若い頃よりバストラインが流れやすくなります。
◆ 離れ胸を改善するためにできること
- ナイトブラの着用
寝ている間の重力でもバストは横に流れてしまいます。自分のバストに合ったナイトブラを着けることで、バストの横流れを防止します。 - 正しい姿勢の習慣化
背筋を伸ばして肩を開くことで、バストの位置が整いやすくなります。
「壁に背中をつけて立つ」習慣を日常に取り入れてみましょう。 - バストケアマッサージ
脇に流れた脂肪や老廃物をバストに戻すマッサージは効果的です。
お風呂上がりや保湿のタイミングに行うと◎ - 筋トレやインナーケア
大胸筋を鍛えることで、バストの土台が安定します。プッシュアップ(腕立て伏せ)や、バストアップ用のサプリ・プロテインも効果的です。 - エステや専門ケアの活用
セルフケアで限界を感じる方は、プロの手でバストの状態を見極めてもらい、効率的にケアするのもおすすめ。
特にリンパケアや姿勢矯正、専用マシンのあるサロンでは、ホームケアより早く結果が出やすいです。
◆ 最後に:離れ胸は戻せる!
「私、もう年齢的に無理かも…」「胸が小さいから意味ないかも」と思っている方も多いですが、離れ胸は日々の習慣で改善できます。
特にまだクーパー靭帯が完全に切れていない状態であれば、正しいケアをすれば見た目もぐっと変わります。
自分のバストの状態を正しく知って、少しずつでも整えていくこと。
それが**“ふっくらとした丸みのあるバスト”**への第一歩です。