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コラム:Rococo 横浜店

自律神経の乱れが、バストに与える意外な影響

「最近なんだか胸のハリがなくなった気がする」

「以前より冷えやすくなった」

そんな変化を感じている方は、もしかすると“自律神経の乱れ”が関係しているかもしれません。

バストケアというと、マッサージや下着選びなど外側のケアを思い浮かべがちですが、実は内側のコンディションもとても大切なんです。

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私たちの体には、意識しなくても働いてくれている「自律神経」という神経があります。昼間に活発になる“交感神経”と、夜やリラックス時に優位になる“副交感神経”。この2つがバランスよく切り替わることで、血流やホルモン分泌、体温調節などがスムーズに行われています。

しかし現代の生活は、このバランスを崩しやすい環境にあります。

仕事のストレス、スマホの見すぎ、冷え、睡眠不足、過度なダイエット…。

こうした習慣が積み重なると、自律神経が乱れ、体のリズムがうまく整わなくなります。

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自律神経が乱れるとまず影響を受けるのが「血流」

血液の巡りが悪くなると、バストに栄養や酸素が届きにくくなり、ハリや弾力が低下します。バストを支える大胸筋やクーパー靭帯も十分に栄養が行き渡らず、形が崩れやすくなるのです。またリンパの流れが滞ることで、むくみや老廃物の蓄積も起こりやすくなります。

さらに、自律神経の乱れはホルモンバランスにも直結します。自律神経と女性ホルモンを司る中枢は同じ「視床下部」にあるため、どちらかが乱れるともう一方にも影響が及びます。エストロゲン(女性らしさをつくるホルモン)が減少すると、乳腺の発達が滞り、バストの丸みやボリューム感が失われてしまうことも。

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そして、もうひとつ見逃せないのが「姿勢」。ストレスや緊張で肩や胸の筋肉が硬くなると、自然と背中が丸まり、バストが圧迫されて下垂しやすくなります。いくら外側からマッサージをしても、内側の緊張をほぐさなければ根本的な改善にはつながりません。

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では、どうすれば自律神経を整えられるのでしょうか?

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ポイントは、“リラックスできる時間”を意識的につくることです。深呼吸やぬるめの入浴、寝る前のストレッチ、好きな香りのアロマなど、心と体をゆるめる時間を習慣にしてみましょう。副交感神経が優位になることで血流が改善し、ホルモンの巡りも整いやすくなります。

また、胸まわりの筋肉をやさしくほぐすケアもおすすめです。デコルテや脇下を軽くマッサージしてリンパの流れを促すことで、バストに栄養が届きやすくなり、自然なハリやツヤを取り戻せます。

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バストは、女性の心と身体の“鏡”のような存在です。外側のケアだけでなく、自律神経という内側のバランスにも目を向けて、心地よく整えること。それが、本当の意味での「育てるバストケア」につながります。

今日から少しずつ、自分をいたわる時間を増やしてみませんか?