「胸が下がってきた気がする」
「デコルテが削げたように見える」
というお悩みはありませんか?
それ、実は“巻肩”が原因かもしれません。
/
巻肩とは、肩が内側に入り込むように前に丸まってしまう姿勢のこと。本来まっすぐであるはずの肩が前方に出ることで、背中が丸くなり、猫背の一種として現れます。
この巻肩の姿勢は、バストの形に大きな影響を与えます。肩が前に入ると、胸の筋肉(大胸筋)が縮み、背中側の筋肉が弱くなります。その結果、バストを“引き上げて支える力”が低下し、バストトップの位置が下がる、横に流れる、デコルテが痩せるなどの見た目変化が起こりやすくなるのです。
また、血流やリンパの流れも悪くなりやすく、バストに必要な栄養やホルモンが行き届きにくくなります。冷えやすくなったり、ハリがなくなる原因にもなり、姿勢ひとつでバストの印象は大きく左右されるのです。
/
巻肩になる主な原因
巻肩が起こる一番の原因は、日常生活での姿勢のクセです。
例えば、
・スマホやパソコンを長時間見る前かがみの姿勢
・デスクワークで背中を丸めたまま作業する習慣
・運動不足による筋力低下
・胸の筋肉ばかり使い、背中の筋肉を使っていない
・無意識に肩をすくめる癖
これらが積み重なることで、肩は前に引っ張られ、正しい位置に戻りづらくなります。特に現代人は、胸の筋肉が緊張し、背中側が弱くなりやすい傾向があるため、意識しないと巻肩はどんどん定着してしまいます。
/
今日からできる!巻肩改善ストレッチ
- ① 胸ひらきストレッチ
両手を背中で組み、肩甲骨を寄せるようにして腕を後ろに引きます。
そのまま胸をぐーっと開いて深呼吸を10秒×3回。
縮まった胸の筋肉をゆるめる効果があります。
- ② 壁タッチストレッチ
壁に背中・お尻・後頭部をつけて立ち、両腕を「W」の形にして壁につけます。
そのまま腕をゆっくり上下させ10回。
肩の位置を正しい場所へと導きます。
- ③ タオル肩回し
タオルを両手に持ち、頭の後ろで円を描くように回します。
前後10回ずつ行い、肩まわりの可動域を広げましょう。
/
姿勢が変われば、バストは変わる
巻肩を改善することで、バストの位置が引き上がり、デコルテに立体感が生まれ、若々しい印象に変化していきます。
まずは「姿勢を正すこと」が、バストケアの最短ルートかもしれません。
毎日のちょっとした意識で、体は確実に変わります。
バストの美しさは“姿勢”から育てていきましょう。