column

コラム:Rococo 横浜店

バストは乳腺の発達できまるのか?

女性の胸の大きさや形は、昔から「遺伝」や「体質」で決まると言われることが多くあります。その中でも「乳腺の発達」が大きく影響すると耳にする方も多いでしょう。では実際のところ、バストは乳腺の発達だけで決まるのでしょうか?

乳腺とは何か

乳腺は母乳をつくり分泌するための組織で、思春期以降に女性ホルモンの影響を受けて発達します。乳腺はブドウの房のような「腺房」と、それを乳頭へつなげる「乳管」で構成され、その周囲を脂肪組織が覆ってふくらみを形成します。乳腺組織がしっかり発達すると、その分脂肪もつきやすく、ボリュームのあるバストになりやすいと考えられています。

バストの大きさを決める要素

実際のバストの大部分を占めているのは「脂肪」です。乳腺は全体の1〜2割程度で、残りは脂肪組織。つまり、乳腺が少なくても脂肪がつけば大きく見えますし、乳腺が多くても痩せすぎていると小さく感じられます。さらに、クーパー靭帯と呼ばれる繊維が形を支え、これがしっかりしていると美しい形をキープできます。

ホルモンの影響

乳腺の発達には女性ホルモンが大きく関与します。思春期から20代にかけて分泌が盛んになり、妊娠期にはさらに顕著に発達。その後、授乳が終わると萎縮しやすくなります。つまり乳腺の発達は一生を通じて変動するものであり、「一度決まったら終わり」ではありません。

乳腺をサポートするホームケア

乳腺の発達を直接コントロールすることはできませんが、女性ホルモンの働きを整え、血流を促すことでサポートは可能です。
1. 食生活の見直し
大豆イソフラボン(納豆・豆乳・豆腐など)はエストロゲンに似た働きを持つとされ、乳腺やホルモンバランスにプラスに働きます。ビタミンE(ナッツ類、アボカド)は血流改善に有効です。過度なダイエットは脂肪も乳腺も育たなくなるので要注意。
2. 血流を促すマッサージ
デコルテから脇にかけてリンパを流すように優しくマッサージすると、乳腺への血流が高まりやすくなります。特に入浴後の身体が温まったタイミングがおすすめです。
3. 姿勢と筋肉の意識
猫背はバストを押しつぶし、血流を妨げます。肩甲骨を寄せる意識を持ち、大胸筋を軽く鍛えるだけでも乳腺や脂肪を支える土台が安定します。
4. 睡眠とストレスケア
ホルモン分泌は夜の睡眠中に活発になります。睡眠不足や強いストレスはホルモンバランスを乱し、乳腺の働きも低下します。

まとめ

バストの大きさや形は「乳腺の発達だけ」で決まるわけではなく、乳腺・脂肪・靭帯・ホルモン・生活習慣といった要素が組み合わさって形づくられます。乳腺は確かに重要な土台ですが、それを活かすためには血流やホルモンの働きを整えるホームケアも欠かせません。

言い換えると、「乳腺が少ないから大きくならない」と諦める必要はなく、日々の食事・姿勢・睡眠・ケアによってもバストの印象は変えられるのです。

Rococoでは根本改善として乳腺が発達しやすくなる特殊な機械を使って施術していきます。バストを大きくしたい人はぜひRococoでバストケアされませんか?