バストやお肌のハリを保つために『コラーゲン』が大切だということはよく聞きますが、そもそもコラーゲンって何?どんな役割をしているの?と、知らない方も多いと思います。
今回はコラーゲンについて詳しく説明させて頂きます。
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そもそもコラーゲンって何?
コラーゲンは、たんぱく質の一種で、体内に最も多く存在するたんぱく質です。人の体の約30%のたんぱく質がコラーゲンだとも言われています。
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コラーゲンの役割って?
1. 肌のハリ・弾力を保つ
→ 真皮(皮膚の深い層)に多く含まれ、肌の土台を支えています。
2. 関節・軟骨のクッション材になる
→ 関節や軟骨、靱帯に存在し、スムーズな動きをサポート。
3. 骨の構造を支える
→ 骨はカルシウムだけでなく、コラーゲンも骨格の柔軟性を支えています。
4. 血管のしなやかさを保つ
→ 血管壁に含まれ、破れにくくしています。
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身体のどこに含まれてる?
• 皮膚
• 骨
• 軟骨
• 血管
• 目の角膜 など
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食べ物で摂れる?
コラーゲンは主に動物性の食材(ゼラチン質)から摂れます。
• 鶏の皮
• 手羽先
• 牛すじ
• 豚足
• 魚の皮・煮こごり(エイジングケア食品として注目)
ただし、食べてもそのままコラーゲンになるわけではありません。一度アミノ酸に分解されてから、体の中で必要な形に再合成されます。
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加齢とともに減る?
20代後半から徐々に減り始め、40代・50代で急激に減少。これが肌やバストのたるみ、しわ、関節の痛みなどの原因になることも。
なんで加齢と共に減るの?
コラーゲンが減る主な理由は、体の「作る力」が弱くなるからです。以下のようなメカニズムが関係しています。
① コラーゲンの「合成能力」が低下する
私たちの体では、線維芽細胞(せんいがさいぼう)という細胞がコラーゲンを作っています。
でも、年齢を重ねるとこの細胞の働きが弱くなり、コラーゲンの「生産量」が自然と減っていきます。
② 酵素やホルモンの影響
• 女性ホルモン(エストロゲン)は、コラーゲンの生成を助けています。
特に女性は40代以降の更年期でエストロゲンが急減するため、コラーゲンもガクッと減りやすくなります。
増やす方法
• ビタミンCを一緒に摂る(コラーゲン合成に必要)
• 良質なたんぱく質の摂取
• 睡眠と適度な運動も重要
タンパク質もビタミンCも含まれているプロテインなどを取り入れるのも効果的です。
バストのハリを保ち、若々しい身体を維持するために、コラーゲンを増やす生活習慣を心がけましょう✨