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コラム:Rococo 表参道店

ナイトブラが必要なわけ

ナイトブラが必要なわけ

★ナイトブラの役割とは

  1. 寝ている間の重力対策

仰向けや横向きで寝ると、バストは重力に引っ張られて左右に流れやすくなります。これが続くとクーパー靭帯(バストを支える繊維)が伸びて、形崩れや垂れの原因に。

→ ナイトブラはバストを優しく包み込んで、横流れや下垂を防ぐ役割を果たします。

  1. バストの土台である肋骨や姿勢の安定

ナイトブラによって姿勢が整いやすくなり、肋骨周辺のサポートがされることで、バストを正しい位置でキープしやすくなります。

  1. ホルモンバランスや成長タイミングをサポート

特に若い時期や、バストアップに向けたケア中(マッサージ・サプリなどと併用中)は、形を定着させるためにもナイトブラの着用が有効と言われます。

ナイトブラは「直接バストが大きくなる」というよりも、形をキープしながら理想のバストラインに近づけるためのサポートアイテムなんす。

★ナイトブラと日中用ブラの違い

ナイトブラは寝ている間に着けることを前提としており、主な目的はバストの形崩れを防ぐことです。寝ている間は重力の方向が日中とは異なり、仰向けや横向きでバストが左右や上方向に流れやすくなります。ナイトブラはそれを防ぐために、柔らかく伸縮性のある素材でバスト全体を包み込むように設計されており、締め付け感が少なく、快適に眠れるよう工夫されています。多くはノンワイヤーで、肌あたりの優しさも特徴です。

一方で、日中用ブラは主にバストの見た目を美しく整えることが目的です。立ったり動いたりする中でバストが下に引っ張られるため、しっかりと下から支える構造になっています。ホールド力があり、バストを寄せて上げることで、洋服を着たときのシルエットをきれいに見せる効果があります。ワイヤー入りやパッド入りのものが多く、デザインや機能性が豊富なのも特徴です。

つまり、ナイトブラは「守る」、日中ブラは「魅せる」と覚えるとイメージしやすいかもしれません。どちらも目的に合わせて使い分けることで、バストの形や健康をより良く保つことができます。

★寝ているだけでバストケア

ナイトブラをつけないまま寝続けても、すぐに何かトラブルが起こるわけではありませんが、長期的に見てバストの形やハリに影響が出る可能性があります。以下のようなリスクが考えられます。

  1. バストの形崩れ・垂れの原因に

寝ている間もバストは重力や寝返りの動きで上下左右に流れやすく、クーパー靭帯(バストのハリを保つ繊維)に負担がかかります。
→ この負担が続くと、将来的にバストの垂れや形崩れにつながることも。

  1. 寝姿勢によっては胸が引っ張られる

横向きやうつ伏せで寝る人は、特にバストが横に流れやすいため、将来的なボリュームダウンや離れ胸の原因になりやすいです。

  1. 肩や首のコリ・姿勢悪化の影響も

大きめバストの人の場合、胸の重みで肩が巻き込みやすくなったり、猫背になったりしやすく、フェイスラインや体全体のバランスにも影響が出ることも。

  1. 肌の摩擦や色素沈着の原因にも

寝ている間にブラなしでバストが動くと、皮膚が伸びたり、摩擦が起こりやすくなったりして、デコルテや胸元の肌トラブルにつながるケースも。

ナイトブラは、「絶対必要なもの」ではないけれど、将来のバストの形やハリを守るための“予防ケア”として有効です。特に形をキープしたい、垂れたくない、美しいラインを保ちたいと思っているなら、使う価値ありです!