紫外線は、太陽光や蛍光灯などから放出される光の一種で、肌にさまざまな影響を与えます。
紫外線にはUVAとUVB、UVCがあります。
このうち地上に降り注ぐことで肌に悪影響を及ぼすのがUVAとUVBです。
このうち、UVAの肌への影響ですが、
太陽から届く紫外線の約9割を占め、曇りや窓ガラスなども通過し肌へ届きます。
UVA自体のエネルギーは弱いものの、照射量が多く、浸透力が高いので肌に与える影響は深刻です。
UVAは、20-30%が肌の奥の真皮層にまで達すると考えられており、ハリや弾力を生むコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す繊維芽細胞に損傷を与えます。
その結果、UVAを浴びた肌は弾力を失い、シワやたるみといった肌の老化現状を起こすと考えられています。
紫外線対策をするのは夏だけでいいと思っている方も多いのではないでしょうか!
実は、紫外線は1年を通して降り注いでいるため、外出時はUVケアを欠かさないことが大切です。
特に気を付けたいのが、紫外線量が増え始める3月~4月と、夏の終わりの9~10月です。
油断している人も多く、UVケアをせずに外出すると、数年後にシワやシミなどの深い悩みに進展してしまう可能性があります。
紫外線を浴びた後は、適切なスキンケアを行うことでダメージを最小限に抑えることができます。
紫外線を浴びた肌は熱を持っているため、まずは冷たいタオルやシャワーでクールダウンしましょう。
その後、保湿をしっかり行うことが大切です。
紫外線ダメージを回復させるためには、保湿成分が豊富なスキンケア製品を選びましょう!
セラミドやヒアルロン酸を含むクリームやローションがおすすめです。
