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コンデンスリッチ豊胸とは?メリット・デメリットや費用、定着率など解説

コンデンスリッチ豊胸とは?メリット・デメリットや費用、定着率など解説

バストアップを目指す方法はさまざまありますが、美容医療による豊胸術もそのひとつです。なかでも、自分の脂肪を使用するコンデンスリッチ豊胸は、自然な印象でバストをボリュームアップできることから注目を集めています。

しかし、「どのような施術なのかわからない」「どのくらい胸を大きくできる?」など、コンデンスリッチ豊胸について詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。また、施術のリスクについても気になりますよね。

豊胸術は決して簡単な施術ではないため、特徴や仕上がり、リスクについて事前にしっかりと理解しておくことが大切です。そこでこの記事では、コンデンスリッチ豊胸の特徴やメリット・デメリット、さらに費用相場についてもわかりやすく解説していきます。

コンデンスリッチ豊胸とは

コンデンスリッチ豊胸とは、自分の太ももやおなかから採取した脂肪を胸に注入する豊胸術の一種です。採取した脂肪は特殊な加重遠心分離法で処理されますが、水分や不純物を除去するだけではなく、コンデンス(濃縮)技術により老化して肥大した脂肪細胞も除去します。そのため、定着に有利で純度の高い脂肪細胞のみを胸に注入することができるのです。コンデンスリッチ豊胸は、一般的な脂肪注入豊胸術が進化した施術だといえるでしょう。

コンデンスリッチ豊胸の特徴

コンデンスリッチ豊胸について

コンデンスリッチ豊胸が注目されている理由は、施術の特徴に魅力があるからです。ここでは、代表的な3つの特徴について紹介します。

自然な見た目と触り心地

コンデンスリッチ豊胸の魅力は、なんといっても自然な仕上がりと本物に近い感触が得られることです。シリコンバッグのような人工物と異なり、横になったときや動いたときの胸の動きが自然で、違和感をおぼえることがありません。触り心地が柔らかで、温かみのある胸に仕上がることも特徴です。

高い定着力

自身の脂肪細胞を使うため、周りの組織となじみやすく、注入後の定着がスムーズに進むことも特徴です。脂肪の定着力が高く、仕上がりを長く維持することに期待できます。また、胸内部の構造が同じ状態に保たれるため、術後一定期間が経過すれば、エコーやマンモグラフィ検査も受けられるようになります。

トラブルやリスクの低さ

コンデンスリッチ豊胸は術後の炎症反応が少ないため、トラブルやリスクが大幅に軽減されます。さらに、しこりや石灰化、感染などの合併症の発生率も低く、安全性の高い施術としても支持されています。また、アレルギー反応のリスクがほとんどないことも特徴のひとつです。

コンデンスリッチ豊胸のメリット

コンデンスリッチ豊胸のメリット

豊胸術に求めるものは人それぞれです。ご自身が重視するポイントを確かめる意味でも、コンデンスリッチ豊胸にはどのようなメリットがあるのか、詳しくみていきましょう。

豊胸がバレにくい

コンデンスリッチ豊胸は仕上がりの見た目が自然なため、周りに豊胸をしたことがバレにくいというメリットがあります。また、人工物の冷たさや違和感のない触り心地は、パートナーが触れた際にも自然な感覚を与えます。胸元が見えるデザインの服や水着も、自信をもって楽しむことができるでしょう。

安心感がある

施術後の合併症などのリスクが低いため、これまでの脂肪注入豊胸術に不安を感じていた方でも安心して施術を受けることができます。特に、豊胸の安全性に疑問をもたれていた方にとっては、大きなメリットになるでしょう。

効果が長期間持続する

脂肪が定着すると半永久的に効果が持続するため、定期的なメンテナンスの必要性がほとんどないこともメリットのひとつです。一度の施術で、長期間にわたって美しいバストラインを維持することができます。

部分痩せもできる

コンデンスリッチ豊胸では、太ももやおなか・二の腕など、脂肪を減らしたい部位から採取することができるため、バストアップと同時に部分痩せの効果を得ることができます。ダイエットしてもなかなか落としにくい部位の脂肪を採取することで、なりたい体型に近づけることも魅力だといえるでしょう。

傷跡が目立ちにくい

脂肪を注入する際は注射針を使用するため、胸には傷跡がほとんど残らず、目立ちにくいこともメリットです。また、脂肪吸引の傷も4mm程度ですので、時間が経つにつれて気にならなくなるでしょう。大きな切開をともなわず、体への負担が少ないこともコンデンスリッチ豊胸が支持される理由のひとつだと考えられます。

コンデンスリッチ豊胸のデメリット

コンデンスリッチ豊胸のデメリット

コンデンスリッチ豊胸には、数多くのメリットがある一方でデメリットもあります。そのため、施術を検討する際はデメリットについてもしっかり理解しておくことが大切です。ここでは、コンデンスリッチ豊胸の代表的なデメリットについて解説していきます。

大幅なサイズアップが難しい

コンデンスリッチ豊胸のデメリットのひとつに、大幅なサイズアップが難しいことが挙げられます。なぜなら、注入できる脂肪量に限界があるからです。一度に大量の脂肪を注入すると、脂肪細胞に十分な栄養素が行き渡らなくなり、壊死してしまう可能性が高くなります。

また、自分の体から取れる脂肪の量にも限りがあります。皮膚の伸び具合などによっても注入できる量が変わってきますが、一般的に1〜2カップまでのバストアップが現実的だといわれています。

仕上がりが想定しづらい

どのくらいバストアップできるのかが想定できないことも、コンデンスリッチ豊胸のデメリットのひとつです。脂肪が定着する率は50%〜80%と個人差があるため、人によって違いがでてきます。たとえ同じ量の脂肪を注入しても、同じだけのサイズアップが見込めるかどうかはわからないのです。

脂肪の定着後に追加で脂肪を注入することは可能ですが、時間も費用もかかってしまいます。そのため、施術前に医師と十分にカウンセリングをおこない、仕上がりについて納得したうえで施術することが必要となります。

ダウンタイムが長い

コンデンスリッチ豊胸では、注入する胸と脂肪を吸引する部位の2か所でダウンタイムが生じます。脂肪吸引部位には、腫れや痛み・むくみなどの症状があらわれます。また、胸に脂肪を注入した際にも腫れや内出血が起こる可能性があります。胸のダウンタイムは2週間ほどで落ち着くことが多いようですが、脂肪吸引した部位のダウンタイムは早くても数週間から1か月、長いと3か月〜半年ほど続くことがあります。

しこりや石灰化が起こる可能性がある

合併症が起こりにくい施術ではありますが、しこりや石灰化がまったくあらわれないわけではありません。注入した脂肪細胞が壊死すると、体内で吸収されずにしこりになってしまいます。また、壊死した脂肪により炎症が起こると石灰化を招きます。注入する脂肪に不純物が混入していたり、一度に大量の脂肪を注入したりすると、これらのリスクを高める原因になります。

費用が高額になる

1回の施術費用が高額なことも、コンデンスリッチ豊胸のデメリットとして挙げられます。高度な技術と設備が必要になるため、どうしても費用が高くなってしまうのです。また、脂肪吸引と脂肪注入の施術を要するため、工程が多くなることも費用がかかる理由だといえます。

人によっては吸引する部位が2か所になることもありますが、脂肪吸引の回数が多くなるとさらに費用がかかってしまいます。特に、複数回にわたっての施術が必要になるとその都度費用がかかるため、総額の費用がどのくらいかかるのかしっかり確認することが重要です。

コンデンスリッチ豊胸の費用相場

コンデンスリッチ豊胸の費用相場

コンデンスリッチ豊胸にかかる費用は、クリニックによってかなりの差があります。費用としては、80万〜200万程度を目安に考えておくとよいでしょう。また、麻酔代やアフターケアの費用が含まれているのか、脂肪吸引の範囲や注入する量によって追加費用が発生するのかなど、料金設定の内容もクリニックによって異なります。

施術を受ける際は、費用についてもカウンセリング時にしっかり確認しておきましょう。

コンデンスリッチ豊胸に向かない人

ここからは、コンデンスリッチ豊胸に向かない人について解説していきます。自分に合わない豊胸術を受けると失敗してしまう可能性もあるため、ぜひ参考にしてください。

痩せ型で細身の人

コンデンスリッチ豊胸は自分の脂肪を吸引するため、もともと脂肪の少ない痩せ型の人には向いていません。それでもコンデンスリッチ豊胸を受けたい場合は、希望するサイズアップができないかもしれないことを理解したうえで受ける必要があります。

2カップ以上バストアップしたい人

コンデンスリッチ豊胸は、2カップ以上の大幅なバストアップをしたい人にも向いていません。1〜2カップまでの自然なバストアップに適している豊胸術であるため、2カップ以上のバストアップを望む場合は、シリコンバッグ豊胸術などほかの方法を検討したほうがよいでしょう。

ダウンタイム中のケアができない人

ダウンタイム中のケアができないと、コンデンス豊胸術の効果を十分に得られなくなります。そのため、コンデンスリッチ豊胸のダウンタイム中は以下の点に注意が必要です。

• ダイエットをしない
• 飲酒や喫煙を控える
• ワイヤー入りのブラジャーを着用しない

脂肪を注入したのにダイエットで脂肪を減らしては元も子もありません。また、飲酒や喫煙を好む人は我慢が必要です。なぜなら、血流に影響を与え、腫れや内出血など、ダウンタイムの症状を悪化させる可能性が高くなるからです。また、ワイヤー入りのブラジャーも胸に負担がかかり、術後の痛みや腫れを増長させる恐れがあります。

麻酔に抵抗がある人

施術時には、静脈麻酔やガス麻酔、場合によっては全身麻酔をおこなうこともあるため、麻酔に抵抗のある人には向いていません。麻酔の種類はクリニックや医師の判断によって変わりますが、脂肪吸引や脂肪注入では必ず麻酔がおこなわれます。

バストアップ専門サロンで自然にバストアップ

バストアップ専門サロンで自然にバストアップ

コンデンスリッチ豊胸のリスクやデメリットに不安をお持ちの方には、バストアップ専門サロンでの施術もおすすめです。切開や注入ではなく、今あるバストにハリを与えることで自然な印象のバストアップを目指すため、安心して施術を受けることができます。

バストアップ専門サロン「Rococo」では、熟練したバスト専門の施術スタッフがお客様のバストに関するお悩みに寄り添います。

オールハンドでおこなうマッサージや美容機器を用いてバストを刺激する施術など、心地良く受けられる施術が特徴です。痛みやダウンタイムがないため、リラックスしながら施術を受けることができるでしょう。

バストアップをお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

>>バストアップ専門サロン「Rococo」について詳しくはこちらから

コンデンスリッチ豊胸とバストアップサロンの違い

コンデンスリッチ豊胸とバストアップサロンの違い

ここからは、コンデンスリッチ豊胸とバストアップサロンの施術の違いについて解説していきます。それぞれの効果やダウンタイム・安全性・費用など、表を見ながら確認してみまましょう。

コンデンスリッチ豊胸

バストアップサロン

施術法

自分の脂肪を採取して胸に注入する

マッサージや美容機器によるバストケアをおこなう

特徴

Ÿ 12カップ程度のバストアップが可能

Ÿ 自胸のような自然な仕上がり

Ÿ 同時に部分痩せもできる

Ÿ ハリアップに期待できる

Ÿ 美しいバストラインを目指すアプローチ

Ÿ リラクゼーション効果を得られる

持続性

半永久的な効果を維持できる

継続的なケアが必要

ダウンタイム

あり

腫れ・むくみ:術後23

内出血:数日~1週間

なし

安全性

費用相場

80200万円

15,00035,000

コンデンスリッチ豊胸は、1回の施術で1〜2カップ程度のバストアップが可能です。一方バストアップサロンでは、継続して施術をおこなうことでバストのハリやボリュームアップを目指します。持続性ではコンデンスリッチ豊胸に優位性がありますが、ダウンタイムや安全性の面では、バストアップサロンの方が優れているといえます。

バストアップサロンに向いている人

バストアップサロンに向いている人

前項では、コンデンスリッチ豊胸とバストアップサロンの違いについて解説しましたが、ここからは、バストアップサロンに向いている人について紹介していきます。

手術に抵抗のある人

コンデンスリッチ豊胸は、傷跡は小さいながらも医療手術にあたる行為です。麻酔もおこなうため、手術に抵抗がある人にはバストアップサロンが向いているでしょう。メスや注射器を使わない施術は心理的にも負担が少なく、医療行為に不安を感じる人におすすめです。

体に負担をかけずにバストアップしたい人

バストアップサロンの施術は、体に負担がかからないことが特徴です。そのため、自胸を生かして自然なバストアップを目指したい人に向いているでしょう。バストマッサージだけではなく、筋肉や姿勢にもアプローチすることで、より効果的で持続性のあるバストアップに期待できます。

バストの左右差をケアしたい人

バストの左右差をケアしたい人には、バストアップサロンの施術が適しています。バストがボリュームダウンする原因は人それぞれで、形やサイズの左右差も多くみられます。バストアップサロンでは、一人ひとりの状態に合わせたオーダーメイドの施術により、左右のバランスを整え、美しいバストラインを目指すことができます。

まとめ

今回の記事では、コンデンスリッチ豊胸の特徴やメリット・デメリット、さらにコンデンスリッチ豊胸に向かない人についても解説してきました。コンデンスリッチ豊胸では自分の脂肪を注入するため、自然な見た目と自胸のような触り心地を得ることができます。

豊胸術のなかでは合併症などのリスクが低いことでも知られていますが、トラブルが100%起きないというわけではありません。脂肪吸引や脂肪注入は医療行為になるため、デメリットがあることも理解しておきましょう。

豊胸術に不安を感じている方や、体に負担をかけずにバストアップしたい方には、バストアップサロンでの施術もおすすめです。施術方法や予算などを総合的に検討し、自分に合った最適な方法でバストアップを目指しましょう。