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胸に肉がつかないのはなぜ?太っても胸がない原因やバストアップ方法を徹底解説

胸に肉がつかないのはなぜ?太っても胸がない原因やバストアップ方法を徹底解説

体重は増えたのに胸にだけ肉がつかなかったり、太って見えるのにバストは小さいままだったりすることに悩んでいる方のなかには、どうすれば胸を大きくできるのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

胸に肉がつかないことにはきちんとした理由があります。乳腺の発達具合や姿勢、ブラジャーのサイズ、さらには日々の生活習慣まで、胸の成長を妨げる原因はさまざまです。

この記事では、「胸に肉がつかないのはなぜ?」という疑問に対して原因を詳しく解説するとともに、自宅でできるバストアップ方法や見直すべき生活習慣を紹介していきます。

自力でのケアが難しい場合の選択肢についても触れていますので、バストの悩みを改善したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

胸に肉がつかないのはなぜ?

胸に肉がつかないのはなぜ?

胸のサイズには個人差があり、なかなか胸に肉がつかない人もいれば、肉がつきやすい人もます。そのため、なぜ胸が大きくならないのか知るには、まず胸が大きくなる仕組みを理解することが大切です。ここでは、胸に肉がつかないのはなぜか、その原因について詳しくみていきましょう。

胸が大きくなる仕組み

バストはおもに「大胸筋」「クーパー靭帯」「乳腺」「脂肪組織」「乳頭」で構成されています。このなかで、胸の大きさに影響を及ぼしてしているのは乳腺と脂肪です。

バストは乳腺が約10%、脂肪が約90%で構成されているといわれています。なかでも、胸の大きさを決定づけるのは脂肪ですが、その脂肪は乳腺を保護するようにつくため、乳腺の発達具合が重要になります。

そのため、バストサイズを決めるカギは、乳腺の発達といっても過言ではありません。以上のことから、胸に肉がつきやすい人や胸が大きい人は、乳腺が十分に発達していて脂肪がつきやすい状態であるといえます。

胸に肉がつきにくい理由

本来、乳腺が発達すれば、その周囲に脂肪がついて胸が大きくなります。しかし、乳腺が発達しているにもかかわらず胸に肉がつかないという場合は、以下のような原因が考えられます。

遺伝や体質

バストサイズは100%遺伝で決まるわけではありませんが、遺伝の影響を受ける部分もあるとされています。乳腺の発達には、女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」の分泌が必要不可欠です。

このホルモン分泌量は遺伝に左右されやすいため、乳腺の発達度合いにも影響します。また、胸の約90%は脂肪で構成されているため、脂肪がつきやすいかどうかという体質も関係してきます。

生活習慣

バストのサイズは、睡眠や食事、姿勢といった日常生活とも深く関わっています。特に、女性ホルモンの分泌は不規則な生活や過度なストレスによってバランスが崩れやすくなります。その結果、乳腺の発達が妨げられ、胸に脂肪がつきづらくなることがあるのです。

また、姿勢が悪いと血流が悪くなり、栄養やホルモンがうまく胸に届かなくなる可能性もあります。健康的な生活習慣は、バストケアの基本といえるでしょう。

太っても胸がない原因は?

太っても胸がない原因は?

胸に肉がつかないと悩んでいる方のなかには、「太ったのになぜか胸だけ大きくならない」「太りやすい体質なのに胸は小さい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

体重が増えても胸が大きくならないことには、いくつかの理由があります。ここでは、太っているのに胸が小さい原因として考えられるポイントについて解説していきます。

乳腺の発達が十分ではない

バストは、乳腺を守るように脂肪がつく構造になっているため、乳腺がしっかりと発達していないと脂肪がつきづらく、胸も大きくなりません。乳腺の発達は、エストロゲンをはじめとした女性ホルモンの影響を大きく受けます。

思春期や生理周期、妊娠などで分泌が増えるタイミングはありますが、ストレスや睡眠不足、乱れた食生活などによりホルモンバランスが崩れ、乳腺が十分に育たないこともあります。体に脂肪がついても、乳腺がしっかりと発達していない胸には脂肪が集まりにくいため、バストが大きくならないケースがあるのです。

胸以外についた脂肪が目立つ

太ったときに脂肪がつく場所には個人差があります。お腹・お尻・太もも・二の腕など、胸以外の部位に脂肪がつきやすい体質の人は、体重が増えてもバストアップにつながらないことがあります。また、バストサイズが大きくなっていても、体の別の部位にボリュームがあることで、相対的に胸が小さく見えることもあるでしょう。

加えて、バスト周辺に脂肪がついたとしても、姿勢や下着の影響で胸に集まらずに胸以外の場所に偏ってついてしまうこともあります。その結果、太って見えるのに胸は小さいまま…という状態になってしまうのです。

アンダーバストが大きい

アンダーバストがしっかりしている(=胸の土台が大きい)場合、見た目のバストが小さく感じやすいということがあります。バストサイズは、トップバスト(胸の一番高い位置)とアンダーバストの差で決まります。そのため、たとえトップに脂肪がついていても、アンダーバストとの差が小さいと「カップサイズ」は小さくなってしまうのです。

たとえば、トップバストが85cmでも、アンダーが80cmあればAカップになってしまいます。「太っている=胸が大きい」とは必ずしもいえず、アンダーがしっかりしている体型の人はバストが目立ちにくい傾向があります。

悪い姿勢

悪い姿勢(巻き肩・猫背など)は、バストの見た目や脂肪のつき方に大きく影響します。姿勢が崩れると大胸筋や肩甲骨まわりの筋肉がうまく使えず、血流やリンパの流れも悪くなります。その結果、胸の組織に十分な女性ホルモンや栄養が届かなくなり、乳腺の発達や脂肪の蓄積も妨げられてしまうのです。

また、肩が前に巻き込むような姿勢は、バストが内側に押しつぶされて実際よりも小さく見えてしまうことがあります。バストアップを目指すのであれば、日頃から背筋を伸ばし、正しい姿勢を意識することが大切です。

ブラジャーのサイズが合っていない

サイズの合っていないブラジャーを着け続けていると、本来胸にあるべき脂肪が脇や背中についてしまうことがあります。特に、アンダーがきつすぎたりカップが浅かったりすると、胸がつぶれてバストラインが崩れ、小さく見える原因になります。

また、サポート力のないブラを長時間着用することで、胸の脂肪が重力に負けて下垂したり、横流れしてしまったりすることも少なくありません。せっかく脂肪がついても、正しい位置にキープできていないと「胸が小さい」と感じやすいでしょう。自分にぴったりのブラジャーサイズを選べる自信がない方は、一度、下着専門店でサイズを測ってもらうと、正しいサイズを選ぶ助けとなります。

胸に肉がつかない人がバストアップする方法

胸に肉がつかない人がバストアップする方法

なかなか胸に肉がつかないと感じる方でも、日々の習慣を見直すことでバストアップを目指すことは可能です。ここでは、体への負担が少なく、継続しやすいバストアップ方法を紹介していき
ます。

バストマッサージをおこなう

バストマッサージには、血流やリンパの流れを促す効果が期待できます。これにより、胸周りに必要な栄養素やホルモンが行き渡りやすくなり、バストの成長をサポートします。お風呂上がりなど、体が温まっているときにバスト専用のクリームやオイルを使っておこなうのがおすすめです。

■簡単バストマッサージの手順

  1. 左手の指で右胸を包むようにやさしく円を描きながらさする
  2. 右ワキの下のコリ部分に指をあて、指先で小さな円を描くようにしてほぐす
  3. 両手をバストの上部・下部にそれぞれあて、丸みに沿ってやさしくさする
  4. 手のひらを少しくぼませてお椀のような形にし、左右の手で交互にバストの下部をポンポンと叩く(持ち上げるイメージでおこなう)
  5. 左右を入れ替えて、反対側も同様におこなう

バストアップに効果のあるトレーニングをする

バストの土台となる大胸筋を鍛えることで、胸全体が持ち上がり、ふっくらとした印象を与えやすくなります。

■自宅でできる簡単トレーニング「プッシュアップ」

プッシュアップ(腕立て伏せ)は、大胸筋のほか、二の腕や肩の筋肉も同時に鍛えられるため、ボディラインにメリハリがついてバストが強調されやすくなります。

<やり方>

  1. 肩幅より少し広げて両手を床につく
  2. 体をまっすぐに保ち、つま先と手で支える
  3. ゆっくりと肘を曲げて体を下ろす
  4. 床につかないところで止め、ゆっくりと元の姿勢に戻す

10回程度を目安におこない、慣れてきたらセット数を増やしましょう。負荷がきついと感じる方は、膝をついておこなっても構いません。

正しい姿勢を保つ

猫背や前かがみの姿勢は、胸につくべき脂肪が脇や背中についてしまいやすく、バストを小さく見せる原因になります。また、日頃から背筋を伸ばして正しい姿勢を心がけることも、見た目のバストアップにつながります。立っているときは、耳・肩・腰・くるぶしが一直線になるように意識しましょう。デスクワークが多い方は、姿勢サポートグッズなどを活用するのもおすすめです。

食生活を改善する

栄養が偏ったり、過度なダイエットを続けたりすると、女性ホルモンのバランスが乱れて乳腺の発達が妨げられます。バストの成長を支えるためには、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。

なかでも、以下の栄養素はバストアップに影響があるといわれています。

  • イソフラボン: 大豆製品に多く含まれ、女性ホルモンに似た働きをもつ
  • タンパク質: 乳腺や筋肉の材料になる
  • ビタミンE: 血行促進やホルモン分泌のサポートをする

無理な食事制限は控え、栄養をしっかり取り入れたバスト育成食を意識してみてください。

ブラジャーのサイズを見直す

サイズの合っていないブラジャーを着けていると、胸につくべき脂肪が脇や背中についてしまい、バストの形やボリュームが崩れてしまいます。そのため、定期的にサイズを測り直して自分に合ったブラジャーを選ぶことが大切です。

サイズを測るときは、メジャーを用意して以下の手順でおこないましょう。

  1. 肩の力を抜いてリラックスし、背筋を伸ばして立つ
  2. メジャーを背中側から回し、バストトップ(最も高い位置)を測る
  3. 同様にアンダーバスト(胸の膨らみのすぐ下)を測る

バストサイズを測定するときは、メジャーがねじれたり斜めになったりしていないか鏡でよく確認しながら測りましょう。正しいサイズの測り方は、以下の記事で詳しく説明しています。

>>正しいブラジャーサイズの測り方とは?

また、自分でうまく測定できるか不安な方は、下着専門店などでフィッティングしてもらうと安心です。

良質な睡眠をとる

成長ホルモンや女性ホルモンは、睡眠中に多く分泌されます。睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが乱れてバストにも悪影響を及ぼすため、睡眠はしっかりとりましょう。

睡眠の質を高めるポイントは、以下のとおりです。

  • 毎日同じ時間に寝起きする
  • 食事は就寝の3時間前までに終わらせる
  • 寝る前のスマホ・パソコンは控える
  • 就寝前にリラックスする習慣をもつ(ストレッチ、アロマなど)
  • 寝室は暗くする

睡眠時間が十分でも、眠りが浅くて夜中に何度も目が覚める、ぐっすり眠れないという場合は、睡眠の質を高めることを意識しましょう。胸の大きさに関係するホルモンは深い眠りのときに分泌が盛んになるため、睡眠の質にこだわることは大切です。

自力で改善できない場合はプロの手を借りるのもおすすめ

自力で改善できない場合はプロの手を借りるのもおすすめ

ここまで「なぜか胸に肉がつかない」と悩んでいる方に向けて、自宅でできるバストアップ方法をご紹介してきました。バストマッサージやトレーニング、栄養バランスの整った食事など、毎日の積み重ねがバストの成長につながります。

しかし、

  • できるだけ早く効果を実感したい
  • 自分のケア方法が合っているのか不安
  • 続けているのに、思うように胸に肉がつかない
  • 確実にバストアップしたい

以上のように感じている方もいいらっしゃるのではないでしょうか。

そのようなときは、プロの手を借りるのもひとつの選択肢です。専門的な知識や技術を活用することで、効率的に理想のバストに近づける可能性があります。

Rococoの施術でふっくら美バストを目指す

バストアップ専門サロン「Rococo」では、独自のメソッドでバストに関するさまざまなお悩みに寄り添っています。

Rococoの特徴は、以下のとおりです。

  • 骨格のゆがみを整えて、美しいバストラインへ導く
  • ハンドマッサージで脂肪をあるべき場所=バストへと戻す
  • 特許を取得した専用の美容機器でコラーゲンの生成をサポートする

Rococoでは、バストそのもののポテンシャルを引き出す施術により、自然でふっくらとした理想のバストを目指すことができます。初回限定の特別価格もご用意していますので、気になる方はぜひ一度体験してみてください。

>>バストアップ専門サロン「Rococo」について詳しくはこちらから

まとめ

なぜ胸に肉がつかないのかについての原因やバストアップの方法について解説

今回は、なぜ胸に肉がつかないのか、その原因やバストアップの方法について解説してきました。胸の大きさは、おもにバストについている脂肪の量で決まります。太ると胸も大きくなると思われがちですが、「なぜか胸に肉がつかない」と悩む方も少なくありません。

その原因としては、乳腺の未発達・姿勢の悪さ・ブラジャーのサイズの不一致・脂肪のつき方の傾向・アンダーバストの大きさなどが考えられます。バストアップを目指すのであれば、マッサージや筋トレ・バランスのよい食事・正しい姿勢・睡眠の質の改善など、日常の習慣を整えることがポイントです。また、ブラジャーの見直しも必要でしょう。

セルフケアでの変化が難しい場合は、バストアップサロンなどプロのサポートを受けるのもひとつの方法です。ぜひこの記事を参考に、自分に合ったケアで理想のふっくらバストを目指してください。