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デコルテが華奢だと、女性らしさに欠けるように見えてしまったり、自信がもてなくなってしまったりすることがあります。そのような胸元の骨ばった印象にコンプレックスを感じている人は少なくありません。
デコルテにボリュームがなく、ガリガリしてしまっていることには、もともとの体型・生活習慣・加齢など、さまざまな要因が関係していると考えられています。しかし、セルフケアを取り入れることで、少しずつふっくらとした印象に近づけることは可能です。
この記事では、デコルテがガリガリになる原因について解説するとともに、ご自宅でできるセルフケア方法をご紹介します。正しい知識を身につけ適切なケアをおこなうことで、理想の美しいデコルテを目指すことができます。一緒に、ガリガリのデコルテから卒業する方法を見つけていきましょう。
デコルテがガリガリにみえる5つの原因
デコルテがガリガリにみえる原因には、おもに以下の5つが挙げられます。
- 平胴体型である
- 骨格ウェーブタイプである
- 体に脂肪がつきにくい体質である
- 普段の姿勢が悪い
- 加齢により脂肪が減った
ここでは、それぞれの原因について詳しく解説していきます。
平胴体型である
平胴体型の人は、デコルテにボリュームが出にくい傾向があります。平胴体型とは、体を横から見たときに胴の厚みがあまりなく、スリムに見える体型のことを指します。具体的には、以下のような特徴が見られます。
- バストが左右に離れて見える
- トップの位置がやや下がり気味
- 胴体に立体感が出にくい
- 肩幅が比較的しっかりしている
平胴体型の人はバストの土台が広く、ボリュームが分散して見えがちです。そのため、実際のサイズよりもバストが小さく感じられ、デコルテに脂肪がつきにくい傾向があります。
骨格ウェーブタイプである
骨格ウェーブタイプの人は上半身に厚みが出にくく、デコルテにも脂肪がつきにくいという特徴があります。これは、骨格の違いによって脂肪のつき方が変わるためです。
近年では、自分の体の特徴を把握する手段として「骨格診断」を取り入れる人も増えてきました。骨格診断とは、筋肉や脂肪のつき方・骨の形などをもとに、体型を以下の3つに分類する方法です。
- 骨格ウェーブ：上半身が華奢で、全体的に曲線的な体つき
- 骨格ストレート：立体的でメリハリのあるシルエット
- 骨格ナチュラル：骨感があり、スタイリッシュな印象
3つのタイプのなかでも、骨格ウェーブに当てはまる人は上半身よりも下半身に重心があるため、バストのボリュームが分散して見えがちです。その結果、実際よりも胸元が薄く見えたり、デコルテに脂肪がつきにくかったりすることがあります。
「太っても上半身はあまり変わらない」と感じている人は、自身の骨格タイプが影響している可能性もあるでしょう。
骨格ウェーブの特徴については、以下の記事でも詳しく紹介しています。ぜひ、本記事とあわせてお読みください。
体に脂肪がつきにくい体質である
脂肪がつきにくい体質の人は、バストのボリュームが出にくく、デコルテもガリガリに見えやすい傾向にあります。バストの大部分は脂肪で構成されているため、体全体に脂肪がつきにくい人は自然と胸元にもボリュームが出にくくなります。
なかには、「どんなケアをしてもバストが大きくならない」「体重が増えにくい」といった悩みを抱えている人も多く、このような体質の方は、デコルテラインもほっそりとした印象になりがちです。
ただし、こうした体質は遺伝による影響がある一方で、生活習慣やホルモンバランスなど、後天的な要因が関係しているケースもあります。すべてが遺伝で決まるわけではない点にも注意が必要です。
普段の姿勢が悪い
姿勢の乱れも、デコルテがガリガリに見える原因のひとつです。たとえば、前かがみの姿勢で長時間パソコン作業を続けていると、デコルテ周辺の血流が滞りやすくなります。血流が悪くなると必要な栄養が届きにくくなり、その結果、デコルテが痩せてしまうことがあります。
さらに、姿勢が崩れていると、デコルテ痩せだけでなく、むくみ・肩コリ・首のコリといった不調も引き起こしやすくなります。こうしたトラブルを防ぐためにも、日頃から正しい姿勢を意識して保つことが大切です。
加齢により脂肪が減った
年齢を重ねると、デコルテの脂肪が減少しやすくなります。顔や首のスキンケアには気を配っていても、デコルテまで意識してケアしている人は意外と少ないかもしれません。
しかし、「首元を見ると年齢が分かる」といわれるように、デコルテは加齢のサインが出やすい部分でもあります。特に、この部分の皮膚は皮脂量が少なく乾燥しやすいため、保湿やハリを保つためのケアを怠ると肌の弾力が失われやすくなります。
40代頃からは肌の変化が目立ちやすくなるため、顔や首と同じように、デコルテにもていねいなスキンケアを取り入れることが、若々しい印象を保つポイントとなります。
ガリガリのデコルテが与える印象
デコルテが痩せてしまうと、以下のような印象を与えがちです。
- バストが目立たず貧乳に見える
- 不健康そうに見える
- 寸胴体型に見える
- 実年齢より老けて見える
それぞれについて、詳しく解説していきます。
バストが目立たず貧乳に見える
デコルテが痩せていると、実際のバストサイズより小さく見えてしまうことがあります。バスト全体にふくらみが感じられないため、華やかさに欠け、やや寂しい印象を与えてしまうのです。
たとえバスト自体にある程度のボリュームがあっても、デコルテ痩せをしてしまうと、バストの位置が下がって見えたりハリがないように見えたりしがちです。
不健康そうに見える
デコルテがガリガリだと、鎖骨が目立ちやすくなり、どことなく不健康そうな印象を与えることがあります。なぜなら、体全体は標準体型であっても、目に入りやすいデコルテ部分にふくらみがないと必要以上に細く見えるからです。
また、痩せすぎて見えることで、場合によっては体調が悪そうな印象を与えてしまうこともあるでしょう。実際には健康でも、デコルテが極端に華奢だと見る人にややネガティブなイメージを与える可能性があります。
寸胴体型に見える
デコルテにふくらみがないと、上半身が平坦で寸胴に見えることがあります。これは、デコルテに脂肪がつかないことで身体に立体感が出にくくなり、丸みのあるシルエットが感じられにくくなるためです。
そのため、全体として女性らしい柔らかさやメリハリに欠ける印象を持たれてしまうこともあるでしょう。
実年齢より老けて見える
デコルテが痩せていると、実年齢よりも上に見られてしまうことがあります。ふっくらとしたデコルテは柔らかく女性らしい印象を与えやすく、若々しさの演出にもつながります。
一方で、脂肪が少なく骨ばって見えるデコルテは、肌のハリや潤いも感じにくくなるため、年齢にかかわらず老けた印象を与えてしまうことがあるのです。
デコルテのガリガリを改善するセルフケア
デコルテのガリガリを改善するにはどのような方法があるのでしょうか。ここでは、デコルテのガリガリを改善するセルフケアを4つご紹介します。
- バストの土台を整えるマッサージをする
- サポート力の強い下着を着用する
- ナイト用ブラジャーを取り入れる
- デコルテをふっくらさせる食べ物を摂取する
デコルテのガリガリでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
バストの土台を整えるマッサージをする
デコルテのをケアするためには、バスト周りのマッサージが効果的とされています。なかでも取り入れやすいおすすめのマッサージ方法には、以下の3つが挙げられます。
- 自然な丸みをつくるマッサージ
- 胸の上部にボリューム感を与えるマッサージ
- 垂れにくい胸を目指すマッサージ
ここでは、それぞれのマッサージ方法ついて説明していきます。
自然な丸みをつくるマッサージ
胸に自然な丸みをつくるマッサージの方法は以下のとおりです。
- 親指を除いた4本の指を、反対側の脇の下あたりに軽く当てる
- バストのふくらみに沿って、やさしく円を描くようにさする（1分程度）
- 再び最初の姿勢に戻る
- 次に、やさしく円を描くように揉みほぐす（1分程度）
- 両方の手のひらをバストの上と下に添える
- 上の手は胸の中央から脇へ、下の手は脇から中央へ向かってバストのカーブに沿わせながらさする（1分程度）
- 両手のひらの中心を少しくぼませて、左右に動かしながらバストを持ち上げるように「パコパコ」と軽く叩く（1分程度）
- 逆側のバストも同様におこなう
マッサージのポイントは、力を入れすぎず、やさしくなでるようにおこなうことです。肌への摩擦を避けるため、マッサージオイルを使うとスムーズに動かせます。体が温まっているお風呂上がりは血行も良くなっているため、より効果を感じやすくなるでしょう。
胸の上部にボリューム感を与えるマッサージ
胸の上部にボリューム感を与えるマッサージの方法は以下のとおりです。
- 手を軽く握り、鎖骨のすぐ下にそっと添える
- 顎をやや上に上げて、首筋を心地よいと感じるところまで伸ばす
- 胸の上部に脂肪を引き寄せるイメージで、握った手をやさしく下方向へスライドさせる
- 1～3の動きを1分ほど繰り返す
垂れにくい胸を目指すマッサージ
バストの下垂を予防するマッサージは、ブラジャーを着けたままでもおこなえるため、忙しい日常の合間にも気軽に取り入れやすいのが魅力です。
とくに、ストレスが溜まっている方は姿勢が崩れがちで、猫背になりやすくなります。その結果、みぞおち周辺の筋肉がこわばることがあります。リラックスを心がけながら、深くゆっくりとした呼吸を意識しておこなってみてください。
マッサージの方法は以下のとおりです。
- ブラジャーを着けた状態で、背筋を伸ばして軽く胸を張る
- 指先でブラジャーのアンダー部分を下からそっと押し上げ、そのままの姿勢をキープする
- アンダーを押し上げたまま、腹式呼吸を意識してゆっくりと息を吐ききる
- 1～3を5回繰り返す
サポート力の強い下着を着用する
デコルテのガリガリ感を目立たせないためには、ホールド力のあるブラジャーを選ぶことも有効な対策のひとつです。
サイズが合っていなかったり、フィット感がなくゆる過ぎたりすると、バストの脂肪が脇や背中に流れやすくなり、デコルテがより寂しく見えてしまいます。
そのため、ワイヤーなどでしっかりとバストを支えてくれるブラジャーを選び、脂肪を適切な位置にキープすることが大切です。
骨格ウェーブの人のブラジャーの選び方については、以下の記事で詳しく紹介しています。
ナイト用ブラジャーを取り入れる
ナイトブラの着用も、デコルテが痩せて見えるのを改善する方法のひとつです。ナイトブラとは、就寝時に着ける専用のブラジャーで、寝ているあいだのバストの横流れを防ぎ、適切な位置にキープしてくれるアイテムです。
ナイトブラのサポートによって、デコルテのラインが整いやすくなり、ふっくらとした印象を演出しやすくなります。さらに、デコルテのボリュームダウンを防ぐだけでなく、バストにふっくらとしたハリ感を与える「育乳」や、バストアップ効果にも期待できる点が魅力です。
ナイトブラについては、ぜひ以下の記事を参考にしてください。
デコルテをふっくらさせる食べ物を摂取する
デコルテにハリを出すためには、日々の食生活を見直し、必要な栄養をバランスよく摂取することが欠かせません。特に、タンパク質と女性ホルモンを促す食品を意識的に摂取することをおすすめします。
タンパク質は、筋肉や皮膚だけではなくバストの形成にも必要不可欠です。デコルテをふっくらさせるためには、以下のような食品を積極的に摂取することが大切です。
- 鶏肉（ささみ・むね肉）
- 牛肉（赤身肉）
- 豚肉（赤身肉）
- 魚（鮭・マグロ・カツオなど）
- 大豆製品（豆腐・納豆・豆乳）
- 乳製品（牛乳・ヨーグルト・チーズ）
これらの食品は、筋肉をつくるだけではなく、バストのボリュームを増やす助けにもなります。
また、女性ホルモン（エストロゲン）の分泌を促す食品も重要です。特に、大豆イソフラボンを含む食品はエストロゲンに似た作用があり、バストの形成にも影響を与えます。なかでも、以下の食品がおすすめです。
- 大豆製品（豆腐・納豆・豆乳）
- 緑葉野菜（ほうれん草・小松菜など）
これらの食品を日常的に摂取することで、デコルテのふっくら感をサポートすることができます。
デコルテのガリガリ感にお悩みの場合は、バストアップ専門サロンもおすすめ
「デコルテのガリガリ感が気になる…」という人には、バストケアの専門サロンでプロの施術を受けるのもおすすめです。セルフケアでは届きにくい部分にも的確にアプローチできるため、より高い効果を感じやすくなります。
バストアップ専門のサロンでは、個々の悩みや体型に合わせたオーダーメイドの施術を提供しています。エステティシャンがマッサージや専用機器を活用し、血行を促進したり、リンパの流れを整えたり、筋肉に刺激を与えることで、バストを土台から整えるサポートをします。
バストアップ専門サロン「Rococo（ロココ）」では、3万人以上の施術実績をもとに独自のメソッドを確立しました。経験豊富なスタッフが、特許取得済みのマシンとオールハンド技術を組み合わせた施術を提供しています。
バストの構造や女性の体を熟知したセラピストが、一人ひとりのお悩みにていねいに向き合いながら施術を進めてくれるので、理想のふっくらデコルテを目指す人にとって心強い味方になるでしょう。ぜひ、お気軽にご相談ください。
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まとめ
本記事では、デコルテがガリガリに見える原因や、ご自宅でできるセルフケア方法を紹介してきました。自宅でできるデコルテのセルフケアには、以下のような方法があります。
- バストの土台を整えるマッサージをする
- サポート力の強い下着を着用する
- ナイト用ブラジャーを取り入れる
- デコルテをふっくらさせる食べ物を摂取する
マッサージや下着選び・ナイトブラ・食生活の見直しなど、日常に取り入れやすい方法で、少しずつふっくらとした印象に近づけることは可能です。
また、プロの手によるサロンケアも選択肢のひとつです。自分に合った方法を見つけて、華やかで女性らしい印象のデコルテを手に入れましょう。