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胸はいつまで成長する?大人になってから大きくしたい場合の方法もご紹介

胸はいつまで成長する?大人になってから大きくしたい場合の方法もご紹介

「胸はいつまで成長する?」「成長期を過ぎたら、もう胸は大きくならない?」そのような疑問や不安を抱えている女性は多いのではないでしょうか。バストの成長には個人差がありますが、ケア次第では大人になってからでもバストアップすることは可能です。

本記事では、胸が成長する年齢の目安や、大人になってからバストアップを目指す方法を解説していきます。ふっくらとしたバストを手に入れたい方、自信をもってさまざまなファッションを楽しみたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

胸の成長はいつまで続く?

胸の成長はいつまで続く?

はじめに、胸の成長期や胸が大きくなる仕組みについて詳しく解説していきます。

胸の成長期は思春期から20代前半まで

一般的に、胸は初潮(初めての生理)の約1年前から膨らみ始め、その後3~4年かけて大人の胸に成長します。多くの方は10~15歳で初潮を迎えるため、胸の成長はおおよそ9〜14歳ごろから13〜17歳ごろまでと考えられます。

ただし、胸の発育は思春期を過ぎても緩やかに進行することがあり、20代前半ごろまで大きくなる方もいます。胸の成長期は、遺伝や生活習慣・体質などによって個人差が大きく、「〇歳で成長が止まる」と一概に断言することはできません。

胸が大きくなる仕組みと成長過程

胸の構成は約90%が脂肪、約10%が乳腺といわれています。思春期前になると、はじめに乳頭が突出し、乳房・乳頭がやや膨らんで乳輪も大きくなります。その後、女性ホルモン「エストロゲン」の指令によって乳腺が作られます。乳腺が発達すると、そのまわりを包み込むように脂肪がつき、胸が大きく膨らんでいきます。

この時期は胸がチクチク・ジンジンと痛んだり、コリコリとした硬いしこりがみられたりしますが、成長による症状のため心配はありません。乳腺のまわりにしっかり脂肪がつくことで、ふんわりとしたボリュームが生まれ、大人のバストに近づきます。

胸の成長を妨げる原因

胸の成長を妨げる原因

胸の大きさは遺伝的要因によって左右されますが、実は、生活習慣のほうがより大きな影響を与えています。「思うように胸が成長しない……」と悩んでいる方は、生活習慣に原因があるかもしれません。

胸の成長に悪影響を与える原因として、以下のようなものが挙げられます。

  • 睡眠不足
  • 過度なダイエット
  • ストレス
  • 不良姿勢
  • 血行不良
  • 合わないブラの着用
  • 病気

ここでは、それぞれの原因について詳しく解説していきますので、思い当たることがないかチェックしてみましょう。

睡眠不足

乳腺は女性ホルモンのはたらきによって発達します。睡眠不足になると、自律神経が乱れて女性ホルモンの分泌量が減少し、胸の成長が妨げられてしまいます。

また、睡眠中には成長ホルモンの分泌も活発になります。女性ホルモンと同様に、成長ホルモンもバストの発達に深く関わっており、睡眠不足になると分泌量が減少してしまいます。

過度なダイエット

無理な食事制限をともなうダイエットをすると、胸に必要な栄養が不足し、女性ホルモンの分泌量が減少してしまいます。その結果、乳腺の発達が阻害され、胸の発育が止まってしまう可能性があります。また、胸の大部分は脂肪で構成されているため、過度なダイエットにより体重が落ちると、胸の脂肪も減少し、胸の柔らかさやボリュームが失われやすくなります。

ストレス

強いストレスを感じると、体内でコルチゾールと呼ばれる抗ストレスホルモンが分泌されます。コルチゾールには女性ホルモンの分泌を抑えるはたらきがあり、胸の成長に悪影響を及ぼしてしまいます。加えて、ストレスは自律神経の乱れも引き起こし、ホルモンの分泌量がさらに減少するおそれがあります。

不良姿勢

姿勢が悪いと、胸を支える大胸筋がうまく使われなくなり、筋力が低下します。大胸筋は胸を支える土台になっているため、筋力が弱まるとバストのハリ不足や下垂を招いてしまいます。また、猫背になると胸が内側に入り込み、実際の大きさより小さく見えてしまうこともあります。

血行不良

血液は、体内の栄養素やホルモンを運搬する役割を担っています。冷えや運動不足・不良姿勢などによって血行が悪くなると、胸の成長に必要な栄養素や女性ホルモンが乳腺に十分に供給されず、胸の成長が妨げられてしまいます。また、血流が悪いと老廃物も溜まりやすくなり、むくみやハリの低下にもつながります。

合わないブラの着用

サイズの合わないブラや締めつけが強すぎるブラをつけると、胸が圧迫されて血流が悪くなります。その結果、必要な栄養やホルモンが届きにくくなり、胸の成長が妨げられるおそれがあります。また、きついブラを着用すると胸を正しい位置に保持できず、型崩れを引き起こすこともあります。

病気

思春期に突入しても胸がなかなか成長しない場合、何らかの病気が関係している可能性もあります。たとえば、無乳房症や無乳頭症は、生まれつき乳房や乳頭が形成されない先天性の病気です。また、全身の成長に問題がないにもかかわらず、胸だけが著しく発達していない場合は、小乳房症の可能性が考えられます。

胸の発育が極端に遅れていたり、身体に異変が見られたりした場合は、早めに医療機関へ相談しましょう。

30代以降でも胸が成長することはある?

30代以降でも胸が成長することはある?

胸の成長には、女性ホルモンが大きく関与しています。女性ホルモンの分泌は、20代をピークに30代後半頃から徐々に減少するとされていますが、完全に分泌が止まるわけではありません。セルフケアによって女性ホルモンの分泌をうまく促進できれば、30代以降でも胸が大きくなる可能性があります。

また、胸はもともと脂肪や水分を溜め込みやすいため、体重が増えると胸の脂肪も増え、サイズアップすることがあります。

大人になってから胸を大きくする方法

大人になってから胸を大きくする方法

大人になってからでも、生活習慣やセルフケアを見直すことでバストにハリやボリュームの変化を感じることは十分可能です。30代以降でも始められるバストアップ方法は、以下のとおりです。

  • 胸まわりの筋肉を鍛える
  • 胸のマッサージをする
  • バストアップに効果的なツボを押す
  • 正しい姿勢を心がける
  • 栄養バランスのよい食事をとる
  • 質の高い睡眠をとる
  • 毎日湯船に浸かる
  • ストレスを適度に発散させる
  • 就寝時はナイトブラを着用する

ここからは、それぞれのポイントについて詳しく解説していきます。

胸まわりの筋肉を鍛える

胸の下に大きく広がる大胸筋は、バストを下から支える役割を担っています。大胸筋を鍛えることで胸そのものが直接大きくなるわけではありませんが、土台となる筋肉が引き締まることで胸がキュッと持ち上がり、ふっくらとした立体感が生まれます。また、筋力がつくと血行も良くなり、胸の成長に必要な栄養がスムーズに運ばれやすくなります。

ここでは、器具なしで手軽にできる大胸筋トレーニングを1つ紹介します。

【合掌ポーズ】

  1. 背筋を伸ばして立つか椅子に座り、胸の前で両手を合わせる
  2. 手のひらを力強く押し合い、そのまま10秒キープする

10回を1セットとして、1日2〜3セットを目安に取り組んでみましょう。毎日継続することで大胸筋を強化でき、ハリやボリューム感のある胸を目指せます。

胸のマッサージをする

大人になってからでもバストアップを目指したいのであれば、胸のマッサージもおすすめです。マッサージによって胸まわりの血流が良くなると、栄養や女性ホルモンが胸に届きやすくなり、ハリのあるふっくらした胸に近づきます。

特に、入浴中やお風呂上がりのタイミングは身体が温まり、血行やリンパの流れが良くなっているためマッサージの効果が高まりやすくなります。

【ハリがUPするバストマッサージ】

  1. 胸の下で両腕を交差させる
  2. 両手のひらで胸を下からそっと持ち上げるように支える
  3. 手のひらで胸の外側から内側へ向かって、やさしく流すように動かす
  4. 手で胸を支えながら、手を下から上へ引き上げるように動かす
  5. 胸を包むように、円を描くイメージでマッサージする

胸に触れるときはカップの形が崩れないよう、やさしく支える程度の力加減を意識しましょう。1回につき5分程度を目安に、1日3セットおこなうのが理想です。

バストアップに効果的なツボを押す

東洋医学では、ツボ(経穴)を刺激することで血行やホルモンバランスを整える効果があるとされています。ここでは、バストアップに効果的なツボを3つ紹介します。

壇中(だんちゅう)

壇中(だんちゅう)は、左右の乳頭を結んだ線の中央に位置します。自律神経を整え、ホルモンバランスや血流の改善に効果があるとされています。親指の腹でツボを軽く押し、3秒間保持した後、力を抜く動作を繰り返しましょう。

乳根(にゅうこん)

乳根(にゅうこん)は、乳首から指2本分ほど下の位置にあるツボです。女性ホルモンのスムーズな分泌を促し、胸のハリをアップする効果があるといわれています。両手の中指をツボにあてたら、息を吐きながらゆっくり押し、息を吸いながら力を抜きましょう。

天渓(てんけい)

天渓(てんけい)は、乳房の外側、脇の下と胸の中間に位置します。胸まわりのリンパの巡りを良くすることで、ハリや形が整いやすくなるとされています。親指で軽く押しながら、円を描くイメージでマッサージしてみましょう。

正しい姿勢を心がける

日ごろから正しい姿勢を心がけることで、胸が自然に前を向き引き上がって見えます。また、姿勢が整うと胸まわりの筋肉や肋骨の動きがスムーズになり、血流やリンパの流れが良くなります。その結果、胸に必要な栄養素やホルモンがしっかり届くようになり、バストアップにつながります。

立っているときの正しい姿勢とは、横から見たときに耳・肩・骨盤・膝・くるぶしが一直線に並ぶ状態です。軽く胸を張ってあごを引き、頭が前に出すぎないように注意しましょう。

椅子に座るときは深く腰を掛け、骨盤を立てるように意識しましょう。膝と股関節は90度になるように調整し、足の裏をしっかり床につけることで骨盤が安定します。デスクワーク中は長時間モニターを見つめることで前かがみの姿勢になりやすいため、姿勢の崩れに気づいたらすぐに正すようにしましょう。

栄養バランスのよい食事をとる

1日3食栄養バランスのよい食事を摂取することで体調が安定し、女性ホルモンの分泌をサポートできます。ごはん・パン・麺類などの「主食」に、肉・魚・卵・大豆製品などの「主菜」、さらに野菜・海藻・きのこなどの「副菜」を組み合わせることで、自然に栄養バランスが整います。

また、バストアップに重要な女性ホルモンの分泌をサポートする栄養素も積極的に取り入れましょう。たとえば、大豆や豆腐・納豆などの大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと同じようなはたらきをします。

そのほか、りんごやぶどう・キャベツ・アーモンドなどに含まれるボロン(ホウ素)には、エストロゲンの分泌を活性化させる作用があります。ボロンは加熱すると栄養素の働きが弱まるため、新鮮なうちに生で食べるのがおすすめです。

質の高い睡眠をとる

十分な睡眠時間を確保することで、女性ホルモンや成長ホルモンが正常に分泌されます。6~8時間の睡眠時間を確保し、胸が育ちやすい環境を整えましょう。

また、バストアップを目指すためには睡眠の質も重要です。起床時間・就寝時間を一定にすることで体内時計が整い、夜は自然に眠気が訪れ、朝はスッキリ目覚められるようになります。

スマートフォンやパソコンの画面が発するブルーライトは脳を覚醒させる作用があるため、就寝30分前から使用を控えましょう。

毎日湯船に浸かる

暑い時期はシャワー浴で済ませる方も多いと思いますが、胸の成長を促すためには毎日湯船に浸かることをおすすめします。湯船に浸かることで全身の血流が良くなり、胸に十分な栄養が行き渡りやすくなります。また、入浴のリラックス効果によって女性ホルモンの正常な分泌も促せます。

就寝2〜3時間前に38〜40℃のぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、ちょうどベッドに入るころに体温が下がり、寝つきがよくなります。

ストレスを適度に発散させる

ストレスを受けると女性ホルモンの分泌が妨げられてしまうため、できるだけ溜め込まないことが大切です。ストレスを完全になくすことは難しくても、散歩やストレッチ・入浴・映画鑑賞など、自分に合うストレス発散方法を見つけましょう。

就寝時はナイトブラを着用する

何もつけずに寝ると、重力によって胸が流れやすく、胸を支えるクーパー靭帯に負担がかかります。クーパー靭帯は一度切れたり伸びたりするともとに戻らず、胸の下垂や型崩れの原因になります。そのため、就寝時は必ずナイトブラを着用し、バストの型崩れや下垂を予防しましょう。

大人になってから胸を大きくするならバストアップサロンがおすすめ

大人になってから胸を大きくするならバストアップサロンがおすすめ

「年齢とともにバストのハリがなくなってきた」「自己流のケアではなかなか効果が出ない」という悩みを抱えている方におすすめなのが、プロの施術が受けられるバストアップサロンです。バストアップサロンでは、バストアップに関する豊富な知識と技術をもつスタッフが、一人ひとりの体質や悩みに合わせた施術やアドバイスをしてくれます。

バストアップ専門サロン「Rococo(ロココ)」では、独自のバストアップメソッドにより、オールハンドによるマッサージと最新美容機器を用いたマッサージを組み合わせておこなっています。首・肩・背中・肩甲骨まわりをしっかりケアすることで、その場限りではなく、後戻りしないふっくらとしたバストへと導きます。

初回は特別価格でお試しいただけますので、大人になってからバストアップしたい方はぜひお気軽にお問い合わせください。

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まとめ

生活習慣の改善やセルフケアで大人になってからでも胸が大きくなる可能性あり

胸の成長が活発な時期は思春期から20代前半ごろまでとされていますが、30代以降も女性ホルモンの分泌は続いています。そのため、生活習慣の改善やセルフケアをおこなうことで、大人になってからでも胸が大きくなる可能性は十分にあります。

また、「早くバストアップしたい」「形にもこだわりたい」という方は、バストアップサロンでプロによる施術を受けるのもおすすめです。

今回の記事を参考に、自分に合った方法で理想のバストを目指してください。