目次
骨格ナチュラルの方のなかには、「胸が小さい」「バストの形が崩れやすい」など、自分の胸に自信がないと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、骨格ナチュラルの体型の特徴を理解し、自分に合ったケア方法を実践することで、胸に関する悩みも解消しやすくなります。
本記事では、骨格ナチュラルの胸の特徴を解説するとともに、おすすめのバストアップ方法をご紹介していきます。骨格ナチュラルの方に適した育乳やバストアップの方法を実践して、理想のバストラインを目指しましょう。
骨格ナチュラルの人の胸の特徴は?
骨格ナチュラルの人は、体にフレーム感がしっかりしていて手足も長いことが多いため、モデル体型に例えられることがよくあります。ここでは、骨格ナチュラルの人の胸の特徴について解説していきます。
バストの位置
骨格ナチュラルタイプのバストの位置は、一般的に高すぎず低すぎず中間的です。バストに高さが出にくく、全体的に控えめな印象を与えることが多いようです。肩甲骨が大きいため、バストが横に広がりやすく、ボリュームがある場合でも高さが出にくい傾向があります。
バストの形
骨格ナチュラルの人のバストの形は、円周が広めで横広がりのラインに見えやすいでしょう。デコルテ部分は痩せていて、鎖骨から胸元までが直線的に見えるため、胸が平らに見えることがあります。そのため、胸の立体感やボリュームが出にくいのも特徴です。
肉感の少なさ
骨格ナチュラルタイプは肉感が少なく、全体的に骨感が強い体型です。そのため、バストの周りにクッションとなるお肉が少なく、ワイヤーやゴムが当たって痛く感じやすいことがあります。
全体的な印象
骨格ナチュラルの人は、肩幅が広く全体的に細く見えるため、胸のサイズが大きくても実際よりも小さく見えてしまうことがあります。また、胸元に柔らかさや丸みが少ないため、露出すると少年のような印象になりがちです。こうした特徴から、胸のサイズや形にコンプレックスを感じる方も少なくありません。
骨格ナチュラルの胸が小さく見える理由
骨格ナチュラルの人が、胸のサイズが大きいにもかかわらず実際よりも小さく見えてしまう理由は何なのでしょうか。考えられる理由は、以下の3つです。
- 理由① バストに高さが出にくい
- 理由② 胸板が薄い
- 理由③ 上半身に肉感がない
それぞれの理由について詳しくみていきましょう。
理由①バストに高さが出にくい
骨格ナチュラルの方は胸の高さが出にくい傾向にあるため、実際のサイズよりも小さく見えがちです。上半身に重心があって肩幅が広いという特徴もあります。
そのため、バストの面積が横に広がりやすく、たとえバストにボリュームがあっても高さが出にくくなってしまうのです。その結果、バストが平らに見え、本来のカップサイズよりも小さく見えてしまいます。
理由②胸板が薄い
胸板の薄さも、骨格ナチュラルの方の胸が小さく見える要因のひとつといえます。骨格ナチュラルの胸板の厚さは、骨格ストレートと骨格ウェーブの中間程度です。
しかし、骨格が目立つ体型のため、筋肉や脂肪の厚みよりも骨の印象が強くなり、実際よりも胸板が薄く見えてしまう傾向があります。そのため、胸にボリュームがあっても、土台となる胸板が薄いためにボリューム感が伝わりにくいのです。
理由③上半身に肉感がない
骨格ナチュラルの人は、上半身に肉感が少なく全体的にスリムに見えることから、同じように胸も小さく見えてしまうケースが多いようです。
先に述べたように、骨格ナチュラルは上半身に脂肪や筋肉の存在感が乏しく、全体的にほっそりとした印象を与えます。肩幅が広くがっしりとした骨格の割には繊細に見えるのですが、脂肪の少なさゆえに、バストのボリューム感も控えめに感じられがちです。
さらに、骨格ナチュラルの肌質は、ほかの骨格タイプと比較するとやや硬めでドライな印象を与えます。ハリと弾力が特徴的な骨格ストレートや、ふんわりと柔らかな雰囲気の骨格ウェーブとは異なり、骨格ナチュラルの肌にはそれほど弾力や柔らかさが感じられません。このことも、バストが小さく見えることに影響しています。
骨格ナチュラルの人の胸のお悩みを改善するバストアップ方法
骨格ナチュラルの人は、一般的に体のフレームがしっかりしていて、バストが目立ちにくい体型の人が多い傾向にあります。そのため、バストアップの方法も、ほかの骨格タイプとは少し異なるアプローチが必要になります。
ここからは、骨格ナチュラルの人におすすめのバストアップ方法をご紹介していきます。
- バストマッサージをおこなう
- 大胸筋を鍛える
- 骨格ナチュラルの体型に合ったブラジャーを着ける
- 夜はナイトブラを着ける
- 極端なダイエットは避ける
それぞれの方法について詳しくみていきましょう。
バストマッサージをおこなう
胸周りには多くのリンパ節が集まっており、血流やリンパの流れを促すことでバストに必要な栄養が行き渡るようになります。そのため、リンパ節の周りの凝りをほぐすマッサージを取り入れることで、バストの位置や形を整えるだけではなく、バストアップにもつながるのです。ここでは、骨格ナチュラルにおすすめのバストマッサージ方法を2つご紹介します。
バストを中央に寄せるマッサージ
バストを中央に寄せるマッサージは、バストの形を整えたり、ボリューム感を出したりするのに効果的です。
- 両手をグーの形にする
- 両手の甲を使って、バストの外側から中心に向かって円を描くように動かす
(バストを優しく持ち上げるように意識する) - バストの中心に向かって、両手で軽く圧をかけながら寄せていく
(力を入れすぎず、心地よい強さでおこなうことがポイント)
この動作を1回につき3分程度おこない、1日1セットを目安に続けましょう。
肩甲骨をほぐすマッサージ
骨格ナチュラルの人は肩幅が広く、骨や関節が目立ちやすい体型です。このため、肩甲骨が凝り固まりやすく、猫背や巻き肩といった姿勢の乱れが生じます。
このような姿勢を続けていると、胸が縮こまりバストが下向きになりやすくなります。肩甲骨をほぐすことで、胸が開いて自然とバストの位置が引き上がります。
- 湯船に浸かりながら体育座りの姿勢で軽く膝を曲げ、背筋をまっすぐに伸ばす
- 両手を胸の前で合わせる
- 肩甲骨を意識的に開きながら、両手を合わせたまま前方にまっすぐ伸ばしていく
- そのまま力を入れて10秒間キープする
- 10秒経ったら力を抜いて2の状態に戻る
- 2~5までを10回繰り返す
このマッサージは入浴中におこなうのがおすすめです。マッサージを定期的におこなうことで、肩甲骨周りの筋肉がほぐれるため、無理のない範囲で続けてみましょう。
大胸筋を鍛える
大胸筋は胸の全面に広がる筋肉で、バストの土台を形成しています。特に、大胸筋の上部や内側を鍛えることでバストが中央に寄りやすくなります。ここでは、骨格ナチュラルの胸におすすめの筋トレ方法を2つご紹介します。
椅子に座ったままできる大胸筋エクササイズ
椅子に座ったまま実践でき、動きも少ないのでオフィスや電車の中などでも人目を気にせずおこなえるエクササイズです。
- 椅子に腰かけ、脚を肩幅程度に開いて両手のひらを太ももの外側に置く
- 両手で脚を内側に押し込むように力を入れる一方、脚は外側に開くように力を加える(この状態を10秒間キープする)
このエクササイズを3セット繰り返します。手と脚の力を互いに反発させることで、大胸筋を効果的に鍛えながら脇のラインをすっきりと整えられます。
デクラインプッシュアップ(腕立て伏せ)
骨格ナチュラルの人は鎖骨のラインが目立ちやすいので、大胸筋の上部を鍛えるとバランスがよくなります。デクラインプッシュアップは大胸筋の上部に効きやすい筋トレです。
- 椅子などに足を乗せ、頭よりも高い位置になるようにする
- 肩幅より広めに手を置いて、腕立て伏せの体勢をとる
- 肘を曲げて胸を床の方向に下ろしていき、限界まで下ろしたら1秒間その姿勢をキープする
- 肘を伸ばして元の位置に戻る
- 3と4を10~20回繰り返す
腰が反らないように注意することがポイントです。正しいフォームでおこなうことが重要なので、無理のない範囲で取り組んでみてください。
骨格ナチュラルの体型に合ったブラジャーを着ける
自分の体型に合ったブラジャーを着用することも重要です。骨格ナチュラルの人は、胸の位置はしっかり上げつつ、左右の広がりを抑えて寄せるブラジャーを着用するのがおすすめです。
具体的には、以下のような特徴を持つものを選びましょう。
- L字型ワイヤーや広めのワイヤー
L字型ワイヤーや広めのワイヤーは、骨に当たりにくく左右のバストを中心に寄せる設計になっているため、バストを優しく持ち上げつつ痛みを軽減してくれます。 - 浅めの3/4カップ
浅めの3/4カップは、バストを自然に支えながら横流れを防ぐ効果があります。これにより、バストラインが整い、全体のシルエットが美しく見えます。 - 脇高のデザイン
脇高のデザインは、バストをしっかりと支えて横に広がるのを防ぎます。特に、二本取りの三角ストラップがあるものが効果的です。 - ノンワイヤー
ワイヤーやゴムが当たって痛く感じやすい骨格ナチュラルの方には、着用感が柔らかく、快適に過ごせるノンワイヤーのブラジャーもおすすめです。
体型に合ったブラジャーを着用することで、バストラインを整え、全体のシルエットを引き立てることができます。ぜひ、自分の体型に合ったブラジャーを選んでみましょう。
夜はナイトブラを着ける
睡眠中は無意識のうちに体が動いてしまうため、バストが横に流れやすくなります。ただし、ナイトブラを着用することでバストを正しい位置に保ち、形を整えることが可能です。
また、ナイトブラはバストを支えるクーパー靭帯を守る役割があります。クーパー靭帯が損傷すると、バストの形が崩れたり下垂が進行したりするため、ナイトブラを着用することでそのリスクを避けることができます。
極端なダイエットは避ける
骨格ナチュラルの人は、全体的にスリムで脂肪がつきにくいため、極端なダイエットをすると胸の脂肪も減ってしまいます。極端なダイエットはせず、以下のポイントを意識したバランスのよい食事を心がけましょう。
- タンパク質を積極的に摂取する
バストアップには、筋肉やコラーゲンの生成を促すタンパク質が不可欠です。肉・魚・卵・大豆製品などをバランスよく食べましょう。 - 女性ホルモンを意識した食事
大豆イソフラボンやボロンなど、女性ホルモンに似た働きをする成分を積極的に摂りましょう。大豆イソフラボンは納豆・豆腐・味噌、ボロンはキャベツ・ナッツ類・海藻類に多く含まれています。
骨格ナチュラルの胸のお悩み解消にはバストアップサロンもおすすめ
骨格ナチュラルの方が胸のお悩みを解消したい場合は、バストアップサロンでプロの施術を受けるのもおすすめです。セルフケアではなかなか得られない効果も、プロの技術によって実感することができるでしょう。
バストアップサロンでは、エステティシャンが個々の悩みに合わせてハンドマッサージや専用機器を使った施術をおこないます。これにより、血行促進・リンパの流れの改善・筋肉への刺激などを図り、バストアップを目指します。
バストアップ専門サロン「Rococo(ロココ)」では、3万人以上の施術実績をもとに、独自のメソッドを開発してきました。そのメソッドを用いて、熟練スタッフによるオールハンドマッサージと特許取得済みのマッサージ機を組み合わせた施術をおこなっています。
バストの構造を熟知した経験豊富なセラピストが、一人ひとりのお悩みに真摯に向き合います。美しいバストを手に入れるために、サロンでの施術を検討してみてはいかがでしょうか。
>>バストアップ専門サロン「Rococo」について詳しくはこちらから
まとめ
今回の記事では、骨格ナチュラルの胸の特徴とおすすめのバストアップ方法について解説してきました。骨格ナチュラルの胸の特徴には、以下のようなものが挙げられます。
- バストの高さが出にくい
- バストの形は円周が広めで横に広がりやすい
- 肉感が少なく、ワイヤーやゴムが当たりやすい
- 胸のサイズが大きくても実際よりも小さく見えることがある
以上の特徴を踏まえて骨格タイプに合ったケアを取り入れていくことにより、バストケアの効果も上がりやすくなるでしょう。この記事でご紹介した内容を参考に、ぜひ理想のバストを手に入れてください。