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お風呂には、血行促進や冷え・むくみの緩和など多くのメリットがありますが、バストアップにも効果があることをご存知でしょうか。
本記事では、お風呂がバストアップに効果的な理由や、入浴中におすすめのバストマッサージ・ツボ押し方法を紹介していきます。忙しい方も”ながら”でできる簡単なバストケア方法をお伝えしますので、毎日のバスタイムを有効活用したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
お風呂がバストアップに効果的な理由
お風呂がバストアップに効果的な理由として、おもに以下の3つが挙げられます。
- 血流が良くなり胸に十分な栄養が行き届く
- リラックス効果で女性ホルモンが正常に分泌される
- 睡眠の質が上がる
ここでは、それぞれの理由について詳しく解説していきます。
血流が良くなり胸に十分な栄養が行き届く
入浴によって体温が上がると、血管が拡張して血流が良くなります。全身に血液が行き渡れば胸にも十分な栄養が届き、バストアップにつながります。
一人暮らしの方や忙しい方はシャワーで済ませる方もいらっしゃると思いますが、湯船に浸からないと身体の芯まで温まりません。できるだけ毎日湯船に浸かることで血行が促進され、バストアップが目指せます。
リラックス効果で女性ホルモンが正常に分泌される
理想のバストを目指すためには、ストレスを適度に発散させることが大切です。ストレスを受けると女性ホルモンの分泌が妨げられ、乳腺が発達しにくくなるためです。
お風呂のなかでは浮力が働き、重力から解放されることで関節や筋肉の緊張が緩みます。全身の緊張が緩むと脳の緊張もほぐれ、心身のリラクゼーション効果が期待できます。
また、ぬるめのお湯に浸かることで副交感神経が優位になり、さらにリラックス効果が高まります。その結果、女性ホルモンの分泌を促進でき、バストアップにつながるのです。
入浴時には、リラックス効果があるとされているラベンダーやジャスミンの香りの入浴剤を使うのもおすすめです。ご自身が心地よいと感じる香りであれば香りの種類にこだわる必要はないため、直感的に好きな香りをお選びください。
睡眠の質が上がる
入浴には、睡眠の質を高めてくれる効果も期待できます。睡眠の質が下がると女性ホルモンの分泌が妨げられてしまうため、バストアップのためには良質な睡眠が欠かせません。
就寝1~2時間前にぬるめのお湯に浸かることで、ちょうど寝るころに体温が下がり、深い眠りにつきやすくなります。
バストアップに効果的な入浴のコツ4つ
ここからは、入浴のバストアップ効果を高めるための4つのコツを紹介していきます。
- お湯の温度は40度前後に調整する
- 入浴時間は10~15分程度にとどめる
- 半身浴ではなく全身浴にする
- お風呂のなかでバストアップマッサージやツボ押しをする
少しのコツを意識するだけでお風呂の時間をより有効活用できますので、ぜひ実践してみてください。
1.お湯の温度は40度前後に調整する
バストアップを目指すためには、お湯の温度を40度前後に調整しましょう。熱すぎない温度にすることで副交感神経が優位になり、身体がリラックスモードに切り替わります。
逆に、42度以上のお湯は交感神経が刺激され、心身が興奮状態になってしまいます。交感神経が活性化すると、かえって疲労を蓄積させてしまう可能性があるため、少しぬるいと感じる温度を意識しましょう。
ただし、温度が低すぎると体温が上がりにくく、十分な血行促進効果が得られません。熱すぎずぬるすぎない、40度前後の温度をキープしましょう。
2.入浴時間は10~15分程度にとどめる
入浴は時間をかけすぎず、10~15分程度にとどめましょう。少しぬるいと感じる40度程度のお湯でも、15分以上浸かると体温が上がりすぎてしまいます。体温が38℃を超えると浴室内熱中症のリスクが高まり、のぼせやめまいなど、熱中症のような症状が現れることがあります。
また、湯船に長時間浸かると肌が乾燥しやすくなるデメリットもあります。10~15分ほど湯船に浸かるだけで十分な血行促進効果・リラックス効果が得られるため、適度な入浴時間を守りましょう。
3.半身浴ではなく全身浴にする
お風呂で効率良くバストアップを目指すのであれば、半身浴よりも全身浴がおすすめです。肩までしっかりお湯に浸かることで早く全身が温まり、血流がアップしやすくなります。また、お湯の量が多いほど水圧も大きくなり、むくみの軽減にもつながります。
ただし全身浴は水圧がかかる分、身体への負担も大きくなるため、心臓や肺に疾患がある方・血圧が高い方・体力に自信がない方は半身浴にしましょう。
4.お風呂のなかでバストアップマッサージやツボ押しをする
身体が温まっている状態でマッサージすると、リンパが流れやすく余分な水分や老廃物の排出を促進できます。その結果、胸に十分な栄養が届きやすくなり、バストアップにつながるのです。
また、バストアップに効くツボ押しも、入浴中や入浴後のリラックスした状態がベストタイミングです。具体的なマッサージ方法やツボ押しの方法は次項で解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
お風呂のなかでできるバストアップマッサージ
ここでは、お風呂のなかで簡単にできるバストアップマッサージを紹介していきます。
基本のバストマッサージに加え、リンパの流れや血行を促進するマッサージのやり方も解説しますので、無理のない範囲でぜひ実践してみてください。
基本のバストマッサージ
入力中に”ながら”でできる、基本のバストアップマッサージの手順は以下のとおりです。
- 右手を左の脇の下に入れ、左の肩甲骨まで手を伸ばす
- 背中の脂肪を左の胸に寄せるイメージで、右手を前に動かす
- 1~2を20回繰り返す
- 左胸の下の上腹部に右手を置き、胸に向かって脂肪を寄せるように引き上げる(20回)
- 手の平で左胸を下から支え、鎖骨に向かってやさしく持ち上げる
- そのまま小刻みにバストを揺らす(20回)
- 右胸のマッサージも1~6と同様におこなう
強い力で胸を潰したり押し上げたりせず、お湯の浮力を利用してやさしくマッサージするのがポイントです。脇やお腹に流れている脂肪を胸に集めるイメージでマッサージをおこない、理想のバストを目指しましょう。
リンパの流れや血行を促進するマッサージ
鎖骨周辺や脇の下には多くのリンパ節があり、このあたりをマッサージすることで老廃物がスムーズに流れやすくなります。ここでは、リンパの流れや血行を促進するマッサージの手順を紹介します。
- 湯船のなかで膝を立てて座り、できるだけ背筋を伸ばす
- 3本の指で左右の鎖骨まわりのリンパ節をほぐす
- 右手を挙げ、左の脇の下のリンパ節をほぐす
- 右の二の腕をつまみながら、肘から脇へ向かってほぐす
- 左手を右の脇の下に入れ、右の肩甲骨あたりをほぐす(左手の肘を右手で押すと手を回しやすい)
- 背中のお肉とリンパを胸へ流すイメージで、手を胸に向かって滑らせる(10~20回)
- 左胸のマッサージも2~6と同様におこなう
無理な力を入れるとバストに負担がかかるため、適度な力加減でやさしくマッサージしましょう。入浴中のリンパマッサージを毎日続けることで、ボリュームのある美しいバストを目指せます。
バストアップに効果的なツボ
全身には300以上のツボがあり、各ポイントを刺激することでさまざまな健康効果・美容効果が期待できるといわれています。なかでも、バストアップに効果的なツボは以下の5つです。
- 大胸筋・小胸筋を刺激:中府(ちゅうふ)
- 筋肉をほぐす&血流アップ:肩貞(てんけい)
- 女性ホルモンの分泌を促す:乳根(にゅうこん)
- バスト全体の血流を改善:壇中(だんちゅう)
- ホルモンバランスを整える:三陰交(さんいんこう)
いずれのツボも強く刺激せず、心地よいと感じる強さで5秒ほど押すのがポイントです。ここでは、5つのツボの位置や押し方を詳しく解説していきます。
大胸筋・小胸筋を刺激:中府(ちゅうふ)
中府(ちゅうふ)は、腕と胸の境目、鎖骨の下から指3本分下にあるツボです。中府のツボを押すことで、バストを支える大胸筋・小胸筋に刺激を与えられます。
胸を張り、人差し指と中指でツボを押しながら、下に向かって揉むように動かしましょう。
筋肉をほぐす&血流アップ:肩貞(てんけい)
肩貞(てんけい)は肩の後ろ側、脇の下から1~2cm上がった場所にあります。肩貞はリンパの流れや血流を良くするほか、肩こりや頭痛の軽減にも効果的です。
中指でツボを押しながら、肘を後方に向かって10回程度回しましょう。
女性ホルモンの分泌を促す:乳根(にゅうこん)
乳根(にゅうこん)は、乳頭の真下あたりにあるツボです。乳根を刺激することで女性ホルモンの分泌が促されるとともに、リンパの流れが良くなる効果も期待できます。
中指をツボに当て、息を吐きながらゆっくり押し、息を吸いながら少しずつ力を抜きましょう。左右のツボを1分ずつ刺激すると効果的です。
バスト全体の血流を改善:壇中(だんちゅう)
壇中(だんちゅう)は、左右の乳頭のちょうど真ん中に位置するツボです。壇中はバスト全体の血流を良くするほか、女性ホルモンの分泌を促す作用があるとされています。
人差し指と中指をツボに当て、上に向かって軽く押し上げるように刺激しましょう。
ホルモンバランスを整える:三陰交(さんいんこう)
三陰交(さんいんこう)は両足にあるツボで、内くるぶしの出っ張りから指4本分上がった場所にあります。三陰交は「女性のツボ」とも言われ、ホルモンバランスの調整や血行促進効果があるといわれています。
ツボがある位置を指の腹で3~5秒程度やさしく押し込み、その後ゆっくり力を抜きましょう。左右3回ずつ刺激すると効果的です。
お風呂でバストケアするときの注意点
最後に、お風呂でバストケアするときの注意点について解説していきます。
- 入浴前後はしっかり水分補給する
- マッサージやツボ押しは力を入れすぎない
- 入浴後はバストも保湿する
- 毎日継続する
ここでは、それぞれの注意点について詳しく解説していきますので、お風呂でのバストケアを実践する前に、ぜひご一読ください。
入浴前後はしっかり水分補給する
入浴前・入浴後はそれぞれコップ1杯のお水を飲み、脱水症や熱中症を予防しましょう。
41度のお風呂に15分間浸かると、発汗によって体内の水分が約800mlも失われることがわかっています。入浴後は冷たい水が飲みたくなる方もいらっしゃると思いますが、身体を冷やさないためには常温の水がおすすめです。
マッサージやツボ押しは力を入れすぎない
お風呂の中でのマッサージやツボ押しをおこなうときは、やさしい力加減を意識しましょう。
強すぎるマッサージは、バストを支えるクーパー靭帯の損傷を招き、下垂や形崩れの原因になってしまいます。クーパー靭帯は一度伸びたり切れたりすると元に戻らないため、バストに強い刺激を加えないことが大切です。
入浴後はバストも保湿する
顔や肘・膝と同じように、バストも乾燥しやすい部位です。そのため、入浴後に顔のスキンケアをするタイミングで、バストも保湿しましょう。ローションやクリームで潤いを補給することでバストのハリ感アップが期待でき、美しい状態をキープしやすくなります。
毎日継続する
1回の入浴やバストアップマッサージで劇的な効果が得られるわけではないため、毎日継続することが重要です。冬場はもちろん夏場も毎日湯船に浸かり、マッサージやツボ押しをコツコツ続けましょう。
「今年の夏は海でビキニを着たい」「バストアップしたら胸元の開いた服を着てみたい」など、明確な目標を立てることでモチベーションを維持でき、入浴中のバストケアを継続しやすくなります。
また、入浴中に好きな音楽を聴いたり、入浴後に良い香りの保湿クリームを使ったり、楽しみながら毎日のバストケアを習慣化するのもおすすめです。
まとめ
入浴には血行促進効果があり、全身に血液が行き渡ることでバストに必要な栄養が届きます。また、お風呂に入ると心身ともにリラックスでき、バストアップに不可欠な女性ホルモンの分泌も促されます。
今回紹介したバストアップマッサージやツボ押しのやり方を参考に、ぜひ入浴時間を有効活用しましょう。
さらに効率的なバストアップを目指したい方は、プロの施術が受けられるバストアップサロンを検討してみてはいかがでしょうか。バストアップ専門サロン「Rococo(ロココ)」では、プロのエステティシャンが一人ひとりのお悩みに合わせた施術をおこなっています。
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