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痩せ型でもバストアップしたい!胸に脂肪をつけるためにできることを解説

痩せ型でもバストアップしたい!胸に脂肪をつけるためにできることを解説

スリムな体型は魅力的ですが、バストの悩みを抱える方のなかには「もう少しボリュームが欲しい」と考えている方も多いのではないでしょうか。「痩せ型だから、バストアップは無理……」と諦めてしまいがちですが、痩せ型であっても胸に脂肪をつけてバストアップを目指すことはできます。

今回の記事では、痩せ型の方が無理なく実践できるバストアップの方法や胸に脂肪をつけるコツについて、具体的にわかりやすく解説していきます。バストアップの正しいアプローチ方法を知ることは、理想のバストに近づくことにつながります。この記事を参考に、できることから始めてみましょう。

痩せ型だとバストアップが難しい理由

痩せ型だとバストアップが難しい理由

痩せ型の女性でも、バストにしっかりとボリュームのある方もいらっしゃいます。しかし、多くの痩せ型の方は「バストが小さい」「ボリュームが足りない」と感じることが多いのではないでしょうか。では、なぜ痩せ型だとバストアップが難しいのか、痩せ型女性がバストアップしにくい理由について詳しくみていきましょう。

体脂肪率が低い

痩せ型の女性の多くは、体脂肪率が少なめです。バストの約90%は脂肪で構成されているため、体脂肪が少ない場合、自然とバストのボリュームも小さくなりがちです。

ダイエットをすると「胸から痩せてしまう」といった経験をした方も少なくないでしょう。これは、体全体の脂肪が減少する過程でバストの脂肪も落ちてしまうためです。そのため、スリムな体型を維持しながらバストアップを目指す場合は、脂肪を適切に増やす必要があります。

脂肪がつきにくい体質

好きなものを何でも食べているのに、「なかなか太らない」という声もしばしば聞かれます。そのような方は代謝が良く、脂肪がつきにくい体質だと考えられますが、同時にバストアップもしにくい傾向にあります。

なぜなら、脂肪がつきにくい体質では、バストのボリュームアップに必要な脂肪を十分に蓄えることができないからです。食べても太らないのはうらやましい体質ではあるものの、女性らしい丸みのあるボディを目指すにはやや不利であるといえるでしょう。

女性ホルモンの分泌量が少ない

女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンは、バストの成長に欠かせない乳腺を発達させる役割を担っています。乳腺が発達すると、その周囲に脂肪がつきやすくなりバストアップが可能になりますが、痩せ型の方は女性ホルモンの分泌が抑えられていることが少なくありません。そのため、乳腺があまり発達せず脂肪が集まりにくいことから、バストが小さめになってしまう傾向にあります。

体が冷えやすく血行不良になりやすい

痩せ型の女性は体脂肪が少ないため、体が冷えやすい傾向にあります。体が冷えると血行が悪くなり、バストアップに必要な栄養やホルモンが届きにくくなります。血行不良はバストの成長を妨げる大きな要因のひとつです。

特に、運動不足やデスクワーク中心の生活を送っている場合、血行不良がさらに悪化しやすい状態だといえます。バストアップを目指すのであれば、血行を改善し、バストに栄養やホルモンが届きやすくすることが必要です。

自分は痩せ型?痩せ型の基準とは

自分は痩せ型?痩せ型の基準とは

「自分は太っている」と思っていても、周りのひとからは「痩せているよ」と言われるなど、自分が本当に痩せ型なのかわからないと感じることはないでしょうか。そのようなときは、自分の体型を客観的に判断できるBMI値を参考にしてみましょう。

BMI値(Body Mass Index)は、身長と体重を基に算出される肥満度の指標です。計算方法は以下のとおりです。

BMI値=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

たとえば、身長158cm、体重50kgであれば50(kg)÷1.58(m)÷1.58(m) = 約20この結果、BMI値は「20」となり、「標準体型」に該当します。

BMI値に基づく体型の基準は以下のとおりです。

BMI値 体型
18.5未満 痩せ型
18.5~25未満 標準体型
25以上 肥満

もしBMI値が18.5未満であれば、「痩せ型」だと判断できます。ただし、BMI値はあくまで身長と体重のバランスを示すもので、筋肉量や体脂肪率などは反映されないことを覚えておきましょう。自分の体型を知ることは、適切なバストアップ方法を選ぶ第一歩です。

太ればバストアップは可能?

太ればバストアップは可能?

「バストの約90%は脂肪」と聞くと、「太ればバストアップできるのでは?」と考える方もいるかもしれません。確かに、太って体全体に脂肪がつくと胸が大きくなることはあります。

しかし、同時にお腹や二の腕、あご下など、ついてほしくない部分にも脂肪がつきやすくなるのが現実です。また、人によっては下半身ばかり太ってしまい、バストには思うように脂肪がつかない場合もあります。そのため、痩せ型の方が「太るだけでバストアップできる」という単純な考え方では不十分です。

バストアップを効果的に目指すには、まずバストの構造とバストアップのメカニズムを理解することが大切です。以下で詳しくみていきましょう。

バストの構造

バストは「大胸筋」「クーパー靭帯」「乳腺」「脂肪組織」「乳管軍」「乳頭」「皮膚」から構成されています。そのなかで、胸の大きさに関わっているのは以下の3つの要素です。

  • 大胸筋
    胸の土台となる筋肉です。バストを支え、
    形を保つ「クーパー靭帯」を補強する重要な役割を果たします。鍛えられた大胸筋は、胸の形を美しく維持するサポートをします。
  • 乳腺
    母乳を分泌するための組織であり、バストの中核を成す部分です。乳腺の発達が進むと、その周囲に脂肪が集まりやすくなるため胸のサイズアップにつながります。
  • 脂肪組織
    バストの約90%を占める組織です。乳腺を保護するためのクッションの役割を果たしており、この脂肪の量がバストのボリュームを決定します。

バストアップのメカニズム

胸の大きさは、乳腺を守るためにどれだけの脂肪がついているかで決まりますが、乳腺の発達には女性ホルモンが深く関わっています。特に、思春期には女性ホルモンの分泌が急増し、乳腺が発達することでバストが成長します。

成人後もホルモンバランスを整えることで乳腺の発達をサポートし、胸に脂肪を蓄えやすい環境をつくることは可能です。そのため、ただ太るだけではなく、女性ホルモンの分泌を促す生活習慣や、乳腺を活性化させるケアを心がけることが健康的なバストアップには欠かせません。

痩せ型でも胸に脂肪をつける方法

痩せ型でも胸に脂肪をつける方法

痩せ型であっても、胸に脂肪を集めてバストアップを目指すことは可能です。ここからは、痩せ型の方が胸に脂肪をつけるための方法について紹介していきます。

食事で脂肪をつける

バストアップには栄養バランスのとれた食事が不可欠です。特に以下の栄養素を意識して摂取することで、女性ホルモンの分泌が促進され、バストの成長をサポートできます。

タンパク質

タンパク質は、バストの土台となる大胸筋だけではなく、ホルモンやクーパー靭帯のもとにもなる重要な栄養素です。バストアップを目指すのであれば、タンパク質をしっかりと摂ることが欠かせません。肉や魚・卵・大豆・豆腐などの大豆製品などに豊富に含まれているので、日々の食事に取り入れましょう。

ビタミン

ビタミンのなかでも特にビタミンCとビタミンEは意識的に摂りたい栄養素です。

  • ビタミンC
    クーパー靭帯を強化するコラーゲンの生成に欠かせない栄養素です。柑橘類やキウイ・イチゴなどのフルーツに多く含まれています。
  • ビタミンE
    女性ホルモンの分泌を調整する作用があるといわれているため、美しいバストづくりをサポートする栄養素として摂取しましょう。アボカドやアーモンドなどのナッツ類に豊富に含まれています。

ミネラル

鉄分や亜鉛などのミネラルも、バストアップのためにしっかり摂りたい栄養素のひとつです。ミネラルは、タンパク質やビタミンの働きをサポートするだけではなく、細胞の代謝にも影響しているといわれています。

特に、亜鉛は女性ホルモンの分泌にも必要なミネラルなので、不足しないようにしましょう。鉄分はレバー・ひじき・ほうれん草などに、亜鉛は牡蠣・牛肉・レバーなどに含まれています。

筋トレで胸の形を整える

筋トレで胸の形を整える

筋トレで大胸筋を鍛えると胸に厚みが増すため、痩せ型の方でもバストアップが可能です。また、胸の形が整うことでボリューム感も引き立ちます。ここでは、手軽にできるエクササイズを3つご紹介します。

隙間時間を使って「合掌のポーズ」

ちょっとした隙間時間を使って、いつでもどこでもできる筋トレです。

  1. 胸の前で両手を合わせ、合掌のポーズをとる
  2. ひじを張ったままの状態で、両手のひらを強く押し合う(20秒間)
  3. 力を抜く

※1~3を複数回繰り返しましょう。

椅子に座ったままできる「大胸筋エクササイズ」

オフィスワークの合間にも取り組める、椅子に座ったままでおこなう大胸筋のエクササイズです。

  1. 椅子に座って、軽く足を開く。太ももの外側に両手をそえる。
  2. 足は外側に開く方向に、手は両側から足を閉じる方向に力を入れる(10秒間)。

※1~2の動きを複数回繰り返しましょう。

壁を使ってできる!「簡単プッシュアップ」

床に手をつく方法では難しいという方でも、簡単に取り組める腕立て伏せです。

  1. 壁から腕の長さほど離れて立つ
  2. 足を肩幅程度に開き、つま先は正面に向ける
  3. 背筋を伸ばし、壁に手をつく
  4. 息を吸いつつ、ゆっくりとひじを曲げて胸を壁に近づける
    ※このとき、かかとが浮かないように注意。
  5. 息を吐きながら元に戻る

※1セットを10回とし、2~3セットを目標におこないましょう。

バストマッサージで育乳を促す

バストマッサージには、血行を促進してバストに必要な栄養やホルモンを届けやすくする効果が期待できます。痩せ型の方は、バストマッサージを習慣にしてバストの成長を促しましょう。

ここでは、バストアップに効果的なマッサージ方法を紹介していきます。お風呂上がりなど、体が温まっているときにおこなうと効果的です。なお、マッサージをするときには、クリームやオイルを塗ってからおこないましょう。

バストアップに効果的!基本のマッサージ

バストの丸みに沿ってマッサージすることで、美しい形を保ちながらボリュームアップを目指します。(全体のマッサージ時間は約10分です。)

  1. 親指以外の4本の指を反対側の脇に当てる
  2. バストの丸みに沿って円を描くようにやさしくさする(左右各1分)
  3. 1の状態に手を戻し、小さな円を描くように揉みながらバストの丸みにそって手を移動させる(左右各1分)
  4. 両手のひらを片方のバストの上と下に当て、上の手は谷間から脇へ、下の手は脇から谷間に向かってさする(左右各1分)
  5. 手のひらを軽く丸め、左右交互バストを下から持ち上げるようにしてやさしくたたく(左右各1分)

忙しい方に!簡単バストアップマッサージ

忙しい方や初心者の方でも続けやすい、短時間でバストケアができるマッサージです。

  1. 手をグーの形にし、反対側のバストの上部を内側から外側に向かって円を描くようにほぐす
  2. 親指以外の指を脇の下に入れてしっかとつかみ、息を吐きながら内側に寄せる
  3. 息を吸いながら手を戻し、再び息を吐きながら内側に寄せる
    (2~3を5回繰り返す)
  4. 片手でバストを持ち上げて支え、もう片方の手でバストを丸く整えるように脇から谷間へ向かってマッサージする

生活習慣を改善する

女性ホルモンの分泌が妨げられるような生活を続けていると、バストが育ちにくくなります。痩せ型の方がバストアップを目指すためには、生活習慣の見直しが必要です。日常のちょっとしたことの積み重ねが、育乳への第一歩となります。

睡眠の質を高める

バストアップに欠かせない女性ホルモンを効果的に分泌させるためには、質の高い睡眠が必要不可欠です。ただ睡眠時間を確保するだけではなく、熟睡できる環境づくりがポイントです。以下のような工夫を取り入れて、よく眠れる環境を整えましょう。

  • 寝る前はスマホやパソコンを控える
  • 寝具を見直す
  • 室内の温度や湿度を適切に保つ
  • 寝室を暗くする

これらのポイントをおさえることで、睡眠の質の向上とバストアップへの良い影響が期待できます。

冷え性対策をおこなう

冷えによる血行不良は、バストに栄養やホルモンを届ける妨げとなります。特に、体脂肪が少ない痩せ型の方は冷えやすい傾向があるため、冷え性対策を徹底しましょう。日常生活で取り入れやすい冷え性対策は、以下のとおりです。

  • 冷たい飲み物や食べ物を控える
  • 腹巻や回路などを使ってお腹を温める
  • 足元を冷やさない
  • 軽い運動を取り入れる
  • お風呂にゆっくりと浸かる

これらの方法を続けることで、冷えを防ぎつつバストアップにつながる健康的な体づくりができます。

痩せ型のバストアップをサポートするアイテム・施術

痩せ型のバストアップをサポートするアイテム・施術

ここからは、痩せ型の方でもバストアップを目指せるアイテムや方法を紹介していきます。日常生活に取り入れやすいアイテムや効果的な施術を試して、理想のバストを目指しましょう。

バストアップブラを活用する

バストアップブラは、着用するだけでバストが物理的に大きく見えるだけでなく、次のような効果が期待できます。

  • バストに脂肪を集めて形を整える
  • バストの垂れを防ぎ、美しい形をキープする
  • クーパー靭帯を保護し、バストのハリを支える

痩せ型でバストが小さめだと、カップ付きインナーで済ませてしまう方も多いですが、バストの形を整えたい場合は専用のブラを選ぶことが重要です。なかでも、バストアップブラは脂肪を胸に集めて大きく見せる効果があるため、手軽にバストメイクができます。

ブラ選びのポイント

ブラジャーを選ぶときの重要なポイントは、以下の2つです。

  • サイズが合ったものを選ぶ
  • フィッティングを必ずおこない、自分に合ったブラを見つける

正しいブラの選び方や着用方法については、以下の記事をご覧ください。

>>正しいブラジャーサイズの測り方とは?

バストアップクリーム

バストアップクリームには、バストにうるおいを与えてハリや弾力を保つための成分が含まれています。塗るだけで劇的な変化が起こるわけではありませんが、ハリのあるバストを維持するために役立つアイテムです。さらに、クリームを使用しながらバストマッサージをおこなうことで、血行促進やリンパの流れを改善し、バストケアの効果を高めることができます。

バストアップクリームについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>バストアップクリームって効果ある?なし?わかりやすく解説

プロテインを摂取する

バストアップに必要な栄養素であるタンパク質は、プロテインを活用すると効率良く摂取することができます。プロテインを摂取することで期待できる効果は、以下のとおりです。

  • 大胸筋の発達のサポート
  • 乳腺の発達を助ける
  • クーパー靭帯の強化
  • ホルモンバランスを整える

プロテインの種類と特徴

プロテインの種類と特徴は、以下のとおりです。

プロテイン 特徴
ソイプロテイン 女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンを含むため、バストアップに効果的といわれる
ホエイプロテイン ヨーグルトの上などに溜まるホエイ(乳清)から作られ、体内吸収が早く、運動後の摂取に適している
カゼインプロテイン 牛乳由来で吸収がゆっくり進むため、置き換えダイエットなどで利用されることも多い

プロテインは適切な量を摂取することが大切です。摂りすぎるとカロリーオーバーになる可能性があるため、1日の食事バランスを考慮しながら取り入れましょう。

バストアップサロンに通う

バストアップサロンに通う

痩せ型で胸に脂肪がつきにくい方には、バストアップサロンの利用がおすすめです。バストアップ専門サロンRococo(ロココ)では、バストのサイズアップを目指す方に向けて「サイズアップコース」を提供しています。

Rococoの施術の特徴は以下のとおりです。

  • 特許取得の美容機器を使用
    疑似生体電流「ナノカレント」を体に還元することで、コラーゲンの生成を促進します。これにより、クーパー靭帯にハリを与え、バストアップ効果が期待できます。
  • プロによるバストマッサージ
    背中や脇に流れた脂肪をバストに集めるオールハンドの施術です。血行やリンパの流れを改善し、バストのサイズアップに導きます。
  • 平均2カップアップの実績
    利用した方の多くにご満足いただいており、平均2カップアップの実績があります。

「サイズアップコース」では初回限定の特別価格も提供していますので、ぜひお気軽にご相談ください。