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豊胸を検討している方の多くは、施術によって理想のバストが実現することを期待しています。しかし、豊胸術を受けてバストに自信を持てるようになる人がいる一方で、「やらなければよかった」と後悔する人もいます。なぜ後悔する人がいるのでしょうか。
今回は、豊胸で後悔する理由と失敗事例をご紹介していきます。また、後悔しない豊胸をするためのポイントと、おすすめの方法についても解説していきますので、豊胸を検討中の方はぜひ参考にしてください。
豊胸で後悔する理由
「バストを大きくしたい」「谷間をつくりたい」「左右差を解消したい」など、バストにまつわる悩みを解決してくれる手段として選ばれるのが豊胸術です。しかし、豊胸術を受けた人すべてが満足のいく結果になるわけではありません。なかには豊胸手術に失敗したり、手術そのものは成功したものの、予測しなかったデメリットに気づいて豊胸を後悔したりするケースもあります。
豊胸には大きくわけると「シリコンバッグ豊胸」「ヒアルロン酸豊胸」「脂肪注入豊胸」の3つがあり、後悔する理由は受ける施術によって異なります。施術ごとに豊胸で後悔する理由と失敗事例をみていきましょう。
シリコンバッグ豊胸で後悔する理由と失敗事例
豊胸術を代表する施術がシリコンバッグ豊胸です。バストの大幅なサイズアップができ、痩せ型の方でもバストを大きくできるのがシリコンバッグ豊胸の魅力といえます。ここでは、シリコンバッグ豊胸で後悔する理由と失敗事例を紹介していきます。
豊胸が周りにバレてしまった
大幅なサイズアップも可能なシリコンバッグ豊胸は、ほかの豊胸術と比べてバレやすいことがデメリットです。急激にバストが大きくなるため、どうしても周りにもバレやすくなります。
また、シリコンバッグ豊胸で大きくて魅力的なバストになると、周囲の注目を集めがちです。周りも「もしかして…」という目で見てしまうので、谷間がY字になっている、脇に傷跡があるなど、豊胸の特徴をチェックされていることもあります。
そのため、こっそりと豊胸したのに周りにバレてしまい、「やらなければ良かった」と後悔する人も少なくありません。加えて、検診時に豊胸がバレて気まずくなり、後悔してしまうケースもあるでしょう。
カプセル拘縮が起きた
シリコンバッグによる豊胸の失敗事例、また後悔するケースとしてはカプセル拘縮も挙げられます。カプセル拘縮とは、挿入したシリコンバッグの周りに被膜が形成され、それが時間の経過とともに少しずつ厚くなることでバッグを圧迫し、バストが硬くなってしまう現象です。
バストに挿入したシリコンバッグを体が異物とみなすことで起きる生理的な現象で、放置していると以下のような症状が見られるようになります。
- バストが硬くなる
- シリコンバッグの形状が変化して見た目が不自然になる
- 痛みが発生することがある
そのため、カプセル拘縮が生じた場合、シリコンバッグと被膜の除去手術が必要となります。カプセル拘縮の原因ははっきりしていませんが、豊胸術による細菌感染や施術時の出血のほか、体質などがリスク因子だといわれています。リスク回避には、高い技術を持つ経験豊富な医師を選ぶことが大切です。
シリコンバッグが破損・破裂した
外から強い圧力や経年劣化などが原因で、挿入したシリコンバッグが破損したり、破裂したりすることがあります。シリコンバッグが破損、もしくは破裂するとシリコンが漏れ出してしまうため、すぐに医師に診てもらうことが必要です。
そのままにしていると、炎症が起きて腫れや痛みが生じたり、バストが変形したりします。なかにはバストに何らかの違和感があるものの、バッグの破損・破裂に気づかずに過ごしてしまい、炎症などのトラブルが生じて慌てて受診するケースもあるようです。豊胸術後のバストに少しでも違和感があったら、すぐに病院を受診することをおすすめします。
石灰化した
豊胸でシリコンバッグを挿入してから10年くらい経過すると、石灰化が発生することがあります。石灰化は、シリコンバッグを包む被膜に少しずつカルシウムの結晶が沈着することで起きる現象です。
石灰化が起きると、その部分が石のように硬くなるケースもあるため、柔らかな触り心地が失われてしまいます。シリコンバッグの除去手術でバストを切開する場合もあるため、「やらなければよかった」と後悔する可能性があります。
痩せてシリコンバッグが目立つようになった
シリコンバッグ豊胸の施術を受けた時は仕上がりに満足していたものの、ダイエットなどで痩せたことでシリコンバッグが目立つようになるケースもあります。特に、デコルテからバストにかけての脂肪が落ちると、挿入したバッグの形が皮膚から浮き出てしまうことがあり、豊胸を後悔する原因となるでしょう。
リップリングが起きた
リップリングとは、挿入したシリコンバッグの変形などが原因で、皮膚表面に形状がはっきりと見えることをいいます。挿入したシリコンバッグがよれて折れ曲がったり、体型に合わないシリコンバッグを挿入したりすると起きやすい現象です。
ヒアルロン酸豊胸で後悔する理由と失敗事例
体にメスを入れることなく豊胸できるのが魅力的なヒアルロン酸豊胸ですが、やはり後悔するケースもあります。ヒアルロン酸豊胸で後悔する理由と失敗事例をご紹介します。
短期間だけしか効果が持続しなかった
ヒアルロン酸豊胸で注入したヒアルロン酸は、徐々に体内に吸収されるため、効果持続期間は2~3年が目安といわれています。しかし、なかには1か月程度しかも効果が持続しなかったというケースもあり、「せっかく豊胸したのに…」と後悔する人もいるようです。
また、効果持続期間は2~3年とされているとはいえ、ヒアルロン酸豊胸直後のバストサイズを維持できる期間はさらに短いため、「思ったより効果が持続しない」と感じる方もいます。
凸凹した見た目になった
ヒアルロン酸注入によってバストに凸凹ができてしまうと、見た目に大きな影響をおよぼすため、施術を後悔する原因となります。皮膚が凸凹してしまう原因のひとつは、注入したヒアルロン酸の広がり方にムラが生じることです。また、注入したヒアルロン酸が体内に吸収されずに残ってしまうと、しこりが形成されやすく、凸凹した見た目になることがあります。
バストが硬くなった
ヒアルロン酸豊胸では、バストのボリュームを長期間キープできるように粒子が大きく硬めのヒアルロン酸ジェルを使用します。そのため、注入するヒアルロン酸の質や注入部位、もともとのバストのサイズによっては施術後にバストが硬くなり、「思っていたのと違う」と感じる方もいるようです。
触り心地は豊胸の満足度に大きく関わるひとつの要素なので、施術後にバストが硬くなると「やらなければ良かった」「別の豊胸術にするべきだった」と後悔してしまうでしょう。
しこりができた
ヒアルロン酸豊胸で後悔する人が多い理由が、しこりができたというものです。注入したヒアルロン酸の量が多すぎたり、1か所に大量のヒアルロン酸を注入したりすると、しこりが形成されやすくなります。ヒアルロン酸豊胸によるしこりのリスクを避けるには、経験豊富な医師に施術を依頼することが大切です。
脂肪注入豊胸で後悔する理由と失敗事例
自身の体の不要な脂肪を採取してバストに注入する脂肪注入豊胸は、部分痩せとバストアップの両方が叶えられると評判の施術です。また、触り心地も柔らかで自然な仕上がりになり、注入した脂肪が定着すれば効果が半永久的に続くことから人気があります。ここでは、脂肪注入豊胸で後悔する理由と失敗事例をみていきましょう。
思ったより大きくならなかった
せっかく脂肪注入豊胸を受けたのに、「思ったほどバストが大きくならなかった」というのはよくある後悔のひとつです。シリコンバッグ豊胸と異なり、脂肪注入豊胸では大幅なバストのサイズアップはできません。
施術で定着できる脂肪の量には限りがあり、しこりなどの原因となるため、1回の施術でバストに大量の脂肪を注入することができないからです。そのため、豊胸後のバストがイメージしていたサイズ感と違い、「豊胸しなくてもよかったかも…」と感じる人もいます。
バストに左右差ができた
左右のバストで脂肪の定着率が異なると、バストサイズが左右で変わってしまうこともあり、これも後悔する原因となります。左右差が気になる場合は、一定期間をあけてから再手術で調整する必要があるため、しばらくはバストに悩みを抱えて過ごすことになるでしょう。
脂肪吸引した部位が凸凹になった
脂肪注入豊胸では、お尻や太ももなどから脂肪吸引もおこなうため、その部位が凸凹になるなどの失敗事例が報告されています。脂肪吸引した部位が凸凹になるのは、吸引ムラや脂肪吸引のしすぎが原因です。
太ももなどの凸凹が目立つと、水着姿や温泉入るときなどに気になったり、楽しめるファッションの幅が狭くなったりして後悔することになるでしょう。半年くらいの間に症状が改善する場合もありますが、そうでない場合は脂肪吸引もしくは脂肪注入によって凸凹を整える必要があります。
ダウンタイムが長かった
注射器で施術をおこなうヒアルロン酸豊胸のような感覚で脂肪注入豊胸を受けると、予想外のダウンタイムの長さに後悔するケースもあるようです。脂肪注入豊胸は、体から脂肪を吸引してバストに注入します。
そのため、脂肪を注入するバストだけではなく、脂肪吸引部位にもダウンタイムが生じます。脂肪吸引部位の腫れやむくみ、痛みなどが1か月くらいは続き、人によっては3か月~6か月ほどダウンタイムが続くこともあるようです。
バストに脂肪が定着しなかった
脂肪注入豊胸では、注入した脂肪がすべてバストに定着するわけではありません。脂肪の定着率には個人差があり、人によっては少量しか定着しないことがあります。
思うように定着しなかった場合、豊胸前とバストサイズがあまり変わらずに後悔してしまうかもしれません。定着率は、豊胸を受ける人の年齢や体質、注入部位のほか、注入する脂肪の質などが影響すると考えられます。
しこりができた
脂肪注入豊胸では、バストに定着しなかった脂肪が壊死してしこりとなることがあります。特に以下のような場合、しこりができるリスクが高くなるといわれています。
- 1か所に多量の脂肪を注入する
- 注入する脂肪の量が多すぎる
- 不純物が多く残っている質の悪い脂肪を注入する
形成されたしこりは自然になくなることもありますが、硬いまま残ってしまうと除去手術が必要となります。
バストにひきつれが起きた
脂肪注入豊胸を後悔する理由として、バストのひきつれも挙げられます。ひきつれは術後しばらくしてから生じ、1か月ほど経過すると徐々に気にならなくなりますが、それまでの間は不安に感じるかもしれません。また、脂肪注入豊胸でできたしこりを放置していると、その部分の皮膚が盛り上がって、ひきつれを起こすこともあります。
豊胸で後悔しないために押さえておきたいポイント
豊胸で後悔するのを避けるためには、自分に合った豊胸術を選ぶこと、そして信頼できるクリニックや医師を選ぶことが大切です。ここからは、「やらなければよかった」「ほかの豊胸術を選ぶべきだった」と後悔しないためのポイントをご紹介していきます。
豊胸術それぞれのメリットとデメリットを把握しておく
どの豊胸術にもメリットとデメリットがあります。豊胸術を受ける前には、必ずメリットとデメリットの両方を理解しておきましょう。メリットばかりの情報を信じて豊胸術を選ぶと、施術後に後悔する可能性が高くなります。
それぞれの豊胸術のデメリットや起こり得るリスクについて事前に調べ、カウンセリング時に確認しておきましょう。効果の持続期間、ダウンタイム期間の長さや期間中のバストの状態、痛み、副作用などについてよく検討したうえで、どの豊胸術を受けるか決めることをおすすめします。
自分に合った豊胸術を選ぶ
自分の体型や理想とする仕上がりなどを考えて豊胸術を選ぶと、「自分が思っていた仕上がりと違う」などと後悔することを避けられます。例えば、自然な仕上がりを目指す場合は、ヒアルロン酸豊胸か脂肪注入豊胸がおすすめですが、痩せている人は採取できる脂肪がほぼないので少ないため、脂肪注入豊胸は向いていません。
ただし、ヒアルロン酸豊胸は効果の持続期間が2~3年、人によってはもっと短いため、豊胸効果の持続性を希望するのであればシリコンバッグ豊胸が向いているといえるでしょう。
また、大幅なサイズアップを目指すならばシリコンバッグ豊胸が適していますが、痩せ型の方だとバッグの形が皮膚から浮き出ることも考えられます。そのような場合、脂肪注入豊胸を複数回に分けて受ける、またはシリコンバッグ豊胸と脂肪注入豊胸を組み合わせたハイブリッド豊胸を選ぶなどの選択肢もあります。
豊胸術で定評あるクリニック・医師を選ぶ
豊胸術にはリスクや失敗事例もあるため、豊胸術で評判の良いクリニックや医師を選ぶことも大切です。検討中のクリニックや医師の口コミなどを確認して、評価の高いクリニック・医師を選びましょう。
特に、豊胸術についての症例数が多い経験豊富な医師であれば、失敗のリスクを減らし、イレギュラーな事態にも柔軟に対応できる可能性が高いといえます。人気の医師はなかなか予約が取れないかもしれませんが、待つほうが後悔するリスクを避けられるでしょう。
アフターフォローの体制が整ったクリニックを選ぶ
豊胸術は失敗することもありますし、術後しばらくして気になる症状が出てくる可能性もあります。そのため、術後の定期的な検診や、万が一のときにすぐに処置を受けられる体制を整えているアフターフォローの充実したクリニックを選びましょう。
バストアップサロンならリスク回避で理想のバストに
「シリコンバッグ豊胸」「ヒアルロン酸豊胸」「脂肪注入豊胸」、どの豊胸術を選ぶとしてもデメリットはあります。また、それぞれにしこり、バストが硬くなる、バストの石灰化、ひきつれ、凸凹が生じる、周りにバレてしまうなどのリスクがあることも事実です。「リスクのない方法でバストを大きくしたい」「豊胸で後悔するのは避けたい」という方は、バストアップサロンでのお手入れを検討してみましょう。
バストアップサロンであれば、メスを使わずにプロによるケアで徐々に理想のバストに近づくことができます。豊胸術と違って違和感が生じることもないので、バレずにバストアップの実現が可能です。
バストアップ専門サロン「Rococo(ロココ)」では、一人ひとりの悩みに合わせたバストアップメニューをご用意しています。初めての方は初回限定の割引価格(55~63%OFF)でご利用いただけます。ご興味のある方は、ぜひ一度バストアップの 施術を体験してみてください。