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美乳に憧れている方は、もし「美乳の条件とは？」と聞かれたらどのように答えるでしょうか？
「バストが大きければ美乳」と答える方もいれば、「バストサイズは関係なく、形が良くてハリがあれば美乳」と答える方もいるでしょう。また、もっと具体的な数値を挙げて美乳を定義する方もいるかもしれません。
今回の記事では、美乳の条件についてプロの視点から解説していきます。美乳をつくるのに役立つエクササイズやマッサージ、ブラジャーの選び方についてもご紹介しますので、美しいバストを目指している方は、ぜひ参考にしてください。
美乳の条件とは？
どのようなバストのことを「美乳」というのでしょうか。具体的な美乳の条件がわかれば、どうすれば美乳に近づけるのかがわかります。ここでは、プロ視点からの美乳の条件を5つご紹介していきますので、ご自身のバストにあてはまるかチェックしてみましょう。
1．ゴールデントライアングルがある
鎖骨の中央のくぼみから左右のバストトップを線で結んだとき、正三角形（三辺の長さが同じ）になるのが美乳の第一条件です。このときにできる正三角形は、ゴールデントライアングルと呼ばれています。
ゴールデントライアングルは、バストトップの位置が高くて垂れていないことを表しています。しかし、3点を結んだときにできる三角形が二等辺三角形の場合、バストトップの位置が低く、バストが垂れていることになるため美乳の条件から外れてしまいます。
2．バージスラインがある
美乳の条件として大切なのが、バージスラインがあることです。バージスラインとは下胸の輪郭のことで、ブラジャーのワイヤーがあたる部分です。
正面からバストを見たときにバージスラインがはっきりしている場合、バストにほどよくハリがあり、きれいな形がキープされていることになります。しかし、バージスラインがあいまいな場合は、バストの脂肪がワキや背中などに流れて形が崩れていると考えられるでしょう。
3．ほどよいハリがある
触れたくなるような美乳には、ぷるんとしたハリ感があります。バストには柔らかさも必要ですが、ハリがなく柔らかいだけのバストだと、いずれ垂れてしまう恐れがあります。バストのハリは年齢を重ねることで失われる傾向にありますが、エクササイズなどでほどよく筋肉をつければキープすることが可能です。
4．左右対称である
左右対称のバストであることも美乳の条件です。バストは、乳腺の発達の仕方や脂肪・筋肉の付き方により、同じ大きさ・形に見えても左右で若干異なるのが一般的です。
しかし、人によっては左右でブラジャーのカップが2サイズくらい異なるケースもあり、パッと見ただけで「左胸が大きい」などとわかることもあります。バストに左右差がある場合、美乳に近づくためには左右の大きさ・形を整えることが大切です。
5．うるおいがあって柔らかである
バストが大きくて形がきれいでも、肌がカサカサしていては魅力が半減してしまいます。美乳の条件としては、うるおいのある肌質であることも欠かせません。
また、ふっくらとして柔らかいバストであることも大切です。バストが硬いと揺れ感なども変わってしまうため、思わず触れたいと思うような魅力は感じにくくなってしまいます。
注意！美乳を妨げる習慣
普段の生活習慣やちょっとしたクセが、美乳づくりを妨げていることがあります。特に、以下のような習慣はバストに悪い影響をあたえてしまうため気をつけましょう。
- 猫背
- 長時間同じ姿勢で過ごす
- ノーブラで過ごす
- バストに合っていないブラジャーの着用
- 睡眠不足
- 栄養バランスの偏った食事
姿勢が悪いと、胸の筋肉が落ちてバストが垂れやすくなります。また、デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいると血行不良になり、バストに必要な栄養などが届きにくくなるため成長が妨げられます。
ノーブラやバストに合わないブラジャーを着用することも、バストの形の崩れや下垂の原因となります。就寝時のナイトブラ着用や、定期的にバストサイズを測ることで美しいバストを保ちましょう。また、睡眠不足や栄養バランスの偏った食事はバストの育乳を妨げるため、美乳のためには規則正しい生活と食事を心がけてください。
美乳をつくる方法
バストの大きさや形について「遺伝だから仕方ない」と諦めている方もいますが、遺伝が関係しているのは全体の30～40％だといわれています。つまり、多くは遺伝によるものではなく、生活習慣などがバストの大きさや形に影響を与えているということです。
したがって、誰でも努力次第で憧れの美乳に近づくことはできます。ここからは美乳づくりに効果的な方法をみていきましょう。
エクササイズで筋肉を鍛える
エクササイズで大胸筋などバストを支える筋肉を鍛えると、サイズやハリ感の向上、垂れ胸を防ぐなどの効果が期待できます。特に以下のような方は、エクササイズをおこなうことで美乳に近づけるでしょう。
- ゴールデントライアングルがない方
- バストにハリがない方
- バストにボリュームがない方
- バストに左右差がある方
マッサージをする
お風呂上がりなどにバストマッサージをするのもおすすすめです。バストマッサージには、以下のような効果が期待できます。
- 血行が良くなることで、バストに必要な栄養や酸素がスムーズに行き届く
- ワキや背中に流れた脂肪をバストに集める
- 乳腺を刺激してバストのサイズアップをサポートする
- バストにハリを出す
マッサージオイルやバストケア用のジェルなどを使ってマッサージすると、うるおいのある美乳を目指せるでしょう。
バストをしっかり支えるブラジャーを選ぶ
美乳に近づくには、ブラジャーを正しく着用することが大切です。バストは重みがあるため、ノーブラで過ごす時間が多いと垂れてきてしまいます。また、バストの脂肪がワキや背中に流れやすくなり、バージスラインがあいまいになってしまうでしょう。
また、サイズが合っていないブラジャーは、バストをしっかりホールドできないので注意が必要です。カップの中でバストが揺れてしまうと、クーパー靭帯が伸びたり切れたりして、バストが垂れる原因となります。バストの形が崩れるのを防ぐには、サイズの合ったブラジャーを着用することが欠かせません。
美乳をつくるエクササイズ
ここでは、美乳をつくるのに効果的なエクササイズをご紹介していきます。バストやバスト周りの筋肉を鍛えて、ハリのある美しいバストを目指しましょう。
上向きの美乳になるエクササイズ
上向きのバストをつくるのにおすすめのエクササイズです。
- 腕をまっすぐに伸ばして、後ろで両手を組む
- 1の状態のまま、肩を後ろに回す（8回）
- 視線を斜め上（45度）に向けて胸を張り、腕は斜め下に向かって引っ張る
- 3の状態のまま3回深呼吸をする
美しいデコルテをつくるエクササイズ
美しいデコルテをつくり、美乳を目指すのに効果的なエクササイズです。
- 椅子に座って背筋を伸ばす
- 両ひじを曲げた状態で、肩が上がらないくらいの自然な高さに腕をキープする
- 息を吸いながら腕を左右に開き、胸を大きく開く
- 息を吐きながら、ひじは曲げたままで素早く腕を中央に寄せる
（ひじ同士をくっつけるようなイメージ） - 2～4の動きを5回繰り返す
5回×2セットから始め、慣れてきたら10回×2セットを目標におこないましょう。
バスト上部のボリュームアップにおすすめのエクササイズ
大胸筋をしっかりと鍛えて、バスト上部のボリューム・ハリ感のアップを目指すエクササイズです。
- 洗面台やキッチンの流し台などに両手をかける
- 息を吸いながらひじを曲げ、体を台に近づける
- 息を吐きながらひじを伸ばして、元の位置に戻る
- 2～3を5回繰り返す
5回×1セットを目安に始め、少しずつ回数を増やしていきましょう。両手をかける台がない場合は、壁に両手をついて腕立て伏せの要領でひじを曲げ伸ばししてもOKです。
仕事や家事の合間にできる！美乳エクササイズ
美乳エクササイズは時々しっかりやるよりも、短時間でも週に2～3回など定期的にやるのがおすすめです。「忙しくて時間が取れない」「疲れていて筋トレする元気がない」という方は、仕事や家事の合間にできるエクササイズを習慣にしてみましょう。もっとも簡単にできるのが「合掌のポーズ」です。
- 背筋を伸ばして、胸の前で両手を合わせる
- 息をゆっくり吐きながら、手のひらを押し合う（15秒程度）
- 1～2を5回程度繰り返す
5回×2～3セットを目安におこないましょう。立った姿勢でも座った姿勢でも構いません。手のひらを押し合うときに、バストの筋肉を意識すると効果的です。
美乳をつくるマッサージ
ふんわりと柔らかで、ほどよいハリのあるバストを目指しているのであれば、美乳マッサージもおこないましょう。さまざまな方法があるので、自分が続けていけそうなものを試してみてください。からだの温まったお風呂上がりに、バストケア用のクリームやジェルをつけてからおこなうとより効果的です。
バストの形を整えるマッサージ
バストの形を整えつつ、乳腺を刺激してバストの発育を促すマッサージです。
- 手のひらを脇腹あたりに置き、喉下に向かって斜め上になであげる（10回）
- バストトップの内側にあるツボ「神封」を親指で押して刺激する（3回）
- 手のひらでバストと持ち上げたら、親指でバスト上部からワキに向かって押し流す（10回）
- 次に、ワキからデコルテを通って谷間までを手のひらで流す（10回）
- 反対側のバストも同様にマッサージする
「神封（しんぽう）」は、女性ホルモンの分泌を促す効果があるとされているツボです。
バストトップから指3本分くらい内側の少し凹んだ位置にあります。
バストに脂肪を集めるのに効果的なマッサージ
ワキや二の腕・背中に流れた脂肪をバストに集め、バストのボリュームアップを目指すマッサージです。
- 背中からバストにかけて、脂肪を集めるようにさすってマッサージする
- 二の腕からバストまで、脂肪を集めるようにさすってマッサージする
背中や二の腕にある脂肪をバストに持ってくるイメージでマッサージしましょう。
マッサージする際は、力を入れないようにしてやさしくマッサージします。
美しい谷間をつくるマッサージ
デコルテ部分が削げたり、左右のバストが離れたりして形が崩れてしまったバストを、正しい位置に戻して美しい谷間をつくるマッサージです。
- バージスライン（下乳の輪郭）に人差し指、バストの脇部分に親指を置く
- 1のままで斜め上に向かってバストを押し上げる。このときに体をゆっくりと真横に倒して体側を伸ばす（3回）
- 1～2を反対側のバストも同様におこなう（3回）
- 手をグーにして、右側のバストを両手ではさむようにしてプレスする。
バストの下→中央→上の順で、それぞれ5秒程度ずつプレスしていく - 左側のバストも4と同様にプレスする
- 今度は手をグーにしたままでバストを外側から中央に向かってプッシュしていく。
バストの下→中央→上の順で、3秒程度ずつプッシュする（左右両方おこなう） - グーのままでワキの手前部分に第二関節を当て、筋膜をはがすようにしてバストを中心に寄せ集める。下から上に向かってグーの位置を少しずつずらしながらおこなう
バストの下にある筋膜や筋肉にしっかりとアプローチするようにマッサージするのがコツです。ゆっくり、じっくりとおこないましょう。
美乳をつくるブラジャーの選び方
バストの形を整えて美乳を維持するには、ブラジャーの着用が欠かせません。ここでは、バストの形の崩れを防ぎ、きれいな美乳に整えてくれるブラジャーの選び方をご紹介していきます。
ワイヤー・サイドボーン入りのものを選ぶ
美しいバージスラインをつくるにはワイヤー入りのものがおすすめです。ワイヤー入りのブラジャーには、バストの形状を整えてホールドする効果があります。
さらに、サイドボーン入りを選ぶことでバストがワキに逃げるのを防ぎ、ホールド力がさらに高まります。近年、カップ付きインナーやノンワイヤーブラが人気を集めていますが、いずれもホールド力が弱く美乳づくりには適していないものが多いので注意しましょう。
脇高設計のものを選ぶ
ブラジャーを着用していても、動きに合わせてバストがワキや背中に流れてしまうことがあります。バストが流れるのを防ぐのにおすすめなのが、脇高設計のブラジャーです。
脇高設計のブラジャーはバストをしっかりとホールドするため、脂肪がカップからはみ出してしまうのを防ぎ、集めた脂肪がバストに定着するのをサポートします。
3段ホックのものを選ぶ
ブラジャーのホックには1段・2段・3段のものがありますが、バックベルトが幅広になる3段ホックのものを選ぶのがおすすめです。ベルトが幅広いほうがしっかりとバストをホールドできます。
カップサイズによっては3段ベルトのものを探すのが難しいこともありますが、そのような場合は2段ホックのものを選びましょう。
バストアップサロンでハリのある美乳をつくる
美乳を目指すのであれば、バストアップサロンでプロのお手入れを受けるという方法もあります。「セルフケアだと続かない」「正しくケアできているか心配」という方も、バストアップサロンであれば安心してお任せすることができます。
バストアップ専門サロンRococo（ロココ）では、バストが小さい・バストに左右差がある・バストの下垂が気になるなど、それぞれの悩みに応じた施術を提供しています。
＜Rococoのバストアップマッサージの特徴＞
バストアップのプロによるハンドマッサージ
プロによるハンドマッサージで女性ホルモンの分泌を促し、ハリと弾力のあるバストに導きます。
細胞を活性化してコラーゲン率UP
最新の美容機器を用いた独自マッサージにより、バストの細胞に流し活性化させることで、コラーゲンの増加を促します。コラーゲンがバストを支えるクーパー靱帯に弾力を取り戻し、ふっくらとしてうるおいのある美乳に導きます。
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まとめ
今回の記事では、美乳づくりのためのエクササイズやマッサージの方法、ブラジャーの選び方について詳しく解説してきました。美乳の条件にあてはまるバストを手に入れるためには、セルフケアや適切なブラジャーの着用がポイントとなります。
また、日々のケアに加えてプロのバストアップマッサージを受けるのもひとつの方法です。ぜひ、この記事を参考にして理想のバストを実現してください。