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バストの大きさは遺伝するって本当?バストアップのプロが徹底解説

バストの大きさは遺伝するって本当?バストアップのプロが徹底解説

多くの女性が理想とするのが、ぷるんと弾むような存在感のあるバストですよね。しかし、バストに思うようなボリュームがなく、「もっと大きかったらいいのに……」と感じている方もいるのではないでしょうか。

メディアなどでさまざまなバストアップ方法が紹介されているものの、バストの大きさは遺伝で決まるという声もあります。確かに、バストが大きい人は「祖母も母も巨乳」、逆にバストが小さい人は「母も姉妹もバストが小さめ」ということは少なくありません。

もし、バストの大きさが遺伝で決まるのだとすれば、バストアップの努力をしても意味がないように思えますよね。実際にはどうなのでしょうか?今回の記事では、バストの大きさは遺伝するのか、バストの大きさを決める要素、バストのサイズアップを目指す方法についてプロの視点から解説していきます。

バストの大きさは遺伝する?

バストの大きさは遺伝する?

結論からお伝えすると、バストの大きさは遺伝だけで決まるわけではありません。バストの大きさに遺伝が関係することもありますが、多くの場合、バストの大きさは遺伝以外の要素で決まるとされています。しかし、親がバストが大きい場合は子供も大きく、親が小さいバストだと子どもも小さいケースが多いように思え、「遺伝の影響が大きいのでは?」と感じる方もいることでしょう。

その場合に考えられるのは、バストの大きさが遺伝したというよりも、親子が同じような体型であるためにバストの大きさも同じようなサイズ感になったということです。バストの大部分を構成するのは脂肪です。そのため、体に脂肪がつきやすい体質の人はバストも大きくなりやすく、逆に食べても体に脂肪がつきにくい痩せ型の人はバストも大きくなりにくい傾向があります。

親が太りやすい体質でバストが大きいと、子どももその太りやすい体質を受け継ぐことが多く、その結果、バストも大きくなりやすくなります。逆に、親子ともに痩せ体質だとバストにボリュームが出にくく、親子でバストが小さいということになる可能性が高いでしょう。また、親子で食べ物の好みや生活スタイル、姿勢などのクセが似ていることも、似たような体系・バストの大きさになりやすい要因といわれています。

バストの大きさを決める要素

バストの大きさを決める要素

では、バストの大きさはどのように決まるのでしょうか。バストの大きさを決める要素について解説していきます。

乳腺の発達がバストサイズに影響する

バストは「乳腺」「筋肉」「脂肪」の3つからできています。そして、なかでもバストのサイズに大きく関わってくるのが乳腺です。

乳腺は、母乳を分泌する小葉、母乳の出口となる乳頭、そして小葉と乳頭をつなぐ乳管の3つの部分で構成されており、赤ちゃんに母乳を与えるときに重要な役割を担う器官です。そのため、乳腺の周りは保護するための脂肪で覆われています。

バストの約90%を構成するのは脂肪ですが、その脂肪の付き具合を決めるのが乳腺の太さです。乳腺が発達して太くなれば太くなるほど、乳腺を保護するための脂肪も多くつきやすくなり、バストが大きくなります。逆に乳腺の発達があまり促されず乳腺が細いままだと、バストに脂肪がつきにくく、バストにボリュームが出にくくなります。

乳腺の発達には女性ホルモンが関わる

乳腺の太さは遺伝で決まることはないと言われています。乳腺の太さを決めるのは、女性ホルモンの分泌量です。

女性ホルモンの分泌量が多い人ほど乳腺が発達し、バストが大きくなり、女性ホルモンの分泌量が少ないと乳腺の発達が促されず、バストが小さくなります。そのため、バストサイズを大きくしたいのであれば、女性ホルモンの分泌を促すことが欠かせません。

バストの大きさは遺伝よりも生活習慣で決まる

バストの大きさは遺伝よりも生活習慣で決まる

ここまでお話したことをまとめると、バストの大きさを左右するのは乳腺の太さ、そして、その乳腺の発達を促すのが女性ホルモンの分泌量です。したがって、バストを大きくしたいのであれば、女性ホルモンの分泌を促すことが必要といえます。

女性ホルモンの分泌量に影響を与えるのが、日ごろの生活習慣です。以下のような生活習慣は女性ホルモンの分泌量の低下、そして、バストの成長の妨げにつながるので注意しましょう。

無理なダイエット

スリムな体型を目指してダイエットをしている方も多いですが、無理なダイエットは栄養不足を引き起こし、女性ホルモンの分泌量低下につながります。特に、女性ホルモンの分泌が盛んな思春期から20代前半くらいの時期に無理なダイエットをすると、女性ホルモンが十分に分泌されず、バストが成長しにくくなる可能性が高いです。

加えて、無理なダイエットはバストの土台になる筋肉の低下にもつながり、筋肉がバストを支える力が弱まるため、バストが垂れる原因となることもあります。また、ダイエットで痩せすぎると、全身の脂肪量が減少することでバストのサイズダウンにつながります。

ダイエットでは、お腹や太もも、二の腕などの余分な脂肪だけを落として、バストの脂肪量だけをキープするということができません。そのため、ダイエットで痩せた後はバストについていた脂肪も減少して、バストが小さくなってしまいます。

偏った食生活

ダイエットをしていなくても、偏った食生活を送っていると栄養不足からバストが育ちにくくなります。女性ホルモンの分泌を促し、バストのスムーズな発育を促進するには、栄養バランスの取れた食事を心がけることが大切です。忙しい生活を送っているなどの理由でコンビニ弁当で済ませることが多い人、外食をすることがが多い人、好き嫌いが多い人は栄養不足になりやすいので注意しましょう。

ストレスの多い生活

女性ホルモンのバランスを乱す要因として、ストレスも挙げられます。仕事が忙しすぎる、対人関係で悩みを抱えている、夫婦げんかが多いなどの理由でストレスが多い生活を送っていると、それも女性ホルモンの分泌量減少につながるでしょう。ちょっとしたことでイライラしやすい人、人の言動に気持ちを乱されやすい性格の人もストレスが溜まりやすく、それが女性ホルモンの乱れにつながっているかもしれません。

悪い姿勢

姿勢とバストの大きさは関係なく思えるかもしれませんが、姿勢が悪いと血流の悪化を引き起こし、それがバストに十分な栄養が運ばれなくなる要因となります。特に、空き時間があれば常にスマホをいじっている人、猫背がクセになっている人は、バストに向かう血液の流れが低下している可能性が高いので注意が必要です。

加えて、猫背などの悪い姿勢はバストを小さく見せがちですし、バストが垂れる原因にもなります。美バストを目指すのであれば、姿勢に気をつけることが欠かせません。

睡眠不足

睡眠不足

乳腺の発達を促す女性ホルモンの分泌は、睡眠中に盛んになるといわれています。睡眠不足だと女性ホルモンの分泌が十分におこなわれなくなり、乳腺の発達を促すことができません。したがって、バストにつく脂肪量も少なくなります。

夜更かしが習慣になっていたり、睡眠時間は十分でも眠りが浅くて熟睡できなかったりすると、慢性的な睡眠不足となってしまいがちです。バストの成長を促すためには、質の高い睡眠をとることが大切です。

サイズの合わないブラジャーをつけている

ブラジャーのサイズが合っていないと、バストの型崩れや成長を妨げる要因となります。バストが小さいと悩んでいる人に多いのが、小さいサイズのブラジャーをつけているというもの。

ブラジャーのサイズが小さいとアンダー部分などを締め付けてしまい、血管を圧迫してバストへの血流を妨げ、バストに必要な栄養が届きにくくなります。また、ブラジャーのカップによってバストを押しつぶしてしまうため、よりバストが小さく見えるでしょう。

逆にブラジャーのサイズが大きければ大丈夫かというと、そうでもありません。バストに対してブラジャーのサイズが大きいと、カップの中でバストが揺れてしまい、バストが垂れたり型崩れしたりする要因となります。ボリュームのある美バストには、サイズの合ったブラジャーを着用することが必須条件です。

不規則な生活

不規則な生活を送っていると、女性ホルモンが乱れやすく、バストの成長を妨げてしまいます。たとえば、以下のような生活を送っている場合は注意が必要です。

  • 食事の時間がバラバラ
  • 食べたり、食べなかったりする
  • 1日中ダラダラと食べることがある
  • 寝る時間がバラバラ
  • 週末に寝だめして、週中は睡眠不足気味

このような生活は女性ホルモンの分泌量の低下につながります。また、不規則な生活を送っているとストレスを感じやすくもなるので、それも女性ホルモンの分泌量低下の原因となるかもしれません。

バストのサイズアップを目指す方法

バストのサイズアップを目指す方法

バストの大きさは遺伝ではなく、おもに乳腺の発達によって決まるため、女性ホルモンの分泌を促して乳腺の発達をサポートすることがバストアップのポイントとなります。女性ホルモンの分泌量は大人になってからもアップできるので、美バストを目指して今からバストによい習慣を実践してみましょう。

食生活を見直す

バストに必要な栄養がしっかりと届くように、栄養バランスのよい食事を意識してください。特にバストの土台となる筋肉づくりに欠かせないタンパク質、血行を促進してホルモンバランスを整えるのに役立つビタミンEが含まれた食べ物はしっかりと摂りましょう。

加えて、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをもつといわれている大豆イソフラボンを摂取するのもおすすめです。ただし、バストアップにいいからと特定の食べ物だけを食べるのではなく、さまざまな食べ物をバランス良く摂取するようにしましょう。

規則正しい生活を送る

女性ホルモンの分泌を妨げないために、規則正しい生活を送ることも大切です。具体的には、寝る時間と起きる時間を決めて、できるだけそれを守るようにしましょう。また、週末に寝だめするのが習慣になっている場合は、できれば平日と同じ時間に起きて活動するのがおすすめです。どうしても眠たいときは、昼寝をするとよいでしょう。

食事の時間も決め、1日3食規則正しく食べることを意識してみてください。おやつの時間も決めておくと、ダラダラと食べてしまうことを避けられます。

質の良い睡眠を心がける

女性ホルモンの分泌、ひいてはバストの成長には睡眠が欠かせません。睡眠時間をしっかりと確保すること、そして質の高い睡眠をとることを意識しましょう。

眠りが浅くて熟睡できない人は、枕の高さを調整したり、マットレスを見直したりして、ぐっすりと眠れるような環境を整えてみてはいかがでしょうか。就寝前に部屋の照明を暗めにする、リラックスできる音楽を聴くなども質の良い睡眠につながります。

これまで睡眠時間がバラバラだった人、夜更かしが習慣だった人は、夜になると目が冴えてしまって眠るのが難しく思えるかもしれません。その場合、眠くないからと起きているとそれが習慣化してしまうため、眠くなくても同じ時間にベッドに入るようにするのがおすすめです。

自分の体にフィットするブラジャーを選ぶ

自分の体にフィットするブラジャーを選ぶ

ブラジャーのサイズは、小さすぎても大きすぎてもNGなので、自分の体にフィットするものを選ぶようにします。何年も前から同じサイズのブラジャーを着用している人はサイズが合っていない可能性が高いので、サイズをきちんと測ってみましょう。また、ブラジャーサイズは常に変化するため、ブラジャーを購入するときは、その都度サイズを測って購入するのがおすすめです。

ブラジャーサイズの測り方については、以下の記事をご覧ください。

>>正しいブラジャーサイズの測り方とは?

ストレスを溜めない工夫をする

ストレスは女性ホルモンの分泌を妨げます。ストレスを感じたら、その都度発散させてストレスを溜めないように工夫しましょう。

ストレス解消には、ジムに行って体を動かす、趣味に没頭する、美しい自然が楽しめる場所に行く、友達とおしゃべりをする、アロマを楽しむなどが効果的です。自分なりのストレス解消方法を見つけて、ストレスを溜めないように意識してみてください。

バストアップにいいエクササイズをする

バストの土台となる大胸筋を鍛えると、バストを支える力が強くなりバストアップにつながります。また、下垂気味のバストにもハリが出て、美バストに近づけるのもメリットです。プッシュアップ(腕立て伏せ)や合掌のポーズなどの筋トレは簡単にできるので、定期的におこなってみてはいかがでしょうか。

プッシュアップや合掌のポーズなどの筋トレのやり方は、以下の記事で解説しています。

>>バストアップに筋トレは逆効果?真相を徹底解説

バストアップサロンを利用するのもひとつの方法

バストサイズが小さいのが悩みならば、バストアップのプロに相談するのもおすすめです。バストアップサロンでは、「バストが小さい」「バストが垂れてきた」「形のよいバストにしたい」など、それぞれの悩みに応じたバストアップ施術を受けることができます。セルフケアでは効果が出なかった方でも、バストアップサロンに通うことでハリのある美バストが目指せますよ!

Rococoで自信が持てるバストに!

Rococoで自信が持てるバストに!

バストアップ専門サロン「Rococo」のバストアップメソッドでは、ふたつの方法でバストのボリュームアップを目指します。

  1. 脇や背中に流れた脂肪をバストに戻す
  2. 最新美容機器を用いてコラーゲン率を150%UP

バストの脂肪は、合わないブラジャーや間違ったケアなどの影響で脇や背中に流れてしまっていることが少なくありません。Rococoのエステティシャンによるハンドマッサージで流れた脂肪をバストに集めると、ふんわりとしたボリュームのあるバストになります。さらに繰り返し施術を受けることで、脂肪がバストに定着して豊かなバストになれるのです。

ハリのあるバストになるには、クーパー靭帯が強化されることが必要です。Rococoでは最新美容機器を用いたケアをおこなうことでコラーゲン率を増加させ、ハリのあるバストに導きます。定期的に施術を受けることで弾力のあるぷるんとしたバストになり、自分のバストに自信が持てるようになりますよ。

まとめ

バストの大きさは努力次第で理想の大きさに成長可能

バストの大きさは遺伝の影響をほとんど受けないため、努力次第で理想の大きさに成長させることも不可能ではありません。女性ホルモンの分泌を促す生活を心がけ、乳腺の発達を促しましょう。そうすることで、ボリュームのなかったバストでも、ふっくらとした美バストに近づけることができるでしょう。