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豊胸でバストアップしようかと考えてはいても「思うようなバストアップが実現できる?」「失敗しない?」など、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。また「豊胸はやめた方がいい」という意見もあるため、どのようなリスクやデメリットがあるのかも気になりますよね。
豊胸術は美容整形手術であるため、失敗やリスクなどの不安要素があることも事実です。また、豊胸術といっても種類によってバストアップの仕上がりに違いがあり、メリットやデメリットもそれぞれ異なります。
この記事では、豊胸はやめた方がいいといわれる理由や豊胸術の種類、さらに注意点やデメリットについて詳しく解説していきます。豊胸術を検討している方は、リスクやデメリットをよく理解したうえで手術を受けましょう。
豊胸とは?
豊胸とは、美容目的でバストを大きくする手術のことです。豊胸術にはいくつか種類があり、バストアップできるサイズや仕上がり、効果の持続期間、費用などが異なります。そのため、それぞれの違いを考慮したうえで自分に合った豊胸術を選ぶことが大切です。
豊胸をやめたほうがいいといわれるのはなぜ?
豊胸術を受けることで理想のバストに近づけることはできますが、やめた方がいいという声も聞かれます。ここでは、豊胸をやめた方がいいといわれる理由についてみていきましょう。
豊胸には寿命がある
ほとんどの豊胸術には寿命があります。種類によって効果の持続期間に差があり、短いもので数カ月、長くても約10年といわれています。術後のバストの大きさを維持するには、定期検診やメンテナンスを受けることはもちろん、寿命がきたときには再手術をする必要があります。
バストアップのサイズが限られる
残念ながら、豊胸でバストアップできるサイズには限りがあります。確実にバストアップできるのは1〜2カップまでです。
2カップ以上のサイズアップが可能な豊胸術でも、体形によってどこまでバストアップできるかが変わります。そのため、なりたい大きさのバストが叶わない可能性もあることを理解しておきましょう。
バストが硬く感じる
豊胸術では、術後どうしてもバストが硬くなります。自胸がそのまま大きくなるイメージをもっていると、思っていたのとは違うと感じてしまうでしょう。自胸のような自然な触り心地のバストアップにこだわるなら、経過とともにバストが柔らかくなる豊胸術を選ぶ必要があります。
術後に痛みがある
豊胸は手術後に痛みを感じることがあります。ただし、豊胸術の種類によって術後の痛みは大きく異なります。痛みを強く感じる豊胸術の場合、術後約1〜2か月痛みが続くといわれています。
一方で、痛みをあまり感じない豊胸術は術後2〜3日程度で痛みも治まります。痛みに弱い方はカウンセリングでダウンタイムについて確認しておくと安心です。
感染症を起こすことがある
豊胸術は、種類に関係なく感染症を引き起こす可能性があります。感染症のリスクを軽減するには、衛生管理がしっかりされていることはもちろん、経験豊富な医師が在籍しているクリニックを選ぶことが大切です。
高額な費用がかかる
豊胸術は1回にかかる費用が高額です。種類によって価格に幅がありますが、安くても約20万円、高いと150万円以上かかります。また検査費用や麻酔代が含まれていない場合、別途費用が必要です。すでに豊胸術には寿命があるとお伝えしましたが、再手術をすることを考えると簡単に受けられる価格帯ではないといえます。
失敗するリスクもある
豊胸術には失敗するリスクもあります。ここでは、代表的な3つのリスクについて紹介していきます。
しこりができる
豊胸術の種類によっては、術後にしこりができる場合があります。しこりができる原因は、医師の技術力と体質が関係していると考えられます。また、ダウンタイム中に気になってバストを触りすぎたり、圧迫感のあるブラジャーを着用したりしていると、バストに負担がかかってしこりが形成されやすくなるといわれているので注意しましょう。
石灰化や瘢痕化(はんこんか)を起こす
術後にできたしこりを放置していると、さらに固くなって石灰化してしまいます。また、放置されたしこりによって瘢痕化を引き起こす可能性もあるのです。
豊胸術によって違いがありますが、瘢痕化は炎症や過剰生成されたコラーゲンが塊となって起こります。その結果、バストの形状や柔らかさが損なわれてしまいます。
左右差ができる
豊胸を成功させるには高度な技術力が必要です。そのため、医師に十分な技術が備わっていない場合、仕上がりに左右差ができてしまう可能性があります。左右差ができるのを回避するには、経験豊富な医師の手術を受けることが重要です。
豊胸術はバレる?
豊胸している人のバストには特徴があるため、手術をうけたことがバレてしまう可能性があります。ここでは、豊胸術がバレるおもな要因について紹介していきます。
急なサイズアップ
バストが急にサイズアップすることで、豊胸していることがバレてしまったという人は多くみられます。職場や友人にバレたくないという場合は、豊胸術の前からブラジャーでバストを大きく見せておくのもひとつの方法です。豊胸術によっては段階的にバストを大きくするという方法もありますが、手術の回数が増えるため費用の負担も大きくなってしまいます。
触り心地の違和感
触り心地の違和感も豊胸がバレる原因のひとつです。術後にバストが硬くなってしまう豊胸術の場合、どうしても触り心地に違和感が生じてしまいます。また、豊胸術によってはバストを触ったときに冷たさを感じることもあるようです。
傷跡
切開を伴う手術の場合は傷跡ができてしまいます。傷跡が残るおもな場所は、バスト下・脇の下・バスト横・乳輪の近くです。
一般的には脇やバストの下を切開することが多く、約2.5cm〜4㎝ほどの傷跡が残ります。傷跡は時間とともに少しずつ薄くなってきますが、術後数か月は目立つためバレやすくなります。
仰向けに寝ても流れないバスト
豊胸術によって作られたバストは、仰向けに寝てもバストが脇へ流れません。立っているときと同じ形が維持されるため、不自然さによって豊胸していることがバレる可能性があります。自胸のような自然なバストの動きを再現するには、選ぶ豊胸術が限られてきます。
豊胸術の種類と特徴
ここからは、豊胸術の種類とそれぞれの特徴について紹介していきます。自分に合った豊胸術がどれに当てはまるのか、ぜひチェックしてみてください。
脂肪注入豊胸術
脂肪注入豊胸術は、自身の腹部や太ももから採取した脂肪をバストに注入する方法で、半永久的な持続性があることが特徴です。ただし、注入した脂肪が全て定着するわけではなく4~5割は体内に吸収されるため、2〜3カ月後に脂肪が定着した時点でどのくらいバストアップできたかがわかります。脂肪が定着したときには、脂肪注入直後よりもサイズダウンするということを理解しておきましょう。
胸に脂肪を注入するときは、腋に2~3mmくらいの小さな穴を開け、細いカニューレや注射針で注入するため傷跡は小さく目立ちません。また、仕上がりも自胸のような柔らかさや揺れがあるため、豊胸したことがバレにくい方法でもあります。
ただし、定着しなかった脂肪細胞が吸収されずにしこりや石灰化が起こる可能性があるため、脂肪の定着率を高めることが大切です。2カップまでのバストアップが可能ですが、痩せている人は注入できる脂肪量が少なくなります。最近では、しこりや石灰化が起こりにくい方法も確立されているため、事前にクリニックで確認するとよいでしょう。
麻酔方法 | 全身麻酔 |
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手術時間 | 約3時間 |
費用 | 約150万円 |
ヒアルロン酸豊胸術
ヒアルロン酸豊胸術は、ジェル状のヒアルロン酸をバストに注入する方法です。ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分で、注入後に少しずつ体内に吸収されていきます。効果の持続期間は使用するヒアルロン酸によって異なり、短いと2か月〜半年、長くても2〜3年です。
触り心地を重視する場合は柔らかいタイプのヒアルロン酸を使用しますが、効果の持続期間を長くするためには固めのヒアルロン酸が使われます。バストがボリュームダウンしたら再注入することで大きさを維持できますが、繰り返し同じ場所に注入しているとしこりができやすくなるため注意が必要です。
一般的に1〜2カップのサイズアップまでの注入量が推奨されています。注入量を細かく調整できることも特徴で、バストの左右差を整えたり部分的にバストアップしたりすることも可能です。
麻酔方法 | 局所麻酔 |
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手術時間 | 約15~30分 |
費用 | 1カップ(100CC)約20~80万円 |
シリコンバッグ豊胸術
シリコンバッグ豊胸術は、バストの下や脇を切開してシリコン製のバッグをバストに挿入する方法です。一般的に3~5㎝の切開が必要なため、術後に傷跡が残ります。また、効果の持続期間は約10年といわれていますが、シリコンバッグが破損した場合は抜去しなければなりません。
シリコンバッグは、形状や大きさなど種類が豊富にあることが特徴です。理想の形を自由に選ぶことができ、2カップ以上のバストアップも可能です。
ただし、大き過ぎるサイズの挿入は被膜収縮などの症状を引き起こす可能性があります。そのため、実際には3〜4カップのバストアップくらいまでのシリコンバッグを挿入するケースが多いようです。
シリコンバッグ豊胸術はサイズや形など希望のバストアップが叶いますが、自胸のような揺れや自然な触り心地は望めません。また、ほかの豊胸術と比較してダウンタイムが長く術後の痛みも伴うため、あらかじめ慎重に検討しておくことが重要です。
麻酔方法 | 全身麻酔 |
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手術時間 | 約3~4時間 |
費用 | 約100~150万円 |
ハイブリッド豊胸術
ハイブリッド豊胸術とは、シリコンバッグ豊胸と脂肪注入豊胸を組み合わせた手術方法のことです。挿入したシリコンバッグの縁に脂肪注入することで、自然な見た目に仕上げることができます。シリコンバッグ挿入と脂肪注入を同時にすることはもちろん、すでにシリコンバッグ豊胸をしている場合も後から脂肪注入が可能です。
それぞれのメリットを生かし、2サイズ以上のバストアップと自然な仕上がりが期待できる豊胸術です。ただし、シリコンバッグ挿入に加えて脂肪注入も加わるため、ダウンタイムが長く費用も高額になります。
麻酔方法 | 全身麻酔 |
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手術時間 | 約3~4時間 |
費用 | 約120~180万円 |
豊胸術のメリットとデメリット
豊胸術は種類によってそれぞれメリットとデメリットが異なります。ここでは、豊胸術の種類ごとに、メリットとデメリットについて詳しく確認していきましょう。
メリット | デメリット | |
脂肪注入豊胸術 |
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ヒアルロン酸豊胸術 |
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シリコンバッグ豊胸術 |
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ハイブリッド豊胸術 |
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豊胸術は再手術や修正ができる?
豊胸術の種類によって対処法は異なりますが、それぞれ再手術や修正をすることは可能です。脂肪注入豊胸術やヒアルロン酸豊胸術でしこりができた場合は除去し、再度注入することができます。
シリコンバッグ豊胸術やハイブリッド豊胸術でシリコンバッグが破損した場合は、抜去や入れ替えをおこないます。また、抜去後に別の豊胸術で再手術するケースもあるようです。
修正と再手術のどちらが適しているのかは、豊胸後の状態によって変わってきます。何か異変を感じた場合は、早めにクリニックで医師に相談をしましょう。
豊胸術の選び方
豊胸術を選ぶ際は、自分の目的に合った方法を選びましょう。副作用が少なく自然なバストアップをしたいのであれば脂肪注入豊胸術がおすすめです。また、手軽に程よくバストを大きくしたい場合はヒアルロン酸豊胸術、とにかく大幅にバストアップしたい場合はシリコンバッグ豊胸術やハイブリッド豊胸術が向いています。
豊胸術の注意点
ここからは、豊胸術の注意点について紹介していきます。
豊胸術の特徴やリスクを理解する
豊胸術は種類によって仕上がりや効果の持続期間、ダウンタイムが大きく変わってきます。バスト悩みを解消して理想とするバストアップを叶えるには、特徴やリスクを理解したうえで豊胸術を選択することが大切です。
複数のクリニックでカウンセリングを受ける
クリニックでは、施術をおこなっている豊胸術の種類や使用するシリコンバッグ、製剤などがそれぞれ異なります。費用にも差があるため、複数のクリニックでカウンセリングを受けて比較するとよいでしょう。また、カウンセリングを受けることで、院内の雰囲気や医師の人柄などを知ることもできます。
無理のないサイズアップを目指す
無理なサイズアップは、しこりや石灰化、被膜収縮などのリスクを高める恐れがあります。そのため、自分の体形に合ったサイズアップを目指すことが大切です。大幅なサイズアップが可能なシリコンバッグ豊胸術などは、医師と相談して現実的なサイズを選びましょう。
保証期間・補償内容を確認する
クリニックによって保証制度が異なります。豊胸術は術後の副作用やダウンタイムがある施術のため、手術を受ける前に必ず保証期間や補償内容を確認しておきましょう。アフターフォローをしっかりおこなっているクリニックだと安心です。
施術実績の多いクリニックを選ぶ
豊胸術は施術実績の多いクリニックを選ぶことが重要です。実績が多いということは、たくさんの人から支持されているという判断基準になります。簡単な施術ではないだけに、医師の経験や技術力が問われます。
リスクが心配ならバストアップサロンがおすすめ
ここまで豊胸術のリスクや注意点について紹介してきましたが、「やはりリスクが怖い」という方はバストアップサロンでの施術がおすすめです。バストアップサロンでは、ハンドマッサージや専用のマシンを使用した施術で、サイズアップはもちろん、バストの形を美しく整えることができます。さらにマッサージによる血行促進やコラーゲンを促す施術では、体調改善や美肌効果も期待できます。
切らない・痛くない方法でバストアップを目指せる「Rococo(ロココ)」
Rococo(ロココ)は、Rococo式バストアップメソッドで理想のバストを作り上げることを目指しているエステサロンです。一度でバストアップが実感できるといわれる施術が大きな魅力です。
姿勢の改善からおこない、コラーゲンの働きを活性化させて「ふんわりマシュマロバスト」へ導きます。豊胸術のように切ったり注入したりしないため、ダウンタイムもありません。
メニューにはサイズアップコースだけではなく、下垂バスト解消コースや左右差バスト改善コースも用意されています。悩みや目的に合わせたバストアップを目指せるでしょう。
まとめ
豊胸術にはいくつかの種類があり、メリットやデメリット、仕上がりの特徴なども異なります。また、それぞれリスクやダウンタイムも存在するため、なりたいバストや体形に適した豊胸術を選ぶことが重要です。
豊胸術の費用は決して安価ではありません。そのため、効果の持続期間や再手術のこともあらかじめ考えておく必要があります。
豊胸術を受ける勇気がないという方は、バストアップサロンも検討してみるとよいでしょう。自分が無理なく受けられる方法で、ぜひ美しいバストを手に入れてください。