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バストアップを目指すために育乳ブラを着ける人は少なくありません。
育乳ブラを着けることでバストアップ効果が実感できる人も多いですが、中には育乳ブラは効果なし、という意見もあります。実際のところ、育乳ブラにバストアップ効果はあるのでしょうか。
育乳ブラを着けてもバストアップ効果が実感できない場合、何が原因なのでしょうか。
この記事では育乳ブラの効果や効果が実感できない理由、育乳ブラを着ける場合の注意点をくわしく解説します。
育乳ブラにはバストアップ効果がある?効果なし?
育乳ブラを着けている人や育乳ブラを検討している人にとって、育乳ブラにバストアップ効果があるのかどうか、それとも効果なしなのかが気になるところでしょう。
バストアップを単にバストの脂肪を増加させることと定義するなら、育乳ブラはバストアップ効果なしといえるかもしれません。ブラジャーを着けてもバストを構成する脂肪が増える訳ではないからです。
では育乳ブラを着けることで期待できる効果とはどのようなことがあるのでしょうか。
育乳ブラの効果とは?
育乳ブラは人気があり、多くの女性が着けています。
バストアップ効果なし、というのが本当なら育乳ブラを着ける意味はあるのでしょうか。
それともバストアップ効果なしと知らずに着けているのでしょうか。
調べてみると育乳ブラにはバストのお悩みを抱える方にとって、うれしい効果があることが分かりました。ここでは育乳ブラの持つ効果をくわしく解説します。
①バストにお肉を集める効果
育乳ブラには強い補正力があり、本来バストにあるべきお肉を背中や脇からバストに集めてくれるため、バストをボリュームアップさせる効果があります。
カップサイズが同じでも育乳ブラを正しく着ければ豊かなバストラインづくりが可能です。
育乳ブラを正しく着けるとバストにお肉が集められるため、バストがボリュームアップし、脇や背中がスッキリしてスタイルが良く見えます。
②バストの形を整える効果
育乳ブラを着けると、バストの形に自信がない方でも理想のバストラインが可能です。
例えば内向きのカップが入った育乳ブラを着けると離れ乳の方でも美しいバストラインをつくることができますし、ワイヤー入りの育乳ブラを着ければバストの境目がはっきりしないい方でも引き締まったバストラインが叶います。
育乳ブラにもさまざまな種類があるため、効果なしと決めつけずご自分のお悩みを解消できる育乳ブラを見つけましょう。
バストを正しい位置にキープする効果
育乳ブラは強いホールド力でバストを正しい位置にキープする効果に優れています。
そのため、バストのお肉が流れてカップがパカパカしたり、ブラジャーがずれたりせず一度つくったバストラインが崩れません。
育乳ブラには丈夫なストラップがついているため、重力を受けやすいバストや引っ張る力に弱いクーパー靭帯の保護にも効果的といえるでしょう。
育乳ブラは効果なしといわれる理由とは?
育乳ブラには前述のようにバストのお悩みを抱える方にとってうれしい効果があるにもかかわらず、一部で効果なしといわれるのはなぜなのでしょうか。
効果なしとされる理由を調査してみると、育乳ブラの本来の効果が発揮されていなかったり、体質により育乳ブラのメリットが受けられなかったりすることが分かりました。
育乳ブラが効果なしと感じるケースでは次のような理由が考えられます。
効果なしと感じる理由①サイズが合っていない
育乳ブラのサイズが合っていないと、育乳ブラがずれたり、カップに入りきらなかったお肉が背中や脇に流れてしまい効果なしとなる恐れがあるため、注意が必要です。
サイズが合わない育乳ブラでは、バストを正しい位置でキープすることも美しいバストラインを作ることもできませんから、効果なしと感じてしまうのも無理はありません。
美しいバストラインをつくるにはきちんとバストサイズを測り、サイズの合う育乳ブラを着けることが大切です。
効果なしと感じる理由②元々バスト周辺の脂肪が少ない
元々バスト周辺の脂肪が少ない方は育乳ブラの効果が感じられず、効果なしと判断してしまう可能性が高いでしょう。
育乳ブラは背中や脇に流れた余分な脂肪を集めて美しいバストラインをつくりますが、集める脂肪がない方にはバストアップ効果を実感できず効果なしと感じてしまうのです。
最近では脂肪の少ない痩せ型の方の育乳ブラも販売されていますから、効果なしとすぐに判断せずショップの方に自分に合う育乳ブラをアドバイスしてもらうと良いでしょう。
効果なしと感じる理由③正しい着け方をしていない
育乳ブラは正しく着けないと効果を実感できず、効果なしと判断してしまいがちです。
一般のブラジャーも同様ですが、正しい着け方をしないと効果を十分に発揮できません。
正しい育乳ブラのつけ方は次のとおりです。
育乳ブラの正しい着け方
- 育乳ブラのストラップを両肩にかけ、育乳ブラの下部をバージスライン(バストとお腹の境目)に合わせます。
- 90度お辞儀をして、バージスラインをずらさないよう注意しながらホックを留めます。
- 左手で育乳ブラの左サイド部分のワイヤーを持ち、右手で脇や背中に流れたお肉をカップに入れ込んだらワイヤーがバストラインにきちんと合っているか確認しましょう。
- 反対側も同様に脇や背中に流れたお肉をカップに入れ込み、バストラインを合わせます。
- 姿勢を戻してブラカップを下から支えながらカップ内のお肉を上に引き上げましょう。反対側も同じようにします。
- 鏡でチェックし、脇にお肉が流れていればカップに入れ込みましょう。
- 横から見た時にバストトップが二の腕の半分の高さより上にくるように調整します。
育乳ブラでバストアップしやすい人の特徴とは?
育乳ブラは、効果なしと感じてしまう人もいればバストアップしやすい人もいます。
では育乳ブラで効果を実感しやすいのはどのような人なのでしょうか。
バスト周辺の皮下脂肪が多い
バスト周辺(背中や脇、お腹など)に皮下脂肪が多い方は、皮下脂肪が少ない方と比べて育乳ブラのバストアップ効果を実感しやすいといえます。
これは育乳ブラを着ける際、背中や脇、お腹のお肉を移動させてバストのカップ内に入れ込むため、皮下脂肪が多い方がバストのボリュームアップがしやすいためです。
皮下脂肪が少ないと入れ込むお肉がないため、効果なしとなってしまうのです。
毎日育乳ブラを正しく着ければ徐々に美しいバストラインに育つことが期待できます。
加齢の影響でバストのハリが失われた
加齢による影響でバストのハリが失われた方は、育乳ブラを着けることで美しいバストラインが育つ可能性があります。
バストのハリが失われると、バストを形づくるクーパー靭帯への負担も大きくなります。
クーパー靭帯は一度損傷すると修復が大変難しくなるため、損傷を防ぐ対策が必要です。
ハリが失われたバストは育乳ブラでしっかりホールドして、下垂を進行させないようにしましょう。
出産の影響でバストの形が崩れた
出産の影響でバストの形が崩れてしまった方にも育乳ブラの着用が効果的です。
出産や授乳の時期はバストのサイズ変動が大きく、人によってはバストサイズが2カップ
も大きくなることがあります。
卒乳後にバストがしぼんでバストの下垂やそげ胸で悩まれる方も少なくありません。
このような場合も、育乳ブラを着けることで美しいバストラインをつくることが可能です。
育乳ブラの正しい選び方のポイントは?
育乳ブラの効果を実感するには、育乳ブラを正しく選ぶことが大切です。
育乳ブラは正しく選ばないと効果が得られず、効果なしとなる可能性が高くなります。
ここでは自分のバストに合った育乳ブラを選ぶポイントをくわしく解説します。
①サイズが合っている
育乳ブラの効果を実感するために、自分のバストに合うサイズの育乳ブラを選びましょう。
バストサイズは食生活や生活習慣により変動することがあり、サイズが合わない育乳ブラでは効果なしとなる可能性が高いため、購入する前にランジェリーショップでサイズを測ってもらうことが大切です。
実際に自分ではAカップだと思っていたけれど、きちんとサイズを測ってもらったらCカップだった、というケースも珍しくありません。
自分のバストサイズに合った育乳ブラを着ければ、効果を実感しやすくなります。
②正しい着け方をしている
自分のバストサイズに合う育乳ブラを購入しても、着け方が間違っていると効果なしと感じてしまう可能性が高いです。
前述の育乳ブラの着け方を参考にして正しく着用しましょう。
自分のバストサイズに合う育乳ブラを正しく着ければ、バストアップ効果が期待できます。
③通販の場合、交換可能かを確認する
通販で育乳ブラを購入する場合、万が一サイズが合わない場合に交換が可能か確認しておくと良いでしょう。できれば交換が可能なお店で購入することをおすすめします。
これは同じサイズであってもメーカーにより大きさが異なる場合があるためです。
買ってしまったから、という理由でサイズが合わない育乳ブラを着けるとバストアップ効果なしという結果につながりかねません。
育乳ブラを選ぶ場合、効果なしとならないようお店で試着して購入するのがベストですが、通販で購入する場合にはサイズ交換が可能なお店を選ぶのもひとつの方法です。
バストアップのためにはナイトブラの着用もおすすめ
バストアップを目指すには日中は育乳ブラ、夜はナイトブラを着用するのがおすすめです。
ナイトブラはここ数年徐々に浸透しており、20代、30代の若い世代では着用率が上がってきましたが、それでも全体でみると3割程度といわれています。
ナイトブラを着用している方を調査してみると、着用する理由は「バストの形が崩れるのを防ぎたいから」とか「バストの冷えを予防したいから」という美容目的ばかりではありませんが、実はナイトブラはバストアップ対策に欠かせないアイテムです。
ナイトブラが必要な理由とは?
ここではバストアップのためになぜナイトブラの着用が有効なのか、その理由をくわしく解説します。
①睡眠時のバストの形崩れを防ぐ
ナイトブラを着けずに眠る場合、バストは寝返りを打つたびに揺れ、眠っている姿勢によっては横方向や下方向に流れがちになります。
たとえば下を向いて眠るクセがある場合、バストに体重がかかって潰れた状態になります。
このように睡眠時にバストが流れると徐々に形が崩れやすくなるため、注意が必要です。
ナイトブラを着ければバストをしっかりホールドしてくれるのでバストの形が崩れる心配がありません。
②クーパー靭帯の損傷を防ぐ
ナイトブラを着けない状態で眠ると、姿勢によってはクーパー靭帯に負担がかかりやすくなります。とくにバストが大きい方の場合、バストの揺れによるクーパー靭帯への負担も大きくなりがちで、ときには損傷を与えてしまうこともあります。もちろんバストが小さい方でもクーパー靭帯に負担がかかりますからナイトブラを着用するのがおすすめです。
ナイトブラを着ければバストの揺れを防ぎ、クーパー靭帯への負担も避けられます。
③バストが安定するので深い眠りに入れる
ナイトブラを着けずに眠る場合、人によってはバストが揺れるたびに目を覚ましてしまったり、目を覚まさないまでも眠りが浅くなることがあるため、注意が必要です。
バストアップに欠かせない女性ホルモンの分泌は深い眠りに入っている時に活発になるため、眠りが浅いとバストアップにも影響を及ぼします。
ナイトブラでバストをしっかりホールドすれば、どのような寝姿勢になってもバストの位置をキープし、深い眠りを妨げません。
効果的なバストアップを目指すにはナイトブラを着用するのがおすすめです。
④バストの冷えを防ぎ、栄養を届けやすくする
ナイトブラを着けることでバストの冷えを防ぎ、バストに栄養を届けやすい状態に導きます。
実はバスト周辺の血行が悪く、冷えを感じる女性は意外と多いんです。
栄養は血液にのって届けられるので、バスト周辺の血行が悪い方の場合バストに栄養が届きにくく、効果なしと感じることも少なくありません。
ナイトブラを着けることでバスト周辺の血行が促進されると、バストの栄養が届きやすくなりバストアップ効果に期待できます。
育乳ブラとあわせてバストケアサロンの施術を受けると効果倍増
育乳ブラは美しいバストラインを目指すために効果的なアイテムですが、それとあわせてバストケアサロンの施術を受けると効果が倍増することをご存知でしょうか。
美しいバストラインづくりには育乳ブラだけに頼らず、直接働きかけることも大切です。
バストケアサロンの施術はバスト周辺の血行を促進するため、女性ホルモンやバストアップに必要な栄養がバストに届きやすくなり、バストアップに期待できます。
また施術後のバストはやわらかいマシュマロのようでさわり心地がとても良いんです。
やわらかいバストはバストラインづくりもしやすいため、育乳ブラと合わせて使えばバストアップ効果の倍増が期待できます。
まとめ
育乳ブラにはバストの脂肪を増やす効果はありませんが、バスト周辺のお肉をバストに移動させ美しいバストラインをつくることが可能です。
効果には個人差があり、効果なしと感じる方もいますが、自分のバストに合う正しいサイズの育乳ブラを着ければ美しくバストアップすることができるでしょう。
より速く、より美しいバストラインを目指すならバストケアサロンの施術がおすすめです。
バストの専門家があなたのバストをベストな状態に導いてくれますよ。