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豊胸でヒアルロン酸を注入する効果やリスクなど徹底解説

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豊胸でヒアルロン酸を注入する効果やリスクなど徹底解説

「手軽にバストを大きくしたい」「バストの形を整えたい」といった願いを叶えてくれる方法の一つとしてヒアルロン酸注入による豊胸があります。

ヒアルロン酸による豊胸であれば、シリコンバッグを挿入する豊胸術よりはハードルが低く感じられて、やってみようかなと考えている方もいるのではないでしょうか。

とはいえ、本当に効果があるのか、またリスクがないのかと心配している方もいることでしょう。

そこで今回は、ヒアルロン酸注入による豊胸の効果、メリットやデメリット、リスクについて解説します。受けるべきか迷っている方、ほかの豊胸術と悩んでいる方は、本記事を参考にしてみてください。

ヒアルロン酸注入による豊胸とは

ヒアルロン酸注入による豊胸とは

ヒアルロン酸注入による豊胸とは、バストアップ用のヒアルロン酸を注入することで、バストを大きくしたり、形を整えたりする豊胸術です。

ヒアルロン酸はもともと体内にある成分なので、安全性についても問題はありません。しかも、治療時間も15~30分程度と短時間ですむのが魅力です。

メスを入れる豊胸術ではないので体への負担が少なく、比較的気軽に挑戦できる豊胸術ともいえます。

ヒアルロン酸豊胸によって得られる効果

ヒアルロン酸豊胸によって得られる効果

ヒアルロン酸注入による豊胸は、ヒアルロン酸を注入する量や部位を調整することで、バストを好きな形にデザインできます。

具体的にどのような効果が得られるのか、みていきましょう。

サイズアップ効果

ヒアルロン酸をバスト全体にバランス良く注入することで、全体的にバストサイズを大きくすることができます。

「もう1カップアップさせたい」「ふっくらとしたバストにしたい」といった願いも、ヒアルロン酸豊胸なら実現することができます。

谷間を作れる

胸元の谷間に憧れる女性は多いものの、バストにある程度のボリュームがないと、谷間は作れません。

しかし、ヒアルロン酸豊胸では、両胸の内側にヒアルロン酸を注入することで、谷間部分にボリュームを出すことができます。

谷間ができると、水着や胸元が大きく開いたデザインのトップスなども堂々と着こなせるようになれるものです。これまで自分には似合わないと感じていた服装にも挑戦できたりして、ファッションの幅が広がるでしょう。

バストの左右差を解消できる

筋肉や脂肪の付き方、乳腺の発達の仕方の影響で左右のバストの大きさに違いが生じるのは、珍しいことではありません。しかし、バストに左右差があると、下着選びも大変ですし、見た目も気になるものです。

そんな悩みもヒアルロン酸豊胸であれば、ボリュームが少ないほうのバストを中心にヒアルロン酸を注入することで解消することができます。

しぼんだバストにハリを与える

出産や授乳を経験することで、「バストが垂れた」「しぼんだ」という方は多くいます。

ヒアルロン酸豊胸では、しぼんだバストにヒアルロン酸を注入することで、ハリのあるふっくらとしたバストを取り戻すことが可能です。

バストの形状を変化できる

人によって理想のバストの形状は異なり、バストの外側にボリュームを出したい人もいれば、バストの上部をボリュームアップしたい人もいることでしょう。

ヒアルロン酸豊胸では、希望に合わせてヒアルロン酸を注入する場所を変えられるので、理想の形状にバストを整えることができます。

また、バストトップが外側を向いている場合も、ヒアルロン酸を注入する部位を工夫することで、バストトップが正面を向くようにすることもできます。

ヒアルロン酸注入による豊胸のメリット

ヒアルロン酸注入による豊胸のメリット

豊胸術には、シリコンバッグ挿入、脂肪注入豊胸などほかの方法もありますが、その中でもヒアルロン酸注入による豊胸をすることには、どんなメリットがあるのでしょうか。

ほかの豊胸術と比較したメリットをご紹介します。

短時間で施術が完了する

ヒアルロン酸豊胸の大きなメリットは、施術が短時間で完了することです。

ヒアルロン酸の注入量などによって必要とされる時間は変わってくるものの、一般的には15~30分程度で終わるとされています。

入院の必要はなく、施術が終わった後はすぐに帰宅できるので、仕事帰りに立ち寄って施術を受けることも可能です。

シリコンバッグ挿入による豊胸だとメスを使用するため、1~2時間くらいの時間がかかるのが一般的です。脂肪注入豊胸の場合も、まずは脂肪を吸引した後に不純物を除去した脂肪を注入するため、それなりの時間がかかります。

その点、ヒアルロン酸豊胸はほかの豊胸術と比べて短時間で終わるため、気軽にチャレンジできるのがメリットです。

傷跡がほとんど残らない

ヒアルロン酸豊胸はメスを使用せず、注射器でヒアルロン酸を注入する豊胸術です。そのため、傷跡がほとんど残らないのもメリットといえるでしょう。

「誰にもバレないようにこっそり豊胸したい」「体に傷が残るのはイヤ」という人にとって、ヒアルロン酸豊胸は魅力的な豊胸術です。

自然なバストアップができる

バストを大きくしたいものの、「不自然な仕上がりになるのはちょっと…・・・」という女性は少なくありません。いくらバストが大きくなっても、豊胸したのが明らかなくらい不自然だと、周りの目も気になってしまうからです。

ヒアルロン酸豊胸では、ヒアルロン酸の注入量を調整できるため、自然にバストアップすることができます。

ヒアルロン酸をバスト全体に注入して自然とサイズアップさせたり、バストの外側や上部などボリュームが足りない部位にだけ注入して、バストをきれいな形状に整えたりすることができます。

自分の理想とするバストの大きさ、形状に微調整がしやすいのがメリットです。

ダウンタイムが少ない

ほかの豊胸術と異なり、ダウンタイムが少ないのもヒアルロン酸豊胸のメリットです。施術を受けた当日に帰宅できるだけでなく、翌日には普段どおり仕事に行くこともできます。

もちろん、痛みや腫れ、内出血といった症状が出ることはありますが、ほかの豊胸術と比較するとヒアルロン酸豊胸はダウンタイムが少ない施術方法です。

ヒアルロン酸注入による豊胸のデメリット

ヒアルロン酸注入による豊胸のデメリット

ヒアルロン酸豊胸で後悔することのないように、施術を決める際はデメリットについても知っておきましょう。

ヒアルロン酸豊胸のデメリットは以下のとおりです。

劇的なサイズアップができない

ヒアルロン酸豊胸では、劇的なサイズアップはできません。ヒアルロン酸の注入量が多すぎると、しこりなどのリスクが高まるため、1回の施術で注入できる量に限りがあるからです。

劇的なサイズアップを望むなら、シリコンバッグ挿入による豊胸術一択となります。

ヒアルロン酸豊胸だと、1回の施術でサイズアップできるのは1カップが目安と覚えておきましょう。

触り心地が硬くなるケースがある

ヒアルロン酸豊胸のほかのデメリットは、触ったときの感触が硬くなるケースがあることです。

触れたときにふんわりとした柔らかなバストが理想ですが、ヒアルロン酸の注入量や注入方法、もともとのバストサイズ次第では仕上がりが硬くなってしまうことがあります。

その理由は、豊胸術では粒子が大きめで、硬めの性質のヒアルロン酸を使うからです。

ボリュームを出しつつ、触ったときに柔らかいバストにするには、ヒアルロン酸を乳腺下に注入すること、また細かく分散して注入することが求められます。

また、ヒアルロン酸の注入量が多いと、硬いバストになりやすいといわれています。

特に小さめのバストに対して大量のヒアルロン酸を注入すると、硬い質感のバストになりやすいので注意が必要です。

効果が持続する期間が限られている

ヒアルロン酸豊胸は「プチ豊胸術」と呼ばれることからも分かるように、効果の持続期間が限られています。

バスト内に注入されたヒアルロン酸は、時間を掛けて徐々に体内に吸収されてしまうからです。

そのため、せっかくバストアップできても、一定期間が経過すると、元のサイズに戻ってしまいます。

長期間にわたって効果が持続させたいなら、ヒアルロン酸注入以外の豊胸方法を選ぶほうが良いでしょう。

ヒアルロン酸豊胸の効果持続期間

ヒアルロン酸豊胸の効果持続期間

ヒアルロン酸豊胸の効果持続期間については個人差があり、使用するヒアルロン酸の種類や注入量、施術方法などによっても異なります。

短い場合だと、数ヶ月程度しか効果が持続できないケースもあるようです。とはいえ、長い場合でも2~3年と、ヒアルロン酸豊胸の効果持続期間は比較的短いのが実情です。

ヒアルロン酸豊胸の効果を長持ちさせるコツ

ヒアルロン酸豊胸でせっかく理想のバストになれたのに、短期間しか効果が続かないとがっかりしますよね。

できるだけ効果を長持ちさせるには、注入するヒアルロン酸にこだわることが大切です。

美容クリニックでヒアルロン酸豊胸に使用するヒアルロン酸の品質はさまざまなので、クリニックを選ぶ際は、どんなヒアルロン酸を使用しているか確認しておきましょう。

施術料金が極端に安いクリニックだと、粗悪な品質のヒアルロン酸を使用している可能性があります。複数のクリニックを比較して、高品質のヒアルロン酸を使用しているところを選ぶのがおすすめです。

また、定期的にヒアルロン酸注入を繰り返すことで、ヒアルロン酸豊胸の効果を長持ちさせることもできます。

3ヶ月おき、半年おきなど間隔を決めて、定期的に少量のヒアルロン酸を注入していくと、バストのサイズ・形状をキープできるでしょう。

効果維持にはほかの豊胸術を考えるのもあり

ヒアルロン酸豊胸の効果は短期間なので、効果を維持したいならヒアルロン酸を定期的に注入する必要があります。

しかし、同じ部位に何度もヒアルロン酸を注入すると、ヒアルロン酸の吸収速度が遅くなるため効果が長持ちしやすくなるものの、しこりができやすくなるともいわれています。

そのため、豊胸目的でヒアルロン酸注入を繰り返すのはおすすめできません。

長期間にわたって効果を維持したいなら、ほかの豊胸術を検討することができるでしょう。

ヒアルロン酸注入による豊胸手術の流れ

ヒアルロン酸豊胸の効果持続期間

ヒアルロン酸注入による豊胸手術は、どのような流れでおこなわれるのでしょうか?

クリニックによって多少は異なりますが、一般的な手術当日の流れをご紹介します。

バストにデザインする

バストのどの部分にヒアルロン酸を注入すると良いのか、マジックペンを使って医師がバストに注入する範囲をデザインしていきます。

麻酔後、ヒアルロン酸を注入

麻酔後に、デザインに沿ってヒアルロン酸を注入していきます。局所麻酔が一般的ですが、眠っている間に手術を受けたい場合は希望を伝えておくことができるでしょう。

帰宅

局所麻酔であれば手術が終わったら、すぐに帰宅できます。静脈麻酔であれば、リカバリー時間をおいてから帰宅となります。

ヒアルロン酸注入による豊胸のリスク

ヒアルロン酸注入による豊胸のリスク

ヒアルロン酸注入による豊胸にはリスクもあるため、施術を決める前に知っておきましょう。

しこりができることがある

バストに注入したヒアルロン酸を体が異物と認識してしまうと、そこにカプセルのような膜が作られ、しこりが形成されます。

できてしまったしこりは石灰化するおそれがあるため、マッサージをするなどの対策が必要です。場合によっては、注入したヒアルロン酸を除去する施術が必要となることもあります。

アレルギー反応が出ることがある

ヒアルロン酸は体内にもある成分なので、ヒアルロン酸そのものは安全に使えるものですが、含まれている添加物に対してアレルギー反応が出ることがあります。

稀なケースではあるものの、施術を決める前に留意しておきたい点です。

感染することもある

ヒアルロン酸豊胸で感染することはほぼないものの、ごく稀に施術中や施術後に細菌が体内に侵入することで炎症が生じることがあります。

ヒアルロン酸豊胸Q&A

ヒアルロン酸豊胸Q&A

ヒアルロン酸豊胸について、よくある質問と回答をまとめました。

ヒアルロン酸豊胸後は、痛みがありますか?

ヒアルロン酸豊胸はダウンタイムが少ない豊胸術です。とはいえ、痛みがまったくないわけではなく、個人差はあるものの一般的には軽い痛みが1週間程度続きます。

妊娠中でもヒアルロン酸豊胸はできますか?

基本的にヒアルロン酸豊胸は妊娠中でも問題なく受けることができる施術です。ただし、クリニックによっては妊娠中の豊胸術はおすすめしていないところもあります。

ヒアルロン酸を注入すると、バストはどんな形状になりますか?

ヒアルロン酸注入による豊胸は、希望に合わせたデザインにバストを整えられるのが特徴です。全体的にサイズアップしたい、お椀型のバストにしたい、谷間を作りたいなど希望に合わせたバスト作りができます。

誰にも知られずに、こっそり豊胸したいのですが……

ヒアルロン酸豊胸は、ダウンタイムも少なく、傷跡もほとんど目立たないので、周囲に知られることなくこっそり豊胸したい方にもおすすめです。また、違和感のない自然なバストに仕上がります。

まとめ

ヒアルロン酸注入は、ほかの豊胸術と比べてバレにくく、メスを入れずにバストの大きさや形状を変化できるのが魅力です。ただし、効果持続期間が短く、繰り返すとしこりができやすくなるといったデメリットもあります。

メリットとデメリット、リスクについてよく考えて施術を決めるようにおすすめします。

もう少し気楽に、安全にバストアップを目指したい方は、バストアップ専門サロン「Rococo(ロココ)」にご相談ください。

お客様の悩みに合わせて、しっかりとバストメイクをおこなうことで、お悩み解決のお手伝いをいたします。